
多田 香織
アツい!「松岡修造のテニスパーク」
2010年9月29日(水)
9月11日(土)、NHK千葉放送局と銚子市との共催で「松岡修造のテニスパーク」が銚子市体育館で行われ、私は司会進行を担当しました。
小さなお子さんから大人まで、幅広い世代のみなさんにテニスを楽しんでいただこうと行われたこのイベントには、450人が参加しました。
この日の銚子市の最高気温は30.0度。しかし真夏日の暑さよりも、格段に熱いのが松岡修造さんでした。
「これが出来なかったら、さっそく、帰ってもらうぞ。」
「何やってんだ!腰が入っていないぞ!」
会場では、「松岡修造語録」が炸裂(さくれつ)。
修造さんは、1階の参加者だけでなく、2階の観客の皆さんにまで突っ込みをいれて、これには、観客席も大喜び!体育館は、しばしば笑いに包まれていました。
身長も高く、声も大きい修造さん。その存在感は恐るべし!

会場の銚子市体育館
イベントでは、修造さんがテニスを指導する「クリニック」に始まり、1対1で修造さんと対戦できる「修造にチャレンジ」に、修造さんの「トークショー」、修造さんのグッズなどが当たる「抽選会」も行われ、とにかく、盛りだくさんな内容でした。

走って風船をラケットで運ぶ子ども達。

修造さんに挑戦したラッカ星人。
健闘をたたえていただき思わず笑顔(?)

修造グッズが当たる抽選会
修造さんの指導は、テニスの経験がある私も、初めて体験するものでした。例えば、ラケットを空中で一回転させてから球を打ったり、子どもたちに新聞紙をおなかにまいて落とさないように思いっきり走らせたり。そのどれにも、理論の裏づけがあり、子ども達でも楽しく熱中でき、それぞれに鋭い狙いがあると感じました。

私も「クリニック」に参加しました。
司会役の私としては、スケジュール通りできるだけ手際よく進めていきたいところ・・・ですが!修造さんの熱い指導は時間や進行にとらわれず、参加した人たちのハートに訴えかけてきます。
予定の時間は延びる一方・・・、これにはスタッフも焦る、焦る・・・。
でも、コートの中を走り回り、全力で指導する松岡修造さん。その姿に、テニスに対するひたむきな情熱を感じ、指導を受けた子ども達やテニス愛好者、お手伝いをした市のテニス協会の皆さん、観客の皆さん、そしてNHKのスタッフ、銚子市体育館にこの日集まった全ての人が修造さんの魅力に圧倒され、感動した一日でした。

この勢い、止められません!