日刊スポーツのニュースサイト、ニッカンスポーツ・コムです。


  1. 社会
  2. ニュース

社会のRSS

23時3分 監視盤に「0」「0」「0」

出力が「0」になったことを示す中央給電指令所の表示(代表撮影=共同)
出力が「0」になったことを示す中央給電指令所の表示(代表撮影=共同)

 札幌市にある北海道電力本店内の中央給電指令所には5日午後5時1分、泊原発運転室から「負荷(出力)降下開始」と連絡が入った。直後から、監視盤左上の泊3号機出力表示「890」メガワット(89万キロワット)が徐々に低下を始め、午後11時3分、ついに「0」に。既に停止している1、2号機と合わせ、監視盤に0が三つそろった。

 発電所と送電線の接続を示すランプが、接続の赤から切断の緑に変わり、指令員が定期検査中を示す青いマグネットを張り付けた。

 午後5時には伊達火力発電所が1号機の運転を開始。指令員3人は監視盤や手元のモニターを見ながら、各発電所との連絡や発電計画の作成、需給調整などに追われた。(共同)

 [2012年5月6日6時18分]







日刊スポーツの購読申し込みはこちら
釣り情報
釣果情報 再開しました。