2012年05月05日

大崎と野方と

/六厘舎大崎本店にてつけめん/味噌麺処花道@野方にて辛味噌ラーメンの麺少なめ/スーパームーン/

 今日は土曜日限定営業の六厘舎大崎本店に行ってみました。
 大崎駅に着いたのは8時半過ぎ、西口は驚くほど変わっていて、空に届くほどのビルも建っていました。

 整理券を事前に配布して店外待ちを無くす(減らす)作戦ですが、作戦開始当初は始発直後の5時から配布開始だったのでいったんは見送り、今日は朝の9時から配布開始と知り、そろそろ食べに行くかなと。
 別に1番じゃなくてもいいんだけどどんな感じなのかと様子見で15分前に行ってみると、もう10人以上並んでいるじゃないですか。
 店の日陰側に並んでいると近隣住民の車の通行の邪魔になってしまいました、私の邪魔した1人です、申し訳ありません。

 じっと待っていると(こんなに並んでいるのを知りながら)時間通りに整理券が配布されだしました。
 整理券を受け取る時に仮オーダー、最安値のつけ麺代(850円)を払っておき、後でトッピングや麺増し代を払う仕組み。
 たまたまファーストロットの12人目に滑り込み、整理券には11時に来るように印刷されていましたが、次の人は私の30分後に案内されていました。
 近場に二時間近くの時間をつぶす店はないので、大崎駅付近に戻るかと思いつつ、戸越銀座のマックで待機。

 指定された時間の10分前に戻ってくると、お店の隣の空き部屋にパイプ椅子が並べられていて、既に待っている人もいました。
 暖簾は出ないのかなぁ、帰り際に確認を忘れました。
 時間になると店員さんが来て番号を順番に読み上げて再オーダー、メニューは閉店前と同じでつけ麺と辛つけ麺のみ、中華そばは販売されていないようです。
 オーダーが終わると「もうしばらくお待ちください」と言われ、11時30分になったところで番号順に店内へ案内されます。

 整理券は引き取られないので、記念に持ち帰っていいみたいですね。
 奥から順番に座るように案内され、席に着いたら自身で水汲みして出来上がりを待ちます。
 30分近く前にオーダーを通していて早めに麺茹でしていますが、先頭の人でさえ座ってから10分程度待たされていました。

 つけめん850円、ここでつけ麺を食べるのは何年ぶりだろうか。
 開店当初はそんなに並びがきつくなかったので何度か来たんですけどね、名前が売れ出してからは無理でした。
 味は芸術の域に達していて、薄いとか濃いとか、多いとか少ないとか、熱いとか温いとか、そういう尺度で味わってはダメなつけ麺。

 六は六であって六以上でも以下でもない。
 スープ割りをお願いすると「濃かったら言ってください」と案内されましたがちょうど良く、一滴残らず飲み干してご馳走様でした。

 時間があるので、都内をぐるりと回ってみました。
 目黒から三田線で本蓮沼
 本蓮沼から三田線で春日、後楽園から丸ノ内線で茗荷谷
 茗荷谷から丸ノ内線で後楽園、春日から大江戸線で練馬
 練馬から大江戸線で西新宿五丁目
 西新宿五丁目から大江戸線で中井、落合から東西線で高田馬場
 高田馬場から東西線で日本橋、日本橋から浅草線で五反田
 五反田から東急池上線で蒲田

 途中、店先を通りかかったので、しばらくぶりに立ち寄ってみました。
 味噌麺処 花道@野方(中野区野方)、開店当初には何度か通いましたが随分と足が遠のいてしまいました。
 がらっと戸を開けると満席、おっと、と引き返して外で待つかと足を引くと「食券をどうぞ」と案内されたので「先に食券だけ買うスタイルか」と券売機に向かいました。

 店内は程よくクーラーが効いていて気持ちよく、さて、と振り向くと「こちら、ご相席でお願いします」と案内されました。
 カウンター6席に4人掛けテーブルが2卓、のテーブル席に案内されたので調理風景が見えにくいです。
 厨房では相変わらず垣原店主さんが中華鍋を振り、若い男性店員さんが2人、盛り付けやら配膳やらをサポートされていました。

 気温が高い中を結構歩いたのでお冷やをごくごくと2杯飲んでから一息付いて、店内を見渡すと大きなポスターがあちこちに貼ってありますね。
 出展したラーメンイベントのポスターや掲載されたラーメン本のコピーに混じってお店のカレンダーが貼ってあり、年末にはお得意さんに配るのでしょうか。

 随分と待って辛味噌ラーメン750円の麺少なめ、番長は復活しないのかなぁ。
 味噌という動物の骨があって、その骨から煮出したかのような一体感のある濃厚豚骨味噌スープにうっとり。
 とろみも含めて開店直後とは比べようもないほど美味しくなっていて、辛さが随分押さえられていたことも忘れてしまうほど。
 辛くなかったら卓上の唐辛子粉を入れようかとも思っていましたが、このままでいいやと。
 太目の縮れ麺もスープの進化についていてさらに美味しくなっています。

 トッピングは花道のラーメンの特徴である半生のシャキシャキもやし、店内の説明書きによれば埼玉県和光市の「やまともやし」を使っているとのこと。
 このもやしが実に美味しく、いつもならばスープに沈めて食べるところをそのままむしゃむしゃと食べました。
 少しだけニラも混ぜてあるみたいですね、次回は無料のもやし大盛りをお願いしなければ。
 分厚いチャーシューは食べ応え十分、ぶっといメンマも食べ応え十分、途中から刻みニンニクを加えて美味しく頂きました。
 ご馳走様でした、また、食べに来ます。

 何年かに一度のスーパームーン。
 今は事前に分かるけど、昔の人はびっくりしただろうなぁ。

posted by ふらわ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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