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強化ガラスの鍋ぶた 事故に注意を5月6日 10時54分
調理中に強化ガラス製の「鍋ぶた」が突然割れてけがをする事故が相次いでいることから、消費者庁は、使ってすぐに水につけないなど取り扱いに注意するよう呼びかけています。
強化ガラスは、中の様子がよく分かるため、鍋のふたなどに使われますが、急激な温度変化や表面のごく小さな傷が原因で細かく割れることがあります。
消費者庁によりますと、調理中の鍋で強化ガラス製のふたが割れて破片が飛び散る事故は、平成21年11月以降の2年余りで全国で39件報告され、このうち7件でけがをしたということです。いずれもけがの程度は軽かったものの、飛び散った破片がほおに当たるなど、大けがにつながりかねないケースもあったということです。
このため、消費者庁は、強化ガラス製の鍋ぶたは、使ってすぐに水につけない、コンロの炎で直接熱せられないよう鍋やフライパンの大きさに合ったものを使う、それに、細かい傷がつかないよう、洗うときにはみがき粉や金属製のたわしを使わないなど、取り扱いに注意するよう呼びかけています。
消費者庁では、「強化ガラスは鍋ぶただけでなく、食器にも使われているので、取り扱い説明書などを十分に読んだうえで使ってほしい」と話しています。
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