私の思い
一覧に戻る
平成23年 3月25日 震災との闘い
この震災直後、最も話題になったのが「巨大な津波を伴ったM9.0という、何千年に一度という我国未曽有のとてつもない地震によるものであること」についてである。
ところが今やこのことはすっかりなりをひそめ、人々(マスコミ)は犯人さがしにやっきになる。
ある設備が、それがどんなに重要な存在であろうと、いかなる天災の下であろうと一人孤高の存在を続けることはできない。
残念ながら安全もまたコストを考えねばならず、コストを抜きに安全を考えることはできない。
これは現在の設備等のあり方にコストの要素を加えても尚、改善の余地はないと言っているのではない。ある。
しかしそれでは大きな目標を見失う。
人の考えはうつろいやすい。特に、この厳しい状況の下では誰かのせいにしたい。しかし、そのことで現状は改善されるのだろうか。
皆んな、今はただ、助け合って共通の敵である震災と闘おうではないか!!