NHK沖縄県のニュース 沖縄放送局
飲酒運転で処分の公務員増加
ことし3月末までに、飲酒運転をしたとして、去年の同じ時期の4倍近い10人を超える公務員が、運転免許証の取り消しや停止の処分を受けたことが、県警察本部への取材で分かりました。
それによりますと、ことし3月末までに、飲酒運転をしたとして、11人の公務員が、県の公安委員会から運転免許証の取り消しや、90日以上の免許停止処分を受けました。
内訳を見ますと、国家公務員が5人、教職員が3人、市町村職員が2人、県職員が1人となっていて、去年の同じ時期に比べ4倍近く増えています。
公務員の飲酒運転をめぐっては、6年前に福岡市で、当時の市の職員が、幼いきょうだい3人が犠牲となる飲酒運転の事故を起こし、罰則の強化など、取り組みを求める声が強まりました。
沖縄県は、人身事故に占める飲酒運転の割合が全国で最も高く、3年前から「飲酒運転根絶条例」が施行されていますが、この条例の中でも、公務員は率先して根絶に取り組むことが定められています。警察は「公務員は飲酒運転撲滅に向け県民の模範となるような行動をしてほしい」と話しています。
05月05日 13時11分
沖縄県のニュース
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