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【原発ゼロ】消えた原子力の灯「活気づいた村に戻って」 見えぬ再稼働に期待 北海道泊村
2012.5.6 01:14
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一方、定検に立ち会う経済産業省原子力安全・保安院。午前10時、泊原発から約2キロ離れた保安検査官事務所では、高橋正裕所長が「地域住民の目線に立ち、安全を確認したい」と気を引き締めた。
午後5時、3号機の中央制御室で、出力の降下作業が始まった。約20人の北電社員や保安検査官らが作業を見守り、張り詰めた雰囲気が漂う中、水色の服を着た8人の運転員が手元のタッチパネルで制御棒を操作していく。
午後10時53分、発電機と送電線を切り離す作業(解列)を開始し、運転員は緊張した面持ちでモニターをみつめる。午後11時3分、大型表示板の出力の値がゼロを示すと、「泊3号機、解列(発電停止)しました」とのアナウンスが響き渡り、北電は「1日も早い発電再開を目指す」とのコメントを発表した。
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