NHK長野県のニュース　長野放送局

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北アルプス 遭難で７人死亡

北アルプスに登山に訪れた男女７人の登山客が遭難し、５日、７人全員が警察に救助されましたが、死亡が確認されました。
警察は、身元の確認を急ぐとともに、低体温症で死亡したとみて調べています。
このうち、白馬岳では、北九州市の医師や獣医師などで作る男性６人の登山グループが、４日夜、宿泊する予定の山荘に到着せずに連絡がとれなくなりました。
警察によりますと、登山グループは、いずれも北九州市に住む医師４人と獣医師などで、岡崎薫さん（７５）、政所良治さん（７８）、三島齋さん（７５）、井上義和さん（６６）、村井正和さん（６３）角田重雄さん（６３）の６人です。５日午前８時ごろ、白馬岳に向かう尾根で６人の登山者が倒れているのを別の登山者が発見し、警察がヘリコプターで６人を搬送しましたが、全員の死亡が確認されました。
警察は死亡した６人はこのグループとみて確認を急いでいます。
警察によりますと、６人は、Ｔシャツにジャンパーを羽織るなどいずれも軽装で、防寒着などは身につけていなかったということです。警察は、６人が低体温症で死亡したとみて調べています。
また、爺ヶ岳では、１人で登山をしていた大阪市の会社員、宗和住摩子さん（６２）から、４日夕方、携帯電話で山小屋に救助の要請があり、その後、連絡が取れなくなりました。
警察などが捜索した結果、５日午前７時ごろ、女性が爺ヶ岳の山頂付近で見つかり、女性は搬送されましたが、死亡が確認されました。警察は、宗和さんとみて身元の確認を急いでいます。

05月05日　18時46分

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