やっと金曜日、今週は長いようで短かった。
夜は飲みに行く気満々で朝は先月もらったサービス券を使うために再びゆで太郎神田駿河台下店。
こう毎日来ていると味に飽きそうな気もしますが、朝そばと朝食セットが選べるし、朝そばは暖かいつゆそばとざるそばが選べるし、朝定食はカレー、高菜ご飯、納豆が選べるし、お金をだせば天ぷらを乗せることも出来るし。
今日は朝定食の高菜ご飯三百四十円にかき揚げ天ぷら百二十円、玉子は温泉玉子、お蕎麦は「冷たい」のをお願いしてざるそばにしました。
かき揚げが丸々なのでどうやって食べるかと悩みましたが、とりあえず箸を入れてみると揚げたてだったのでサクッと割れました。
半分に割って少し蕎麦つゆを付けて食べてみるととても美味しい、続けてお蕎麦を手繰って食べます。
物を知らない頃は薬味と山葵をそば汁に溶かし込んでいましたが、今は別に楽しむようになりました。
生玉子の時は最後に残ってしまって困りましたが、温泉玉子も同じように最後に残ってしまって同じように蕎麦つゆに入れてツルッと食べました。
お蕎麦を食べ終わってから高菜ご飯、びっしりと敷き詰められた高菜がご飯にあってとっても美味しかったです。
ご馳走様でした。
仕事、結局早く終わらず。
さらに明日も出勤になってしまうし、周りに迷惑掛けっぱなし。
かなり追い込まれてしまったけど、どんなに窮地に立たされても「今からではもう遅い」ってことなんて無い。
頑張る。
さて、月が変わったので中本の本支店巡り、今月もスタートです。
先月はなんとか全店巡りを達成できましたけど今月は無理だろうなぁ、達成できなくても誰かに迷惑がかかるわけじゃないけど。
事務所を出たのが遅かったので久しぶりの新作が発売された吉祥寺店には行かれず、次候補として新宿に行くことにしました。
携帯電話で友達に仕事の愚痴をこぼしながら水道橋駅まで歩き、それでも総武線が三鷹まで行くなら吉祥寺もありかなと思ったけど、中野行きでした。
して、予定通りに蒙古タンメン中本新宿@西新宿七丁目、ミクシィの中本コミュでは「以前の新宿も週末は階段上まで並んだものですが。。。」とあったので空いているかと楽観視した私がバカでした。
金曜日だからか階段上まで並んでいるじゃないですか(金曜は『週末』ではないのか)、一人でしたので複数人客を飛ばして早く案内されましたが、それでも席に着くまで四十分もかかってしまいました。
中本の中では唯一、店内でSoftBankが圏外になってしまうので、並んでいる途中からボケッと店内の様子を眺めていました。
先ずはビール五百円、今夜は新宿で一人お疲れ様会、待たされたなぁ、というより新宿店が安泰で安心しました。
飲みに行きたかったけど、ビールで我慢、頑張るって自分で決めたから。
付け合わせには冷し塩モヤシ、ちゃんと小鉢で出されるのは新宿仕様ですね。
一杯も飲まないうちにすかさずとろろっと塩つけじゃ健!!八百五十円の麺大盛り六十円、サイドメニューには 単品麻婆豆腐120円。
今月の限定メニューとして始まりましたが、券売機上のボードには来月中旬まで販売するとあります。
半蒙古丼に使われるドンブリたっぷりのつけ汁、つけ汁は「塩」というほど塩っ辛くないのが個人的に残念ですが、今の世ではこのくらいがちょうどいいのでしょう。
発案者が発案者だけにもの凄い人気があり、周りを見渡すと何人も食べています。
なめこと大ぶりに刻まれた玉ねぎがたっぷり入っていて、豚バラ肉も沈んでいて、さらにオクラとおろしたての山芋がたっぷり、そのまま醤油を掛けて食べたいくらいです。
麺は柔らかめでお願いしたのでさらに美味しく仕上がっています、刻まれた三つ葉が散らされていて、カボスかけが添えられています。
スープを少し味わってから麺を手繰って浸して食べると、山芋のもちもち感、オクラの苦み、スープの塩味、となんとも表現しがたい味わいです。
旨いなぁ、今月はこのメニューだけでいいや、終日販売だからいつでも食べられるし。
頼んだことも忘れていた単品麻婆豆腐、今日はそのまま食べました。
いやはや旨かったご馳走様でした、若い店員さんも元気一杯で働いていたので、まだまだ新宿店は安泰ですね。
休日出勤ですけど、普段より一時間遅くて構わないので少しゆっくり起きようと思いつつも目覚ましのセットが同じ時間だったので同じ時間に起きてしまいました。
起きてみると意外と涼しい、窓の外を見ると愛犬と目が合ってしまいます。
三十分ほど散歩に連れ出して、自分の方も気持ちを切り替えました。
昨日に引き続きゆで太郎神田駿河台下店、今日は新御茶ノ水駅から歩いてみたけど、かなり歩かなければなりませんでした。
休日出勤してまでなぜにゆで太郎かと自問してしまいました、答えはありません。
今日は朝そば二百九十円の冷たいそば、玉子は今日も温泉玉子にしてみました。
朝そばはかき揚げが半身なのでそのまま蕎麦つゆに浸けられて食べやすい、今日は揚げてから少し時間が経っていました。
お蕎麦はいつものゆで太郎クオリティ、店内で打っているので七時開店にために何時から打っているのだろうか。
温泉玉子はお蕎麦を食べ終わってから残った蕎麦つゆに入れて味わいました。
玉子は好みで生、温泉、茹でと選べるけど、茹では自分で殻を剥かなければならないのでパス、生でも温泉でもざるそばの時は食べ方は同じだな。
ご馳走様でした、とっても美味しかったです。
仕事は予定していた夕方までに終わらず、各所にお伺いを立てて二時間延長、「時間が掛かっても自分でやる」スタイルから「限られた時間で他の人に仕事を振る」スタイルに切り替えないとならない。
慣れた頃にプロジェクトが終わりそう。
昨日より少し早く仕事が終わって、水道橋駅に着いたら昨日と違って三鷹行き、ほんのちょっぴりだけラーメンの神様が味方してくれました。
友達に「都合が合えばご一緒しませんか」と連絡すると、昼間に食べてしまったそうで。
ま、仕方ないなと、一人で向かった蒙古タンメン中本吉祥寺@吉祥寺(東京都武蔵野市)、土曜日の夜に来たのは初めてのような気がしますが、店内満席なんですね。
吉祥寺店は駅の繁華街のハズレにあるので「たまたま通りかかった」お客さんがフラッと入ることはなく、吉祥寺駅からまっすぐお店に向かってきます。
久しぶりの新作のポップが店先に貼り出されていたので写真を撮っていたら、後から着たお客さん数人に抜かれてしまいました。
前回の吉祥寺店の限定メニューは去年の十二月に販売された五目ヒヤミ、つまり、半年ぶりの限定メニューの販売になります。
今回の限定メニューの考案者は長張さん、夏に向けて「辛さよりも冷たさ」を狙ったメニューとのことですが、北極スープをベースとした特製ダレを掛ける量を調整することで辛さが大中小(いずれも同額)と選べます。
店内に入ると「いらっしゃいませ〜」と挨拶のシャワー、若い店員さんが多い中本であっても、吉祥寺店は特に若い店員さんが多いですね。
少し壁側の留まり木で待ってから、カウンター席中央に案内され、先ずはビール五百円、今夜は吉祥寺で一人お疲れ様。
付け合わせは辛しモヤシで、このモヤシがビールによく合いますね。
他のお客さんのメニューが次々と提供される中を少し遅れての提供、盛り付けなどに色々と手間がかかるメニューとのことです。
サラダラーメン八百円に吉祥セット百九十円、ドンブリはこのメニュー専用の濃い焦げ茶のドンブリ。
麺が見えないほどの敷き詰められたレタスの上にコーン、ツナ、トマト、サイドにスライスされたゆで玉子、中央に特製ダレたたっぷり、全体に青のりが振りかけられています。
レタスの下にはひんやりと冷やした特製スープ、麺は他メニューと共通のサッポロ製麺の太麺、食べてみると思ったほどに冷たい、思った以上に辛い。
夏になるといろんなラーメン屋さんで冷たいスープのラーメンが販売されますが、冷たくて美味しいラーメンばかりで、辛さを追求したメニューは見かけません。
辛くなかったら他で販売されている冷たいラーメンと同じでしたが、辛い(しかも激辛)ですのでこのメニューは中本でしか食べられません。
旨いですねぇ、あれこれガチャガチャとトッピングが多すぎる気がしますが、そこは中本、旨ければそれが全て、の姿勢は変わっていません。
食べ出してから店員さんから「麺大盛り(標準では一玉)と野菜大盛りができますよ」と案内されました、次回は両方大盛りでいってみますが。
ヒヤミを頼んで少し冷ましてから合わせても美味しいかも、と思いつつ、付いてきたレモン欠けを掛けてみて味変。
途中から一緒に頼んだネギ六十円をスープに浸して食べました。
こんな冷たくて辛くて美味しいラーメン、中本でしか食べられません、ご馳走様でした。
起きたら十時、いつもより五時間近く長く寝てしまった。
この時間からは暑くて愛犬の散歩には行かれない、恨めしそうに私を見上げても、道に出た途端に暑くて引き返すようになるだけだし。
とりあえずコーヒーでも入れて、のんびりと午前中を過ごしました。
土日はラーメンの繁盛店2011年版掲載店の未食店を優先的に巡る予定なのですが、残っているお店の殆どが横浜、川崎で。
横浜や川崎にクルマで食べに行くのはもの凄く抵抗感があって、かといって電車とバスで行くのはそれはそれで時間が掛かる気がしてしまいます。
まあ、ドアツードアで考えるとクルマなんですけどね、色々な電車に乗って色々な駅で降りたいという欲望もあって。
とりあえずは、相模原や藤沢の未食店にバイクで行くことにしました。
一軒目はキリン食堂@相模原市南区麻溝台、去年の今頃に町田から移転して来ました。
町田の前は上溝にあって、その頃の店主さんは相模原に独立後、町田に移転オープンして(かなり)頑張っています。
上溝時代は何度か食べていて、木々がうっそうと茂っていて夏は涼しく冬は暖かい通りに面していましたが、今回は座間から相模原に抜けていくバイパス沿いで辺りには三階建ての建物が見当たらないほど。
お店はコンビニの跡地を骨組みだけ残して店内改装した感じ、カウンターが四席ずつ区切られていて三つ、四人掛けテーブルが三卓、座敷は二十人くらいは座れそうな感じです。
ホール担当の女性店員さんが何人もいるので、店内に入るとすぐにカウンター席に案内されました。
すぐにお冷やが出され、先ずはメニューを見てみると醤油味と塩味、あとはつけ麺という構成で、スタンダードを食べなくてもいいだろうと美味しそうなメニューをオーダーしてお冷やを飲みました。
緑色でコップが綺麗だなぁと構えてつかんだらプラスチックでした。
そんなに待たされることなく激辛唐辛子ソバ七百五十円、スタンダードが六百五十円なので良心的な値段設定ですね。
スープは真っ黒という見た目とは裏腹にかなりまろやかな味わいで、鶏ガラや豚骨を丁寧に煮出しているのでしょう、旨いですねぇ、キリン食堂は健在ですね。
極細麺を手繰って食べてみるとサクサクとしていてとても美味しい、自家製麺とは思えないけど麺の管理をシッカリされているのでしょう。
トッピングはメンマ、モヤシ、豚バラ肉、そしてタイ産の生唐辛子が刻まれて乗せられています。
試しに唐辛子を食べてみるとめちゃくちゃ辛い、すぐにお冷やを飲んで、さらにお冷やを注いで飲んだけど、それでもヒリヒリする。
スープと一緒に唐辛子粉を熱したラーメンは沢山食べているけど、生の唐辛子ってこんなに辛かったっけ、それでも食べるけど。
麺を半分くらい食べたところで味変しようかとテーブルを見渡すと、紅生姜、おろしニンニク、唐辛子の酢漬け、胡椒もあってけど、コーレーグース(島唐辛子の泡盛漬け)があったので、試しに掛けてみたらさらに辛くなりました。
最後の一滴まで美味しく頂きました、ご馳走様でした。
食べ終わって、近場の未食店に行こうとラーメンデータベースアプリでラーメン屋を調べようとしたら、なぜか上手く表示されない。
よく分からないので、いったん削除してインストールし直そうと思ったらAPPストアに見つからない。
アプリの公式アカウントのツイッターを見てみると「不具合があったのでアップルに申請中」とのことで、数日間使えないみたい。
もう、削除しちゃったよ。
ラーメンの繁盛店2011年版の未食店の中でこの場所から一番近い店、ということで辻堂まで向かいました。
バイクでほぼまっすぐ南下すればいいのですが、途中でちょっと道を間違えてしまい、十分ほどロスしてしまいました。
辻堂駅南口には何軒もラーメン屋さんがあって、その中の尾壱家@藤沢市辻堂、神奈川のラーメンフリークであればその屋号を聞いただけでラーメンの味や値段が分かるようなお店なので詳細は省きます。
店内に入ってすぐ左手にある券売機で食券を買って店内奥へ、九席と四席のL字カウンターには先客四人、藤沢の人は本当にラーメンが好きですね。
案内された席に着いてから店員さんに食券を渡すと「お好みはありますか」と聞かれますが、「普通で」とお願いしました。
食券には「味 濃・普・薄」などと印刷されているので、好みを言われた場合は赤ボールペンで○印を付けるのでしょう。
店内に貼り出されていたポップによると、平日の昼営業は小ライス無料サービス、毎月第三土曜日は「おいちの日」としてラーメン(並)が五百円(通常は六百八十円)、まかないから商品化されたネギごはんが発売開始されたとのこと。
カウンター台に貼られた「美味しい食べ方」を読みながら、なるほどねぇとうなずいているとラーメンが出来上がってきました。
塩ラーメン六百八十円、醤油ラーメンは同額、味噌ラーメンは七百五十円、つけ麺は八百五十円となっています。
まあ、見るからに壱六家系、殆どがFC展開なので「系(系統)」はおかしいですね、家族や一族をもじって壱族(いちぞく)ではどうでしょうか、今、思いつきましたけど。
辛さ控えめの塩味にわずかにとろみのある豚骨スープ、鶏油もほどほどで万人受けを狙った味付けが万人受けしています。
真四角に近い断面のやや細めの麺は壱六家御用達の長多屋製麺、安心して食べられる味わい。
ややぱさついたチャーシュー、見るからに冷凍ほうれん草、白ネギ、そして大きな板海苔三枚。
これからラーメンを食べ歩いてみようと思っている人で、家系ラーメンを食べてみたことがない人は先ずは本家から食べるべきだとは思いますが、ブレが少ないし敷居が低い壱族で食べるのもいいかも知れません。
ご馳走様でした。
帰る途中で業務スーパーに立ち寄って買い物、そして続いてダイソーに立ち寄って明日からの出張の小物を買って、と。
夜は早く寝ましょう。
仕事なのに四時台起き、五時半前には家を出ていました。
こんなに早く出るのは始発で小田原駅に向かう時だけだったのに。
会社には七時半前に着いて仕事、仕事が遅いから早出までしなくちゃなりません。
朝ご飯は近場で買ったコロッケパンと明太子おにぎり、缶コーヒーも買ったな。
お昼も食べずに仕事、腹回りにたっぷりと蓄えがあるので一食二食抜いても問題ありません。
多くの人に頭を下げ、多くの人の叱られながら、それでも前に行かなければならないのはなぜだろう。
なんてことを考えているウチは、まだ余裕があるんですね。
十五時頃には出られるかなぁと思っていたら、全く見通しが甘く。
辺りが暗くなってやっと目処が立って、それでもまだ幾つか関所が残っていて、でも何とか乗り越えて。
新幹線に乗ったのは二十時近くなってから、実は新幹線で新大阪より西に行ったのは初めて、新神戸で乗り換えて西明石まで行ってしまいました。
こんな時間から西明石に行ってらラーメン屋どころじゃなくて飯を食うお店がないんじゃないの。
新幹線を降りて、タクシーで客先まで出向き、打ち合わせをして戻ってきたのは十二時過ぎ、ラーメン屋どころではなく飲み屋も一軒もやっていなくて、コンビニでチューハイを買うのが精一杯。
こんな出張もあるよね。
ホテルのモーニングサービスはバイキング形式。
洋食用としてスクランブルエッグ、茹でウィンナー、肉じゃが、キャベツの千切り、トースト、和食用として漬け物、焼き魚、味噌汁、納豆、ご飯、、飲み物はお冷や、ウーロン茶、オレンジジュース、アイスコーヒー、ホットコーヒー。
ゆっくり食べたけど十分くらいで食べ終わってしまった。
マシンルームに立て籠もっての仕事は何年ぶりになるんだろう。
お昼を食べに隣の棟の社員食堂に行った時、外の太陽が眩しくて目を開けていられなかった。
色々とトラブルがありつつもまだ明るい時間に作業終了、以前の私なら時間の許す限りは前倒しで作業するところですが、今回のプロジェクトではそういう手法は使えず。
外に出て駅へと歩くウチに足がかなり疲れていることに今更気が付き、ホテルのある西明石駅に着いた時にはぐったり。
少し駅のホームで休んでいたけど、三日月が見え出す頃には「頑張るか」と自信を奮い立たせて頑張ることにしました。
一軒目はななまる@兵庫県明石市、昨日の夜に訪問する予定でしたが一日遅れとなってしまいました。
大通りから見えにくい一本入った立地で、お店の近くになるまで「この先にお店があるんだろうか」とちょっと心配になりました。
アルミサッシのガラス戸をガラッと開けてはいると目の前にカウンター席、その先が厨房、いきなり厨房の店員さんと目が合う感じなんですね。
カウンターが四席、四人掛けテーブルが二卓、一人だったので空いていたカウンター席に座ろうとしたら壁にはんつさんの色紙が飾ってあったので「あっ、はんつさんの(サイン)だ、(ここまで)きたんだ」と口にしてしまい、店員さんに怪訝な顔をされてしまいました。
メニューはラーメンとつけめん、つけめんが八百三十円というのはこの地で高く感じられないのだろうか。
厨房には寡黙な店主さん、明るい女将さん、お二人のお母さんらしき年配の女性、明るい女将さんにオーダーするとすぐに「はい、おまちどおさまでした」と缶ビール三百三十円を出していただきました。
サッポロとキリンが選べるのでサッポロ、サッポロと言えば黒星ではなくスーバードライになりますね。
コップに注いでグビッと飲めば足の痛みが和らいだ様な気がします、今夜は西明石で一人お疲れ様会。
お客さんは一人帰ると一人入ってくる感じ、場所や営業時間的に考えて流しのお客さんは考えにくく、地元のお客さんが殆どでしょう。
壁の貼り紙を見ると「玉ねぎのみじん切り、紅生姜、おろしニンニク、無料トッピングしますのでお申し付け下さい」とあったので、玉ねぎをお願いしました。
しばらくしてらぁめん六百八十円の玉ねぎのみじん切り(無料サービス)、ふんわりと暖かみを感じる麺相です。
厚手のまあるいドンブリに濃厚豚骨スープと魚介の風味を合わせた鶏白湯スープが注がれ、レンゲで飲んでみると豚骨が出過ぎず、魚介はシッカリと下味を支え、美味しいですねぇ。
味見のつもりが二口、三口、飲んでしまいました。
麺は茹で時間一分程度の極細麺でスルスルとすすれる感じ、スープとよく絡んでとても食べやすく、少し量が少ないので先に麺が無くなってしまいそう。
いや、計算して麺を少なめに合わせているようで、替え麺(替え玉)が百三十円でメニューに用意されています。
トッピングは真ん丸の豚ロールチャーシュー、青ネギ、白髪ネギ、味玉半身に糸唐辛子、とあくまでもスープの添え物に感じます。
玉ねぎのみじん切りのシャキシャキ感がアクセントになっていていい感じです、つけ麺も食べたくなってきたなぁ。
この店のラーメンを食べるのをすっごく楽しみにしていたのに五分で食べ終わってしまってご馳走様でした。
お店を出て、大通りを北上、あんまり遠かったら行けないのですが、地図を見る限りでは五分ほどです。
友達に教えてもらった2国ラーメン、ここだという場所は居酒屋になっていてガッカリ。
とぼとぼと駅に向かって歩いているとラーメンと書かれた提灯が目に入ったので、躊躇せずに戸を空けました。
山神山人(さんじんさんじん)西明石店@兵庫県明石市、デザインよりもコストを重視した店構え、パウチのメニュー、メニュー構成、店員さんの接客、どこをどうみてもチェーン店。
地方に行ったらその地に受け入れられている味を知りたいので、その地に根ざしたチェーン店に行きたかったのでちょうど良かったです。
後で調べてみたら兵庫県一帯に十店舗ほど展開しているお店で、なぜかポツンと仙台にも出店されています。
カウンターが六席と三席、テーブル席は全て二人掛けで七組、簡単に移動する机椅子なので四人掛け、六人掛けが出来そう。
店内が良く見渡せるカウンター席に座り、お冷やの代わりに用意されたウーロン茶を飲みながらメニューを眺めてみるとスープは豚骨ダシ一種類で、スープの濃さで普通の(極細麺)とあっさりめ(中太麺)があるみたい。
駅に近いこともあってか、お客さんはポツリポツリと入っていて、後からもぽつりぽつりと入ってきていました。
しばらくしてとんこつらーめん六百八十円、偶然にも先ほどのお店と同額です。
スープを飲んでみると薄めの豚骨スープで軽めの(一風堂ではなくて)山頭火の味わい、さらにトッピングが多くて水っぽくなっている感じ。
兵庫県あたりの食生活はよく分かっていませんが、この位の濃さが受け入れられているのでしょうか。
極細麺は柔らかめの茹で加減ですので、ラーメン全体がゆったりめに感じられます。
トッピングは一口サイズのとろとろチャーシューが二枚、茹でモヤシ、全体に散らされた青ネギ、味噌ダレに白胡麻、よく混ぜて味噌ダレを溶かすとまるっきり違う味噌味に変身します。
とりあえず食べたという感じ、で、ご馳走様でした。
ホテルへ向かう途中で立ち飲みやが目に付いたので入ってみたかったけど満席。
ホテルのモーニングサービス、昨日と違うのはウィンナーがベーコンに変わっていて、肉じゃがの替わりにおでんでした。
この時期におでんというのもおかしいから、大根の煮付け、という呼び名があっているかも知れません。
八時過ぎにホテルをチェックアウトし、いったん客先に出向いてからとって返して新幹線に乗ります。
九時過ぎのこだまで新大阪まで、新大阪でのぞみに乗り換えて東京駅へ。
今までの私だったら先ず間違いなく品川で途中下車して渋谷か目黒に立ち寄っているところ、理由はハッキリしませんが今日はどこにも立ち寄らず御茶ノ水駅へ。
駅から神保町ビルまでの間に沢山のラーメン屋さんがあるけど、友達と電話で話していて全てスルー、お昼抜きだな。
出張帰りで有形無形に疲労が溜まっていて空腹を感じなくなっているけど、結局食べなければどこかでガス欠を起こしてしまう。
何とかどうしても今日やらなければならない分だけやって退社、すっかり遅くなってしまったけど、いつもの時間と言えばいつもの時間、遅いと言えば遅い。
代々木上原で急行小田原行きに乗り換えて。
町田で途中下車する時に限って、目の前の人が早めに降りたりする、座るかどうか悩みながら他のお客さんに席を譲ってしまった。
蒙古タンメン中本町田@町田市に着いてみると外待ち無し、ラッキー、と思って店先に近づくと店内待ちも無し、空き席が目立つほど。
明石への出張がなければ三日ほど前に来ていたはずだけどそんなこと言っても仕方ない、食券を買って店員さんに渡しつつ席に着きます。
空き席が目立つほどの店内は帰って好都合、鞄から明石で買ったお土産(おまんじゅう)を店内奥の黒木副店長さんに手渡しました。
今月の限定メニューは先月の継続で冷し味噌野菜と冷しラーメン、来月は開店一周年なので何かイベントがあることでしょう。
どうでもいいことだけど私は気になるから記しておくけど、本店と町田店だけが「冷し味噌野菜」、他の店舗(新宿とか目黒とか)では「冷し味噌やさい」と漢字とひらがなの違いがあります。
さてビール五百円、今夜は町田で一人お疲れ様会、ふう、疲れた。
こうして地方出張で帰ってきた時に立ち寄れるお店があることを自分の中でとても幸せに感じています。
幸せはたった一つということではないけれど、その一つに「ふらわさん、お帰りなさい」って声を掛けてくれるお店があります。
どちらかというとねぎらいの言葉を掛けてくれるラーメン屋さんを探していて、営業時間が長く、休みが無く、適当に都内に散らばっているラーメン屋さんを探していると、条件にピッタリのお店があって。
ちょうどその頃に中本の超常連さんと知り合う機会があり、ちょっと頑張ってみますかと通い出しました。
それが中本に通い出した理由の一つ、もう一つの理由はいずれまた。
しばらくすると黒木さん自ら運んできてくれた冷し味噌野菜九百五十円の麺少なめ、野菜大盛り六十円、最近では麺少なめばかりお願いしています。
何が違うのか分からないけど今日の冷し味噌野菜はかなり上出来、辛さも旨さも久しぶりにレッドゾーン、中本に通って良かったと思う瞬間です。
麺抜きでもいい位なのですが、それはそれでどうなのよと言うことになるので、思い出したように麺を手繰って食べます、柔らかめ指定を忘れてしまいました。
最後の一滴まで旨かったです、ご馳走様でした。
七月から節電対応でビルの解錠時間が朝の七時から朝の五時に早くなりました。
どのくらいの人が二時間早くなって助かるのか分からないけど、少なくとも私は始発で行ってもそんな時間に会社には着けません。
だけれども頑張ってみようと七時半前に到着して仕事、この時間から出勤すれば定時に上がっても一時間半残業したの同じことに理屈の上ではなります。
早く来たからと言って早く帰れないけど、それでも七時過ぎには上がりました。
半蔵門線の表参道で乗り換えないでもう一駅先の渋谷まで、地下鉄改札からは外に出ることなくお店まで行かれます。
蒙古タンメン中本渋谷@渋谷(渋谷区道玄坂)、地下鉄からは裏手から回るようになるので店先に回ると外待ち数人、渋谷店もすっかり市民権を得ましたね。
この場所の店に来るお客さんは「通りかかったので」はあり得ないわけで、中本をまっすぐに目指してきてくれるわけで。
宮本店長さんが店内や店外のお客さん対応をされていたので、ちょこちょこと話しをさせていただきました。
今月十八日は渋谷店の開店記念日、ちょうど海の日に当たっているのでそれなりにイベントをやれば結構盛り上がると思うけど、今のところは何をするか未定とのこと。
開店記念日に合わせたか合わせないか分からないけど、今月は(先月に引き続き)限定メニューが発売されています。
券売機を見ると限定メニューだけでなく、冷しラーメンが(見るからに)レギュラーメニュー化していますし、トッピングにコーンが追加されていました。
さて、食券を買ってカウンター席に着くとお気に入りの店員さんの姿が見えません、時計を見ると長針がちょうど真上を過ぎた辺りで、ちょうどの時間に上がってしまった様子。
まあ、仕方ないな、とビール五百円、今夜は渋谷で一人お疲れ様会。
色々なお店に色々な時間に行くようにしているのですが、渋谷に夜に来たのは久しぶりだなぁ。
ビールを二口ほど飲んだところで定食百七十円の麻婆大盛り六十円、元は茶碗に半分ほどの麻婆豆腐がすり切れ一杯になっていて単品麻婆豆腐と同じ量になります。
中本には二百円台のメニューが無く(唯一あるのがウーロン茶)、ラーメンが八百円だと「どうやって千円を超えるか(スタンプ二個もらうか)を悩むのですが、この組み合わせが有効な場合が多いですね。
もちろん、八百円のメニューであっても麺大盛りや野菜大盛りが出来ればヒヤミを組み合わせればいいのですが、最初の一杯目は「スタンダードの量」を確認しておきたいです。
盛り付けに時間が掛かるらしく、少し待たされてから冷し海鮮塩タンメン八百円、唐辛子は一切使われておらず、麺大盛りは出来ますが野菜大盛りは出来ません。
ネット情報を調べてみると「数量限定無し」とあちこちに書かれていますが、実際には数量限定発売、この日は夜でもたまたま食べられましたが、確実に食べるなら早い時間をオススメします。
トッピングされたエビ、イカ、鶏肉にはホタテなどで取ったダシを十分染みこませてあり、梅肉の効いたスープによく合います。
他のメニューと同じサッポロ製麺を使っているので「太麺の冷し中華」になっていて、これこそが中本でしか食べられない冷し中華ですね。
麺の上には紫蘇が敷かれ、その中央にミニトマトが乗せてあって、ちょっとしたアクセントになっています。
食べている途中で「こんばんわ〜〜」と声を掛けてくる女性がいて、何かと思ったらお気に入りの店員さんが私服に着替えて帰るところでした。
私が来ていることを店長さんが彼女に教えたみたいですね、嬉しいなぁ。
麺もスープも冷えているので実に食べやすく、スルッと食べてしまってご馳走様でした。
さて、いつもだったらたっぷりのスープか辛さでお腹いっぱいなのですが、今日は余裕があるので、念願の風龍.MAX渋谷店@渋谷(渋谷区道玄坂)(ホームページ)へ。
やっと都内十五軒全店制覇しました、どのくらいの人が全店で食べているのだろうか。
この渋谷店、博多天神から「変身」した当時は「博多風龍」でしたが、途中から「風龍.MAX」にリニューアルしています。
店先では「替え玉二玉まで無料〜〜」と大声で連呼して客寄せしていましたが、そんな客寄せとは関係なくお客さんが入っています。
いつからいつまでは分かりませんが、暑い間は販売されるだろう冷し辛つけ麺と冷しラーメン、いずれも五百円で販売されています。
店内に入ると奥に長いレイアウトで、左手の厨房前に四人掛けのカウンターが二つ、通りを挟んで右手にテーブル席が四人掛けと二人掛けが用意されています。
メインメニューの博多ラーメンは数分も待たされずに配膳されますが、冷しは麺が(博多ラーメンの麺に比べて)太いために茹で時間が掛かり、茹で上がってからも麺を流水で冷やしたり、盛り付けたりがあって少し待たされました。
つけ麺はまたどこかの店舗で食べることにして、今日は冷しラーメン五百円、この麺相で五百円は安すぎます。
トッピング類が博多ラーメンと同じなのが微妙、錦糸玉子がないから冷やし中華とは呼ばないんだな。
そのトッピングを避けて麺を食べてみるとかん水が多めの細い平打ちタイプ、酸味の効いた醤油スープに意外と合います。
バラロールチャーシュー、メンマ、青ネギ、全体に擦った白胡麻をちらして紅生姜が添えてあります。
辛子を箸で溶かし込んだのですが、殆ど辛さを感じることが出来ませんでした。
このメニューも麺もスープの冷たいので、サクッと食べてしまってご馳走様でした。
井の頭線で下北沢へ出て、帰宅。
今日も昨日に引き続き七時半前出勤、どこまで頑張れるか分からないけど頑張れるところまで頑張る。
すでに歩くだけで汗をかく陽気になってきて、そうやって仕事にかまけている間に紫陽花の季節も終わってしまったよ。
週末に出張にするので、その準備とか申請とか段取りとかバタバタ、席に座る間もない数時間、なんとか形が整った。
不慣れなので各所に迷惑を掛けっぱなしで、会社を出てから「あっ、あれ、忘れた」が幾つかあって。
ま、仕方ないと流せるほど楽天家ではないし、もう会社を辞めようかなと思い込むほど小心者でもない。
客先を出たのは九時近かったけど、とりあえずみんなの顔を見ておきたくて駿河台の坂道を登ってJR御茶ノ水駅を越えて丸ノ内線御茶ノ水駅から池袋を目指します。
ちなみに先頭車両がお店に一番近い出口に近いのですが、先頭車両には乗らないので主義なので二両目に乗ります。
蒙古タンメン中本池袋@池袋(豊島区西池袋)に着いたのは二十一時半過ぎ、外階段に六人ほど並んでいます。
ホント、この階段は狭いし雨の日は滑りやすいし、新店を開店するお金があるんだったら池袋店を移転して欲しいぞ。
しばらくして店内に入ると副店長さん、主任さん、バイトの子達、みんな元気そうにやっていて一安心。
今月は冷し味噌やさいを限定メニューとして販売していますが、券売機を見た感じでは既にレギュラーメニューのようになっていて、しれっと来月以降も販売していると思います(保証は出来ませんけど)。
冷し味噌やさいは冷し味噌ラーメンの冷し味噌スープで五目味噌タンメンの野菜を炒めるメニューですから、冷し味噌スープと北極スープの辛さ二倍、三倍サービスをしている池袋は他店の冷し味噌やさいとは違った味わいにすることが出来ます。
少しずつ列が進んで入口にほど近いカウンター席に案内され、先ずはビール五百円、今夜は池袋で一人お疲れ様会。
ビールをグビグビ飲んでいると副店長さんが近くに来て、しばしお喋り、一時、あちこちの店舗を放浪しましたが、しばらくは池袋にいるとのことです。
お気に入りの店員さんとも話しをしている中で、辛さ三倍の冷し味噌やさい九百五十円の野菜大盛り六十円、「なぜバイト?」な田澤さん作。
盛り付けの妙は新宿並みですね、食べてみるとザラリとした唐辛子含有量、三倍ってこんなに入っていたっけ、なんかいたずらされた気がするなぁ。
しかし辛さだけじゃないところが中本の凄いところで、しばらく野菜を食べて、麺を手繰って浸けて食べてみると旨いですねぇ。
野菜などの割合はあくまでも目分量なので調理人によって個性が出るのが楽しみで、今日のは豚バラ肉が殆ど無くてこれはこれで旨い。
いつもは麺少なめでお願いするのですが、今日は何も言わなかったので麺を多く感じるけど食べきれない量でないし。
ドロドロのスープは全部飲めなかったけど、とっても旨かったです、ご馳走様でした。
寝てしまうと起きられないので、溜まっている日記を書きながら徹夜だな。
久しぶりに小田急線下りの始発から三本目に乗って西へ、始発だと小田原駅始発に間に合わないのかと時刻表を丹念に調べると乗り換え時間が四分しかない。
四分もある、と考えてダッシュすれば間に合いそう、途中での乗り換えも何とかなりそうなので、次回はチャレンジしますか。
五時台の電車に乗るためには徹夜、二時間だけ寝るとか私は絶対に出来ないこと。
久しぶりの東海道本線、前回は東海道新幹線だったからな。
二時間で行けるところが五時間かかってしまうわけだけど、ま、それも一興ですね。
今日の乗り換えは熱海、浜松、豊橋で、豊橋駅には「立ち食い蕎麦屋兼ラーメン屋」ではない「ラーメン屋」があるのですが乗り換えが時間に余裕が無くて一度も立ち寄ったことがありません。
今日は少しくらい遅れても平気、しかも大きく『ブラックラーメン』とか『激辛ラーメン』とかのポップもあるので、店外に置かれた券売機に近寄ると全品売り切れランプが点いています。
設定が直っていないのかとよく見ると「モーニングセット」は売り切れランプが消えていて、もう一度壁のポップを見直すと「十時半まではモーニングサービス発売中!!」とあってコーヒー、トースト、ゆで玉子が三百円となっています。
ラーメン屋なんだから朝からラーメンを販売してください、お願いします。
友達と三河安城駅で待ち合わせ、いつも通りに改札を出たところに待っていてくれました。
お昼にハンバーグを食べに行こう、という友達を説き伏せてラーメン屋に向かいました。
朝ご飯を食べずにお昼ご飯に向かったのはつけ麺らいこう@愛知県刈谷市、近くのカレーうどんかいこく@刈谷市(2010年3月31日訪問)の二号店というかセカンドブランドというか。
お店に着いてみたら「CLOSE」の札がかかっていて愕然、愛知まで来て臨休とは、、、って、よく見たら開店時間より早く着いていました。
しばらく待って五分ほど早く店先に並ぶと「いらっしゃいませ、中へどうぞ」と案内され、右手奥の券売機に向かいます。
メニューはつけ麺とカレーつけ麺の二種類だけ(かと思ったら、端っこの方にまぜそばとラーメンのボタンもありました)、麺は普通の製麺以外に全粒粉も選べます。
麺量は並で230g、麺少なめ180g(50円引き)、麺の多め340g(100円増し)とあり、スープのお代わり百円が用意されています。
せっかくだから〆の雑炊も食べようかと友達と話していると「量が多いから、食べてみて食べられるようでしたら後から頼まれた方が」とやんわりと制されました。
お店のオススメに従ってつけ麺の食券だけを買い、お冷やが置かれているカウンター左端に席に案内されました。
後客がいなかったので真ん中の席で堂々と食べたいのになぁと座ってお冷やを飲んでいると、次々とお客さんが来て満席になりました。
東京、神奈川の繁盛しているラーメン屋さんは開店前から並ぶのが習慣化していますが、それ以外の地域では開店時間になってからお客さんが来て即満席、それ以降に行列することが多いですね。
なので、五分前に行けば十分なのですが、つい、勢い勇んで早めに来てしまったわけで。
十分弱で私がらいこうつけ麺七百五十円の全粒粉、友達がかいこくカレーつけ麺七百五十円、ほぼ同時に配膳されてきました。
グツグツと泡立っているつけ汁に目を奪われ、プルンと跳ね上がっている切り歯11番(約2.7mm)極太麺に驚きました。
つけ汁は「おまえもか」の濃厚魚介豚骨に見えますが野菜や肉などをドロドロになるまで長時間煮込んであり、絵の具のように麺に絡みつきますが後味すっきりのベジポタ系、素晴らしいです。
誰かこの店で修行して、東京、神奈川でラーメン屋を開業してくれないかなぁ。
麺は名古屋市を中心に尾張地方のラーメン屋で広く使われている林製麺(ホームページ)、極っ庵@安城市や麺の坊晴れる屋@大府市でも使われています。
つけ汁の香りに押され気味ですが小麦の香りもシッカリと感じられ、もぐもぐと食べられて並の麺量では食べきれない人が多いのではないかと思うほど(だから麺少なめが用意されていますね)。
カレーのルーにジャガイモやニンジンが入っていてもトッピングとは言わないように、つけ汁に分厚い豚肉煮込みとメンマが沈めてあり、いずれも柔らかいので濃厚スープ(つけ汁)に溶け込むようです。
つけ麺というより、ビーフシチューにラーメンの麺を浸けて食べている感じで、元がカレーうどん屋さんならでは発想なのでしょう。
友達の食べたカレーつけ麺はこってりしたカレースープに麺を浸けている感じ、麺は全粒粉タイプよりは細かったけどそれでもかなりの極太麺です。
麺の上にはざるそばよろしく刻み海苔が乗せてありましたが、あんまり意味がないような。
食べ終わってこのつけ汁を残したまま帰るわけにはいかないので、ランチタイムは無料サービスのライスをお願いしました。
わずかに残ったつけ汁であってもご飯に合わせると充分な量、一粒残らず、一滴残らず頂きました、ご馳走様でした。
ショッピングモールでブラブラしてからX−MEN ファーストクラス、原作は読んでいないけど映画は全て映画館で見てしまいました。
原作がマンガだけにそんなことは絶対にあり得ないことだらけのシーンの連続、ドキュメンタリーではなくエンターテイメントの真骨頂ですな。
サイコキネシスで拳銃を動かす位ならまだ理解できるけど、潜水艦を海底から砂浜まで運ぶかな、とか。
テレパシーで人の心を読むのはいいけど、読むだけではなく記憶を操作するのはどうなんだろう、それも大人数の中から一人だけ選んで。
ま、そんな細かいところはどうでも良くて、思いっきり楽しめました。
所々にスターウォーズのストーリーが見え隠れして、スターウォーズの影響力強さを感じさせますね。
夕飯に一献、前回訪問した時にスタンプカードをもらったので、いつお店に行くか分からないから常に持ち歩いていたのに、バックをホテルに置いてきてしまいました。
時間が早かったせいもあってか誰もお客さんがいません、私たちが来たことも気が付かないほどでした。
まずは生ビール、今夜はキリンの一番搾りで二人お疲れ様会。
頼んだお刺身はスズキ(伊勢産)とカンパチ(産地のメモ忘れ)、全てのお魚は産地(水揚げ地)が表記されていました。
都内の居酒屋では見たことがない身厚に切り分けられたスズキ、淡泊で美味しかったなぁ。
カンパチは大抵どこでも身厚に切り分けられているのでここでも身厚、スズキもそうだったけどレモンが添えられていたのが新鮮でした。
居酒屋で刺身を食べたのが久しぶりなので、最近ではレモンを添えるのがトレンドなのかも知れません。
ビールを飲み終わったので日本酒をお願いしたのですが、封切りなのは嬉しかったけど升の檜の香りが強かったのはちょっと。
好みだとは思うのですが、日本酒の提供に升を使う場合は十分に水を吸わせて檜の香りを飛ばしたほうが私は好みです。
最後にあいなめの煮付け(師崎産)、煮崩れしないように丁寧に煮付けてあってとても美味しかったです。
続けて駅に近い安城にこにこ餃子、以前は串焼きやさんが入っていた記憶があります。
店内レイアウトも同じ感じ、店員さんは覚えていませんが同じじゃないでしょうか。
席に着くと店員さんが「おかえりなさ〜い」とご挨拶、そうそう思い出した、あっちっちという居酒屋だったんだ。
またビールも何なのでハイボール、友達はウーロン茶、色々な餃子が用意されていたので色々と検討した結果、ひとくち餃子7個二百八十円と島唐辛子餃子6個三百九十円をお願いしました。
目の前のガラス戸越しの厨房で調理されていて、まあ、予想通りに餃子は冷凍、冷凍を使っても美味しいお店は美味しいし、その場で手作りでも美味しくないお店は美味しくないし。
と出来上がってきたひとくち餃子、かなり広めの羽根付きです。
食べてみると皮の冷凍が完全に解凍されていなくて硬い食感あり、単純に調理技術でしょうから練習しましょうよ、自分で食べてみましょうよ。
具は挽き肉と野菜で、屋号に餃子とあるけれど、メインは牛しゃぶやモツ鍋料理がメインなんでしょうね。
島唐辛子餃子はひとくち餃子に島唐辛子を入れただけな感じ、ピリッと辛さはくるけど。
レンコンチップ三百九十円を別に頼んでつまみながらクールダウン、食べ終わったので会計をお願いしたら「お茶か紅茶をお出しします」と言われ、紅茶を飲みながら会計を待ちました。
会計すると次回10%オフのサービス券をくれ、店を出ると女性店員さんがミッキーの手袋をして「握手させてください」と。
人によっては手袋越しでも嬉しいのかも知れません。
そのまま三河安城駅から大阪へ、明日は大阪のラーメン屋さんを回るので宿は大阪に取りました。
ホテルでモーニング。
新装開店した頃はガラガラでしたが、「正しいと信じて頑張る」姿勢が評価されたのか、最近ではネット予約もままならないほど混み合っています。
刈谷で特別快速に乗り換えて大垣まで、大垣から普通で米原へ、米原から特別快速で大阪まで。
関ヶ原はものすごくいい天気で、緑一面です。
大阪駅はいつ、どうやって、と不思議なほど一気に生まれ変わっていました。
以前の古めかしく味のあった大阪駅も良かったですが、今の現代的で効率的な駅構内も悪くありません。
目的のラーメン屋は2ビル、つまり大阪第二ビルの地下二階、以前に行ったことのある麺屋楼蘭(ろうらん)梅田店@梅田(大阪市北区)の真向かいに開店したシビれるカラさのラーメン屋さん、中本インスパイアと聞いてもの凄く期待してきたらシャッターが閉まっています。
あちこちのサイトを調べた限りでは十一時から二十二時までの通し営業とのことですが、調べ直してみると日祝は十一時から十五時までの営業、今はまだ十三時半。
営業時間(定休日)が変わっただけならもう一回来ればいいけど、そうでない理由ならば、、、ととりあえず電話してみるとシャッター越しに電話が鳴っているけど人の気配がしません。
思い出せないくらい長い時間、店先で呆然としていました。
お腹がマックスに減っていたので、すぐ近くの目に付いたカウンター寿司やに入ってみました。
大きな暖簾に書かれていたランチサービスの寿司十貫で五百円、東京ならば激安ですが大阪でも激安なのか普通なのか、は、分かりません。
暖簾を跳ね上げて「ランチセット、まだありますか」と声を掛けて「あります」「お願いします」と答えて座ろうとしたら、座る前にお寿司を0.1秒で握ってテーブルに置きました(つまりは作り置き、角板の上にお寿司が乗せてあります)。
さすがは大阪、恐れ入りました。
生ビールを頼んだら、カウンター台に用意された小札を台の上に上げておいてくださいと頼まれ、要するにこの小札で最後に勘定をするんだすね。
ビールを飲みながら近場の有名店をラーメンマップで探し、ミナミに行くことにしました。
西梅田からなんばへ、なんば駅に併設されているショッピングモールのなんばCITYの南端にあるなんばこめじるしの南端、神奈川の田舎モノにはミナミのショッピングモールは複雑すぎて三十分も迷ってしまいました。
龍旗信なんば店@大阪市浪速区、本店に行かなくちゃならないのに行かれないから支店から行くことに妥協しました。
メニューは塩味のみですので「塩味」とか「醤油味」とかの表記はありません、ラーメンとつけ麺がありますが、まぜそばとかあえそばはありません。
施設の構成上で仕方ないのかも知れませんが、入口から店内が見えないので食券を買っていったん店内に入って満席だと戻ってきて待ち席で待つという。
私の場合はたまたま一席空いていたので良かったですが。
カウンター席のみの店内で窓側が九席、奥に向かって二席とこぢんまりとしていて、それでも店員さんは厨房に二人とホールに一人でした。
暑かったので冷たいお冷やをゴクゴク飲んで出来上がりを待ちつつ卓上を見渡すと調味料が一切見当たりません、胡椒は習慣的に振りかける人が多いので、無ければないで普通に食べられるし、手間暇掛けて作ったスープの香りを楽しんでもらいたいという思い入れなのでしょう。
そんなに待たされることなく龍旗信ラーメン七百五十円、殆どのお客さんがラーメンでしたが、一人、二人、千二百円の夏季限定を食べている人がいました。
スープは甘く感じるほどダシが出ていて、説明によるとムール貝を使っているそうです。
塩も特にこだわっていて、その辺の「塩ラーメン」とは一線を画した味わい、さっぱりし過ぎていて特徴がないと感じる人もいるんじゃないでしょうか。
中細麺は真ん丸でとても美味しい、麺の美味しさがスープの美味しさを引き立て、スープの美味しさが麺の美味しさを引き立て、素晴らしいですね。
白髪ネギや豆苗が沢山盛り付けられていて、とろっとろに柔らかいチャーシューはスープに沈められていました。
揚げ葱の香りがいい感じでしたが、板海苔は味のバランスとしては要らないと思いますが見栄え的には必要なんですよね。
ご馳走様でした、ああ、本店に行きたい。
暑い中を御堂筋線のなんば駅まで戻り、梅田まで乗って、と。
大阪駅から神戸線で芦屋へ、駅を降りて地面に立ったところで誰とはなしにしばらく黙祷、十六年前に大地震があって多くの人が亡くなった地。
数分ほど南へ緩やかな坂を下って国道二号線に出て、少し東に戻ると楓林ラーメン芦屋店@兵庫県芦屋市、通し営業のお店を選んでみました。
なぜに芦屋駅だけ五軒も六軒もラーメン屋が集中しているのでしょうか、ラーメン好きな人が住んでいるのでしょうか。
店内は奥に長いカウンターのみで、奥に十三席、窓側に五席とゆったりとした感じ、厨房には男性店員さん二人に女性店員さん一人、この女性店員さんが「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」の笑顔がとっても可愛い。
チェーン店の店員さんは「別に時給が上がるわけじゃないし」な感じが多いのですが、やっぱりラーメンは美味しく食べたいですよね。
ランチセットが時間延長されて十七時まで販売されていて、まずはそのランチセットを勧めてくるのですが、やんわりと断って楓林ラーメン六百円をお願いしました。
チェーン店だからな、と思いっきりハードルを下げていましたが、とんでもない、神座インスパイア(って神座もチェーン店じゃないか)かと思うほど白菜たっぷりの白湯スープが美味しいです。
勢いよく中華鍋を振っていたものなぁ、茹で上がった麺を綺麗にといていたものなぁ。
細麺はスープに溶け込みそうなほど、白菜やチャーシューと一緒に美味しく食べました。
途中から生ニラをスープに浸して食べるとこれがまたいい感じ、だからといってたっぷり食べることは出来ませんけどね。
おろしニンニクや白胡麻も合ったのですが今日はパスしてご馳走様でした。
これからどうするか、芦屋駅ビルにあった「横濱家系ラーメン」のお店が気になりつつもマクドナルドJR芦屋店でアイスコーヒー。
一時間ほどのんびりしました。
色々な理由があって後一軒しか行かれない(一杯しか食べられない)、それじゃ、いきますか。
芦屋駅から明石駅に向かう途中で窓の向こうに釣り橋が見えます、その先に淡路島、初めて見ました。
淡路島には美味しいラーメンやさんがあるんだよな、行ってみたい、食べてみたい。
明石駅から山陽電車鉄道ってのに乗って一駅の西新町駅、駅改装中だったのでバラックでした。
まっすぐに国道二号線に出て、ゆっくりと西に歩きます。
誰がどう読んでも「国道二号線沿いのラーメン屋さん」のラーメン2国明石店@兵庫県明石市(ホームページ)、以前、この辺りに住んでいた友達によると「昔はかなり店舗数があったんだけど」とのこと。
現在は四店舗しか残っていないのですが比較的駅に近いのがここ明石店、まあ、ロードサイドのお店に駅から歩いて行くお客さんもいないでしょう。
ガラッと店内に入るとデコボコしたカウンター席のみ、五席、九席、十三席と竜の背中に席を作った感じで、テレビが真っ正面に見える席に座りました。
先ずは生ビール三百円、今夜は明石で一人お疲れ様会。
ビールを運んできてくれた店員さんに「友達に是非食べてきてくれ、って勧められたんですよ」と話しかけ、どうでもいいことを喋ってしまいました。
数分でしょうか、つい話し込んでしまい、慌てて席を立って壁に沢山並べてあったマンガの中から人間交差点を手にとって読み始めました。
一話を読んだところで丸皿に乗せられて運ばれてきたラーメン六百五十円、他にもすじラーメンとかニンニクラーメンとか魅力的なメニューがあったのですが、今日はスタンダードから。
獣臭たっぷりの豚骨醤油スープは神奈川では有名なラーメンショップそのもの、こちらの方がトッピングが豪華であり、このラーメンからは家系のラーメンは発想されないでしょう。
丸い中太麺もまずまず、茹でモヤシがたっぷりにチャーシューとすじ肉が乗せられています。
好き嫌いがハッキリする濃い味わいで現代風ではないなぁと勝手に評価していたら、「はい、これでもつまんでください」とチャーシューおつまみ三百五十円を出してくれました。
この店に初めて来て、次に来ることはまず考えられなくて、私がどういう人かも全く分からないのに、こうやってサービスしてしまうお店。
ラーメンのトッピングと同じでしたが、ラーメンを食べ終わってからビールのつまみにしました。
ご馳走様でした、会計でありがとうございましたと頭を下げてお店を出ました。
国道二号線を西明石駅まで歩くつもりでしたが、こんな広い国道をバスが走っていないわけがない、とバス停をさがしながら歩くと、すぐに見つかった。
一時間に二本のバスが後五分後にくる、西明石駅まで二百円でした。
ホテルのモーニングサービス、代わり映えしないモーニングだけど必要十分だと思います。
いつもご飯に味噌汁の組み合わせですがパンも用意されていて、食パンだけではなくロールパンが用意されていると食べる気になるんだけどな。
これもいつも通りにオレンジジュースをお代わりして、ご馳走様でした。
仕事はいったんは早めに終わるかと思いつつも、最後の最後でピクリとも動かない事態に陥り、数時間悩んだあげくに再起動したら何事もなかったように上手くいきました。
今までの現場なら、上手くいかなかったらとりあえず再起動していましたが、今の現場は理由もなく再起動したらダメなので、色々と難しい。
まあ、何の根拠も保証もなく「ネットに『再起動しろ』と書いてあったので」と再起動するのもどうかと思うけど、Windowsだからその辺は分かってもらいたいなぁ。
ホテルに戻ってきて、昨日見つけた餃子の王将西明石店@兵庫県明石市へ、餃子の王将は全国チェーン店ですがこの店は「暖簾分け(独立)」しているみたいで、餃子を食べている人はいますがラーメンを食べている人はおらず、皆、定食物を食べていました。
王将定食(酢豚、から揚げ、ライス、スープ)に始まり焼き肉定食、スタミナ定食、ビールセット、など千円以下で小食の人では食べきれないほどの量です。
カウンター十席、テーブル十二席程度の店内にはお客さんが半分くらいの入りで全員男性客、半分くらいのお客さんがビールを飲んでいました。
一人だったのでカウンター席に案内され、鞄を置きながらオーダーして席に着きます。
しばらくするとビール、ビールは瓶しかないとのことで、今夜は明石で一人お疲れ様会、今日も一日お疲れ様でした。
すぐにザンギ小二百六十二円(普通は五百四円)、並だとどのくらいの量か分からないのでどうしようかと思いつつオーダーすると「並と小がありますが」と聞かれたので、すかさず小をお願いしました。
小でも一口強のサイズの鶏むね肉が六個、食べてみると衣はしっとり仕上げ、肉はパサパサ仕様、東京や神奈川でこんな感じのザンギが出てきたら返品モノですが、この地ではこの食感、味わいが受け入れられているようです。
キャベツの千切りがたっぷりでザンギと交互に食べます、ビールのつまみにとってもいいですね。
続けて餃子の王将に来たなら食べなくちゃダメでしょう的な餃子二百十円、六個でこの値段、この大きさはさすがです。
薄手の皮でたっぷりのキャベツと挽き肉を包んでわずかに焦げ目が付くほどに焼き上げてあり、ハッキリ言って旨い、調理過程を見ていませんがオーダーが入ってから包んでいるのでしょうか。
焼き餃子はラー油と酢だけで食べたい私ですが、酢は用意されておらず、餃子のタレとして特製の酢醤油が用意されているのが残念と言えば残念。
さて、ラストはラーメン、と思ってメニューを見ると四百五十円から始まって五百八十円とかなり安い設定、さらに店員さんにオーダーしたら「汁物ですがよろしいですか」と確認されました。
目の前では勢いよく中華鍋を振っていて、一品、一品、心を込めて作っているんですね、だからこんなに流行っているんだ。
それほど待たされることなく五目そば五百二十五円、こんなに具だくさんで五百円台とは東京では考えられません。
エビ、イカ、豚バラ肉、玉ねぎ、白菜、ニンジン、と数多くの食材を溶き卵で全体をまとめ上げています。
スープは鶏ガラと野菜だしで生姜がかなり強く効いていて、細麺はすこし柔らか仕上げ、いや、スープが熱いので少し麺が伸びてしまったかも。
最後まで飽きることなく食べられてご馳走様でした。
レジで会計して外に出ると、まだまだむっとした陽気、今年の夏は暑くなるのでしょうか。
前回は全員で客先に立ち寄ってから東京に戻りましたが、今回は別行動、それじゃあということで早めに起きて早めに帰京することにしました。
最近では習慣になってしまって目覚ましが無くても六時台に起きられるのですが、それでも念のためとアラームをセットして寝ると、やっぱり六時台に起きられました。
七時台の早めの新幹線に乗る時間にチェックアウトするとホテルのモーニングが食べられないけど、モーニングを食べていたら東京着が一時間以上遅れてしまう。
早く帰京して、大好きなラーメンを早い時間に食べて、それから神保町の客先に向かいたい(どうせ仕事が終わるのは九時だろうから)。
新幹線は新大阪からほぼ満席でみんな朝早くから頑張っているんだなぁ、オレなんか頑張ってるウチに入らないな。
東京駅から山手線に乗り換えて御徒町(この時間はもう京浜東北線は快速になっている)、線路高架下のらーめん横丁へ。
蒙古タンメン中本御徒町@御徒町(台東区上野)が今月から毎日十時半開店になって、そんな時間にどのくらいお客さんがいるのか、と見に行きました。
十時十五分くらいだと通路が真っ暗でちょっと中には入りにくい雰囲気でしたが、二十分を過ぎるとライトが点いたので店先まで行ってみると「いらっしゃいませ、こんな時間に珍しいですね」と店長さんに声を掛けられました。
どうでもいい四方山話を少ししているウチに「お客様、どうぞ」と開店時間少し前に店内へ、店先にお客さんがいても準備が出来ていて定刻まで開けない店、準備が出来たら三十分でも一時間でも早く開ける店、準備が出来ずに三十分くらいは遅れることが良くある店。
券売機で食券を買うと右端のカウンター席に案内され、お冷やを飲みながら出来上がりを待ちます。
先ずは定食百七十円、麻婆豆腐の量は計量しているわけではなく、お玉で「ひとすくい」なので量がまちまち、今日は気持ち多めでした。
少し待って味噌卵麺八百五十円、バイトの大橋さん調理になります。
教科書に載っていそうな(そんなものは存在しませんが)基本形の盛り付け、スライス玉子は一玉丸々の時もあれば三切れくらいの時もあってその日の運勢が占えますね。
ちなみに今日は大吉です。
モヤシは辛さがほどほどでシャキシャキさもほどほどで良く火が通っています、豚バラ肉とスライスガーリックもほどほどで、調理も教科書に載っていそうな(そんなものは、、、以下同文)レシピ、美味しいですねぇ。
乳化していないスープは綺麗な赤銅色、そのまま飲んでも美味しいし、さっと酢を回しかけても美味しいです。
サッポロ製麺の中太麺がスープに良く馴染んでいてスルスルと食べられます。
麺を殆ど食べたところで定食、半分ほど食べたところでラーメンのスープを流し入れて残り半分を食べました。
ご馳走様でした、ああ、美味しかったです。
事務所まで歩こうとしたけど猛暑に断念、秋葉原経由で水道橋まで電車に乗り、日陰を選んで神保町ビルまで急ぎました。
途中でお気に入りのスーパーによってコーヒーと飴を買ったのですが、買った飴はニッキ飴で「いまどきニッキも珍しいですね」と店番をされている人生の先輩に話しかけたら、二言三言、話しをしてしまい、「じゃあ、十円、おまけしておくよ」と。
隣にどんな人が住んでいるか知らないと言われている大都会であっても、こういう心が心に触れるお店があるんですね。
仕事は八時で終了、もっと頑張るべきだという話しもあるけど、まだ火曜日じゃないですか。
今月は中本巡りが厳しくなるので(お昼に食べているけど)頑張ってもう一軒行こうかと思いつつ、白山通りの未食店にしてみました。
大熊製麺@水道橋(千代田区西神田)、距離的に神保町駅と水道橋駅の真ん中辺り。
既に開店して二年も経つ店先には大きく「つけ麺」とあり、「油そば」と続き、ラーメンも一応あるよ、的なラーメン屋さんです。
つけ麺は麺大盛りまで同額なのですが油そばは中盛り五十円増し、大盛り百円増し、ということは違う麺を使っているということでしょう。
店内は手前に四席、奥に十席とカウンターのみ、ポツポツとお客さんが入っていたので空いていた入口近くの席にしました。
ビールの食券を出したのに、二人店員さんがいるのに、洗い物をしたり麺を茹でたりして、忘れられてしまったのではと思うほど待たされて生ビール五百円。
今夜は神保町で一人お疲れ様会、ふう、まだまだ頑張らねば。
ビールを半分ほど飲んだところで「お待たせしました」とカウンター台越しに油そば五百円、カウンター台の説明書きには「良くかき混ぜて味見をしてからラー油や酢を合わせてみて」とあります。
湯切りが殆どされていない細麺ですので全体をかき混ぜるのがたやすいのですが、タレが普通のラーメンのベースになる濃さで、全体的にスープが殆ど無いラーメンというイメージ。
トッピングもラーメンと同じと思えるチャーシュー、メンマ、白ネギ、そして見栄えはともかくかき混ぜると箸にまとわりつくだけの刻み海苔。
半分くらい食べたところで調味料を加えようと卓上を見渡すとおろしニンニク、鰹粉末、油そば辛味噌、白胡麻、ラー油、酢、と揃っていて、「油そばだったらおろしニンニクじゃなくて刻みニンニクだよなぁ」とニンニクを加え、ラー油と酢を三周ほど回しかけてかき混ぜ直していただきました。
ご馳走様でした、次回があるとするならつけ麺だよな。
今日は神保町ビルに来て初めて一番に出社しました(正しくは違うけど)。
一番を狙っていたわけじゃないけど。
お昼はやきそば弁当二百九十八円、いつものスーパーで朝買っておいたお弁当です。
「明日こそはお弁当を作ろう」と思っているだけでちっとも出来ていなくて、ああ、こんなことだから仕事も出来ないんだなぁと。
水道水をペットボトルに入れて来るのは忘れないんだけど。
仕事が終わったのは九時近くで、まあ、お昼に焼きそばだけではお腹が空いてしまったのでラーメンでも食べてから帰りますか。
五月に神保町ビルへ来た時に初めて食べた昼飯が麺祥来@神保町(千代田区神田神保町)(ホームページ)、その時は武蔵家の流れかと思ったら、もう一つ上流の六角家の流れとは。
で、その家系(いえけい)で夏季限定の冷やしラーメンが始まっていたので、どれどれ食べてみるかと戸をくぐりました。
まだ閉店まで一時間以上ありますが卓上の調味料は一つのテーブルに集められていて、ビールやサワーをお代わりしての宴会客が一組だけ。
一人で伺ったのでカウンター席かと思ったらテーブル席を案内されました。
カウンターが六席、四人掛けテーブルが四卓、五人掛けが一卓と家系らしからぬ席の並びです。
先ずはビール五百円で今夜は神保町で一人お疲れ様会、神保町にはラーメン屋さんが沢山あって再訪しようと思っていても中々来られません。
食事がメインでとりあえずビールも置いてる飲食店でビールを頼むと付き出しが付くお店と付かないお店があって、無いなら無いであらかじめ分かっていればつまみを別に頼むのですが、この店ではメンマが数本、出されました。
メンマをつまみながらビールを飲んでラーメンの出来上がりを待ちます。
そんなに待たされることなく冷しめん七百五十円、店内に貼られた写真通りの麺相ですがここまでたっぷりには思っていませんでした。
「冷し」なので冷し中華だろうと思ってそのまま食べようとしたら「良くかき混ぜてください」と言われたのでかき混ぜましたが、麺もタレも冷たい感じがしません。
食べてみると麺もタレも暖かいので、冷しと言うより混ぜそば、タレは家系のそれではなく冷し中華用と思われる生姜味でなんか変な感じ。
チャーシューは二切れ、メンマと冷凍ほうれん草はラーメンのと同じ、モヤシはたっぷり、大きななるとと半身のゆで玉子、刻み海苔が乗せられていて山葵も付いていました。
何か作り方を間違えたんじゃないかと思うほどの出来映えで、混ぜそばと言われれば違和感はありませんが、これを「冷し」と言われてもなあ。
それでもラーメンに罪はないので全部食べてご馳走様でした。
このままではあれがなになのでもう一杯食べようかと思いつつもまっすぐに帰宅。
今日も七時過ぎには出勤したけど既に来ている人がいました。
みんな頑張っているんだなl、私はこの程度が精一杯でもうクタクタです。
お昼は大盛り焼きそば弁当二百九十八円、焼きそばで弁当もおかしいよな。
ちゃんとチェックはしていないけどそろそろ二百九十八円のお弁当はメニューコンプしてしまいそう。
正直、毎日同じ味なので飽きては来ているけど、コンビニでお弁当を買う気にはなれません。
昨日より三十分ほど早く仕事が終わったので、ちょっと遠くのお店に行かなければいけないのにすっかり忘れて町田へ向かってしまいました。
蒙古タンメン中本町田@町田市、今日は店内待ちなしですぐに座れました。
昼夜問わず、『ビールなんて飲んだらラーメンの味が分からないから』と飲まなかった頃もありまして、今でもその気持ちは変わらないのですが、お店によっては別に飲んでもいいジャン、な気持ち。
ということでビール五百円、付き出しは茹で上げたばかりの暖かいモヤシ、軽く醤油がかかっています。
モヤシをつまみにビールをグビグビ飲んで、今夜は町田で一人お疲れ様会、ふう。
すぐに座れたけど注文の具合で中々出来上がってこないラーメン、いつもだったらビールを半分くらい飲んだところで出来上がってきますが、今夜は飲み終わってしまい、お代わりしようかと思ったほどです。
さて、今夜も冷し味噌野菜九百五十円の麺少なめ麺柔らかめ、野菜大盛り六十円、せっかくなので仕込モノではなく都度調理モノを食べたいし、ラーメンではなくつけ麺がいいなとなると、このメニューになってしまいますね。
もうこのままレギュラーメニューにしてしまえばいいのに、北極やさいと同じように。
通常では麺1.5玉なので「少なめで」とお願いすれば麺1玉になり、スープが良く絡むように柔らかめの茹で時間でお願いしました。
私の中でこのメニューは野菜の冷し味噌スープ炒めを食べるメニューになっていて麺は無くてもいいくらい、そうはいっても麺がないわけにはいかないからな。
以前は「ちゃんと調理人の味付けを味わおう」と胡椒を掛けたり酢を入れたことなんて無かったのですが、とりあえず半分ほど食べたら酢を回しかけることにしています。
ここで生玉子があれば大好きなスーラータンメンが作れるんですけどね、極上の辛さのスーラータンメンが。
麺は浸けて食べるというか、ガサッとつけ汁に沈め、野菜を食べる時に一緒に食べる、みたいな。
お気に入りの店員さんと時々お喋りしながら綺麗に食べてしまいました。
ご馳走様でした、いやはや美味しかったです。
やっと金曜日、毎日遅くまで仕事して、それでも遅れを取り返せなくても土日に出勤するのはよほどの理由がなければなりません。
なんか色々とよく分からないけど、それが文化というものなのか。
最近、全然飲みに行っていないので今夜は絶対に飲みに行くぞ、と固い決心。
お昼はいつものスーパーで買ったチャーハン二百九十八円、お箸ではなくプラスチックのレンゲが付いてきます。
量が足りるとか足りないとかではなく、食べないより食べた方がいいという話し。
奇跡的に八時前に終われば新宿にでも飲みに行くかと思っていたけど、結局九時近くになってしまい、諦めることに。
地元に向かう小田急線の中でナンコツやに連絡すると、法事でお休み、残念。
ということで五郎兵衛、来る時間はいつもこんな時間なので全く気にしていなかったけど、改めて営業時間を確認すると閉店十五分前じゃないですか。
迷惑な客だなぁ、軽く飲んでおいとますることにするか。
先ずは生ビールで今夜は地元で一人お疲れ様会、ふう、久しぶりに飲み屋でビールを飲んだよ。
さてつまみは刺身、種類は特別にどうと言うことは無いけど一通り揃っているのでつぶ貝刺身六百円、メジマグロ五百八十円、生だこ六百円をお願いしました。
何品かまとめて頼むと一皿に盛り付けてくれるのが良い居酒屋と思っていた時期があって、何軒かのお気に入りでは盛り付けてくれたのですが、頼んだ数だけお皿が出され、さらに醤油皿も同数出てくるお店もありますね。
マグロのぶつ切りが一番のお気に入りですが本日は用意されていませんでした。
ビールを飲み終えて、焼酎にするか、サワーにするか、と考えながら日本酒を飲むことにしました。
銘柄がどうとかそういうことを言うお店ではないですから銘柄をメモしてくるのを忘れましたが、みるからに千曲錦ですね。
日本酒は二合徳利でお願いしたのですが、気が付いたらお代わりしているし。
初めは大将とポツリポツリとお喋りしていたんだけど、パートの女性店員さんともお喋りしだして、おっととっくに閉店時間を過ぎているじゃないですか。
ご馳走様でした、メジマグロの刺身が旨かったなぁ。
続けてスナックJJ、まあ、この地で飲んだ時には必ず立ち寄ることになっているスナック。
金曜日に立ち寄ることは珍しいのですが、まあ、たまにはいいでしょうと入ってみるとお客さん三人、と思ったら一人は店員さんでした。
この店に来ると大抵は記憶を無くすのですが、今日も無くしてしまいました。
キープしてあるボトルを飲み切って新しいボトルをキープ、霧島だか黒霧島だか、そんな感じでした。
お店を出てからは完全にデジカメ頼り、デジカメで写真を撮ることを習慣化していなかったらどこで何をやったのかは全く分かりません。
いわゆる念写、久しぶりにやってしまいました。
桂林@秦野市に行ったのは一時過ぎ、他にお客さんがいたかどうかは全く覚えていません。
先ずはビールを飲んだらしい、付き出しのキュウリを食べたのはおぼろげながら覚えています。
続けて餃子を食べたらしい、全く覚えていないけど写真を見た限りでは前回食べた時と同じ味のようです。
〆というかラストに五目ソバ八百五十円、スープに赤みがかかっているので辛さを多くしてもらったようです。
多分、駅まで歩いて行き、タクシーで帰ったと思う。
いつもそうしているから。
起きたら十時近くで外はかんかん照り。
愛犬は自宅の日陰側にある庭で遊んでいるので、私を見つけるなり散歩に連れて行けと騒ぎ立てるけど、こんな時間に陽が当たるアスファルトの道に出たら瞬間的にやけどをしてしまう。
かわいそうだけど仕方ありません。
今月の週末はかなりバタバタしてしまっていて、行かなくちゃならないお店に全然行かれていません。
出掛けるのがだいぶ遅れたけど出掛けなくちゃと駅までバイクで向かいます。
町田で途中下車する時に限って(相模大野止まりではなく)新宿行きだったりしますが、まま、途中で座れたので少しうたた寝してしまいました。
ど・みそ町田店@町田市に着いたのは一時近くで、カウンター席は半分ほど埋まっていました。
満席だったのは開店初日だけで、それ以降、何度か来るたびに「いつも空いている」というイメージ、こんなに美味しいのにな。
今日は店長さんと大柄な店員さんの二人体制でカクさんはお休みとのこと、今月から7時〜10時で朝ラーメンが販売開始したのですが、そもそも仕事を7時から始めるみたいな多忙に押し流されていて一度も来られていません。
仕事はほどほど、趣味もほどほど、人生適当がモットーなのに、なんでこんなに忙しいんだろうか。
今月の月替わりメニューは「冷たいつけ麺」とのこと、つけ麺ってあら熱を取った麺と熱々のつけ汁が基本だけど、「あつもり」と称して麺が熱かったりするメニューもあるので、麺もつけ汁も冷たいメニューがあってもおかしくはありません。
何人かのラーメンメニューのお客さんに追い越されて、「限定メニューは思いっきり手間を掛けるよなぁ」と十分ほど待って冷だれつけ麺八百五十円、綺麗な麺相です。
「ど・みそ」なのでどこかに味噌を使っているのですが、このメニューはフライパンで焼く豚バラ肉に味噌ダレが合わせてあります。
平打ちの太麺は氷水で締めてあって芯までヒエヒエ、つけ汁は「鶏白湯でもここまでやれる」という感じの味わいで同じようにヒエヒエ、日々同じ品質のスープを作ることは並大抵のことではないでしょう。
とろみたっぷりで麺にまとわりつく感じでとても美味しい、麺を食べ終わる時にはスープも無くなってしまうほど。
麺皿にはこのメニューで唯一温度を持っている豚バラ肉が添えられ、茹でほうれん草に白髪ねぎ、細切りキュウリ、なると、と一つ一つがとてもいい感じです。
つけ汁にも白髪ねぎが入っていて、半熟玉子が丸々一つ、板海苔、他のラーメンでも使われている木のレンゲが添えられています。
いやぁ、旨かった、あっという間に食べてしまってご馳走様でした。
食べ終わった後で店主さんとああだこうだとお話しをさせていただき、お店を後にしました。
来月は朝ラー、食べたいなぁ。
小田急線の定期がないんだったら、五反田に行くのに近くのJR町田駅から横浜経由というのもありだけど、私の場合は小田急線で。
行く行くって言っておきながら数ヶ月ぶりになってしまったORAGA NOODLES@五反田(品川区西五反田)、てっきり土曜日は通し営業かと思ったら十五時までで食べている時に時間を過ぎてしまいました。
店内に入ると店長さんではなくて若い店員さんが一人で切り盛りしていてびっくり、新橋で営業されていた頃も昼営業は他の人に任せていた時期があったので、今回もそうなのかも知れません。
店長さんの元気な顔を見たかったのですが仕方ありません、それでもビールを飲もうかと思ったら券売機に無し、そういえば震災の後でハートランドが入手しづらくなったって言っていたな。
寒い時期は販売していた肉まんは販売しておらず、ラーメン、つけ麺、あつもり、そして塩ラーメンの四種類にスッキリと整理されていました。
誰もお客さんがいない店内で、長いカウンター席の中央にどっかりと座ってお冷やを飲んでいると「スミマセン、今日は店長、休んでいるんです」と店員さんに声を掛けられました。
びっくりしたなぁ、私のことを覚えているんだ、一回か二回しか会ったことがないと思うけど、顔を覚えるって回数じゃないんだよね。
「お待たせしました」とあっさりホタテ塩らーめん七百円、新橋時代を含めて初めての新メニューです。
醤油味ラーメンのと同じスープでとろみを感じつつもあっさりとした口当たり、頭の中で醤油味を引いて塩味を足してみましたが、他にも引き算、足し算されているようです。
麺はしょっちゅう変えるので何とも言えませんが、今日は平打ちの太麺でちょうど良い茹で加減で旨いですねぇ、堪りませんねぇ。
スープの底には柚子皮を忍ばせてあるので、途中から味が変わっていって最後まで飽きずに食べられます。
トッピングはチャーシュー、メンマ、板海苔に刻み玉ねぎ、刻み玉ねぎの上には赤キャベツのスプラウトが盛り付けられていて、これがなんとも不思議な味わい。
貝割れ大根が乗せられたラーメンは何度も食べたことがあり、蕎麦の芽は一度だけ食べたことがあるけど、赤キャベツのは初めて、調理人のアイディアですね。
新橋時代には卓上に調味料は置かれておらず(店員さんに言えば出してくれた)、五反田に来ても置かれていなかったのですが、ついに置かれていました。
塩胡椒の類でなくカレー粉、残ったスープに入れて食べてみましたがこれはこれで美味しい、いきなり最初っから使ってみたい。
ご馳走様でした、お店の外で店員さんと少しお喋りさせていただき、お店を後にしました。
暑い中を移動したので、もう一杯、二杯、食べなくちゃな気分をすっかりそがれてしまい、そのまま帰宅しました。
軽く夕飯を食べて、遅くなった時間に「そろそろ行っておかないと」と気持ちに突き動かされてバイクを出しました。
大成軒@秦野市、去年に開店したのですが夜営業のみなので中々行かれませんでした。
やっとの思いで先週に来るも臨時休業でしたが、今日は真っ赤な提灯が店先に出されていました。
以前はほのかというラーメン屋さんで、その前はラオシャンだった場所、駅からちょっと離れているのが厳しいのでしょうか。
ガラッとアルミサッシを開けると左手奥に広めの厨房、厨房を囲むように奥へ六席、左手へ三席、ほのかの時は店内の小上がりに猫がいてびっくりしたけど、さすがにもういません。
そのかわり、店主さんの知り合いと思われる年配のご婦人が三名ほどテレビの音量より大きな声で談笑中、男性一人客はビール片手に餃子をつまんでいて、いきなりラーメンを頼んでいいのか戸惑います。
通常メニューはラーメンのみでおそらく醤油味一本、餃子にライスにビールに日本酒といったラインナップ。
壁には「本日、味噌ラーメンあります」と「たんたんめん」の短冊があったので、たんたんめんをオーダーしましたが、生粋の発音の悪さでワンタンメン七百五十円になってしまいました。
どうしてもタンタンメンが食べたかったわけではないのでワンタンメンでもいいや。
新福菜館インスパイアってネットの情報もありましたが、そう言われればそうかも知れないけど、どちらかと言えば八王子系、食べてみたらだいぶ違うので無理にカテゴライズしなくてもいいのでは。
かなり黒い醤油ベースのスープは丁寧に豚骨の旨さが煮出されていて甘めの醤油ダレとよく合っていて、スープだけなら小田原系と言っても言い過ぎではなさそうです。
ストレートの細麺はやや柔らかめの茹で加減でラーメンだけを食べに来るお客さん向けというより飲んだ後で食べに来るお客さんに合わせてあるのでしょう。
ドンブリの真ん中にたっぷりの刻みネギ、シャキシャキ感が伝わるほど大きめに刻んであります。
チャーシューは一枚、平たいメンマは数本、板海苔、なるとは端っこでした。
数本入っていたワンタンは棒餃子のような形で厚手の皮に少しの餡、スープには全く馴染まずに独立して味わえました。
全体的に悪くない印象だけど成長の可能性を感じないのでこれで完成形なのでしょうか。
ご馳走様でした、今度のお店は長く続くといいですね。
今日は早めに起きたけど、朝からカンカン照りで愛犬の散歩は無理。
もっと早起きしないといけないけど、中々起きられないのが困りものです。
天気がいいし、バイクもあるので、休みの日は行こうと決めていたラーメンの繁盛店2011年版の掲載店巡り、(2012年版が出る前に)年内全店制覇を狙っているのですが段々と厳しくなってきました。
二時間ほどバイクで走って横須賀市へ、途中までは前回走っているので覚えていて、横須賀市に入ってからアイフォーンのマップ機能でお店の場所を調べます。
後から日記を読み返して気が付いたのですが、去年もこの時期に横須賀の方にバイクで行っているんですね。
迷うことなく到着した一軒目は平松屋北久里浜店@横須賀市、開店直後で到着は自分が一番でしたが、店外の写真を撮っているウチに家族連れ、一人客に抜かれて六番目の入店。
券売機を見るとラーメンから始まって塩味、味噌味、あっさりタイプとつけ麺が揃っています。
厨房を囲むカウンターのみの店内は窓側が十一席、短い辺が二席と、席に座って店員さんに食券を渡すと「太麺と細麺が選べますが」と言われたので太麺にしました。
店内を見渡すと店先の通りを映し出すカメラの映像が目に止まりました。
路駐を推奨するわけではないでしょうけど、取り締まりがあったらすぐに分かるようになっていて、それってどうなんだろうか。
男性店員さん二人で息の合った調理をされていますが、お客さんは私を含めて六人、どのくらい待たされるのかなぁとお冷やを飲んで待っていたら、先ずは家族連れに提供を始めました。
と同時にもう一人の店員さんが「お待たせしました」とらーめん六百五十円、残りの一人にもすかさず提供されていて、六人分同時に作っていたんですね。
プラスチックのレンゲでスープを飲んでみるととろみを感じるほどのトンコツスープに柔らかめの醤油ダレ、煮出しに時間を掛けたと言うより煮出した後で時間をおいたという感じもします。
増田製麺の太麺というか平打ちの中細麺は固めの仕上がり、個人的には柔らかめが好きですが、スープとの相性を考えると固めがあっています。
チャーシューは小さめ、板海苔、半身の味玉、白ネギ、そして横須賀だからかワカメ、ワカメはこの豚骨スープにはどうなんだろう。
ご馳走様でした、鶴ヶ峰店も食べてみたいです。
さらに北上して次の店、調べてみると十分強なので十分慎重に走ったつもりですが、行き過ぎていました。
田島家@横須賀市、さっきの「平松屋」は「屋」だけど家系に近い味で、「田島家」は「家」だけど家系とは全く関係なくて支那そばやの流れを汲むお店です。
閉店した支那そばや@横須賀市若松町の支店とのことで支那そばやのラーメンも販売していますが、これがかなりややこしい。
というのは、田島家の醤油ラーメンは六百円で塩ラーメンは七百円、支那そばやの正油味は七百円で塩味らーめん七百円、口頭オーダーだと間違えない方が難しそうですから券売機を導入するか、「支那そばですか?」と確認された方がいいと思います。
それ以外にも冷し中華と冷しラーメンが販売されていて、食べている人のを見たらとても美味しそうでした。
「支那そばやの塩味」とオーダーすると「七百円になります」と前金制、それならなおさら食券制にした方がいいと思うけど、ビールを飲みながらのんびりされているお客さんは後会計だったようなそうじゃなかったような。
カウンターは九席、四人掛けのテーブルが四卓、店先に四人掛けテーブルが二つあって、支那そばや@横須賀市若松町と間違えそうなくらいそっくりな店内構成。
「サービスキムチ、お一人一皿でお願いします」の大皿がカウンター台に二つだけ置かれていたので、近くに座ったので一皿分を取り分けました。
辛さは抑えめで美味しいキムチでしたが、支那そばとは合わないので最後に食べて正解でした。
五分もしないうちに塩味らーめん七百円、暑い夏なので普通のラーメンを食べているのは私だけだったなぁ。
麺相もそうですが、スープを飲んでみると支那そばやの味ではあるけど薄めというか弱めというか口当たりが優しくて食べやすいです。
細麺はスープに合っているけどちょっと柔らかめで食べ応えが足りません、いえ、支那そばやと比べなければ十分美味しいのですが。
刻み玉ねぎはちょっと尖っていて、ほうれん草はちょっと崩れ気味、チャーシューは柔らかかったけど支那そばやのそれにはちょっと届かない感じ、メンマとクコの実もありました。
ご馳走様でした、冷しラーメンとか食べてみたかったけど、来年かなぁ。
順調に二杯食べて、さらに国道を北上して次のお店を目指しますが、なんと臨時休業でした。
ネットでの情報ですと「不定休」とのことなので、いつ休んでもいいわけだから「臨時」ではないんだけど、がっかり。
お店の反対側に刀削麺やさんがオープンしていて、さっと食べログを調べると口コミが十件もあったからさぞかし美味しいのだろうけど、とりあえず今日は諦めました。
真西に進む感じで鎌倉市に戻ってきて、前回、なぜか見つけられなかった海鳴(うなり)@鎌倉市へ。
お店の出身などはあちこちのサイトを見てもらうとして、鎌倉駅の至近距離にあることもあってか二時過ぎでもほぼ満席、何とか座れましたけど。
どうでもいいことですが、ガラス戸を開けて店内に入って手を離したら戸が閉まらない、慌てて手を伸ばして閉めたら店員さんに「ありがとうございます」と言われたので、閉まらないことを知っていてそのままってことですね。
カウンターは厨房に面して五席、壁に面して二席、四人掛けテーブルが二卓とラーメン屋にしては標準的な広さだけど、レストランとして考えるとテーブルの椅子を引かないと奥のカウンター席に行かれないのはどうなんでしょうか。
あんまり追加注文があるようなメニューには思えないけど口頭オーダーの後会計、メニューはラーメンとして醤油味、塩味、味噌味が揃っていて、つけ麺と絡めそば(油そば)も用意されていて、絡めそばは「冷えも出来ます」と貼り紙が壁に貼ってあります。
食べ歩き(バイクですが)としてはスタンダードメニューを食べるべきですが、もう一回来ることもないだろうと和風絡めそば柚子味七百円をお願いしました。
オーダーすると「冷たいのにしますか」と聞かれたのでお願いしましたが、麺を冷水で冷し、タレも冷やしたのに変更されるのですね。
「良くかき混ぜてから食べてください」と置かれ、思いっきりかき混ぜてから食べると麺もタレもヒエヒエでとても美味しい、冷えたタレって簡単に作れそうで難しいんだろうなぁ。
柚子は塩ダレからわずかに感じる程度ですが柚子胡椒が添えられているので時々箸ですくって食べると美味しいです。
チャーシューは食べやすいように小さく刻まれ、魚粉が香りを後押し、水菜は一緒にかき混ぜなかった方が良かったかな。
板海苔と半身の味玉もいい感じでした。
ご馳走様でした、もう少し涼しい時期に食べに来られたら味噌ラーメンを食べてみたいですね。
そのまままっすぐ帰るのもどうかと思って、茅ヶ崎辺りを走っている時にデニーズを見かけたので一休みすることにしました。
ドリンクバー目当てですがドリンクバーはなく、その代わりドリンクお代わり自由(種類の変更も可能)がありますのと説明されたのでそれにしました。
三百二十円でアイスコーヒー、アイスウーロン茶、沖縄アセロラサイダー、コーヒーを二杯も飲んでしまいました。
よっぽどもう一杯食べようと思ったけど、思っている以上に身体は動かない、とそのまま帰ることにしました。
富士山が綺麗だったなぁ、ちょうど夕陽だったのでバイクを停めてしばし見とれていました。
さて、今日は暑くならないうちに愛犬の散歩。
ペットのことを「愛犬」と表現すると「愛犬家」と思われるらしい、犬に限らず動物全般は全く好きではないですけど。
私が週に一度しか散歩に行かないと動物虐待になるらしい、家族は毎日散歩に連れ出しているらしいけど。
自分の日記に何を書いて何を書かないかは私の自由だから、読み手は書いていないことはあれこれ想像するしかないのですが、それにしてもなぁ。
バイクは長女が使っているので、駅まで歩きましたが駅に着いた途端に汗びっしょり。
今頃の時期から九月中旬くらいまではラーメンの食べ歩きが非常に辛い、お店に入ってしまえば冷房が効いているのだけど、お店に行くまでとお店の前で待つのが大変。
それでも月間の食杯数が減らないのは青春18きっぷで地方遠征するから。
十一時の開店目指してお店に向かったのですが、ちょっと出遅れて到着した蒙古タンメン中本渋谷@渋谷(渋谷区道玄坂)、店先には入店待ちの行列が出来ていますので開店前から並んでいたようです。
中本では(去年はありませんでしたが)「今年の冷し麺!」と称して夏季限定と思われる冷しメニューが二種類、16日から発売されました。
「スッキリさっぱり派 辛さおさえめ 冷し麻菜麺(まーさいめん)800円」と「すっきりガッツリ派 辛さおさえめ 冷し麻醤麺(まーじゃんめん)770円」、旨辛がウリなのになぜか辛さ抑えめのメニューです。
ここはひとつ、中本らしい誰にも真似の出来ないめちゃくちゃ辛いのに冷たいメニューを発売して欲しいぞ。
列が進んで店内に入ると券売機の上にお花が飾ってあって、中本渋谷店開店二周年、おめでとうございます。
今年は東日本大震災があったので開店祝いは自粛しているそうで、恒例の中本クジ引きイベントは無し、それでも渋谷店のファンの方は開店記念日を忘れずに、なんですね。
それじゃあ、と、便乗して「二周年、おめでとうございます」と店員さんに言葉を掛けながら食券を渡しました。
店内は八割ほどの入りで、次々とお客さんが入ってくるのはなんかとても嬉しいです。
先ずはビール五百円で開店おめでとうございます、昼間っから飲むビールは格別ですな。
付き出しは新宿店と同じ冷しモヤシ、このモヤシが旨いんですよね。
ビールを飲んでいたら倉井さんが「お店側からは何も出来ませんが」とチャーシューをお皿に盛ってきて「つまんでください」と、金額ではなく、気持ちが嬉しいですね。
つまみチャーシューをつまみながらビールを一本あけてしまい、それでもお代わりするのはどうかと思っていると、ラーメンが出来上がってきました。
冷し麻菜麺八百円に定食百七十円の麻婆大盛り六十円、渋谷店限定で中本風冷し中華を発売しているのに、それに重ねて全店発売の冷し中華メニュー。
上から見ると1/3が辛さ抑えめの辛子麻婆、1/3がレタス、残りを水菜と細切りキクラゲと細切りキュウリ、真ん中にプチトマト、半身のゆで玉子が添えられています。
タレは酸味を抑えた醤油ダレで麻婆豆腐と合わさるとなんとも言えない味わい、まあ、レタスとキクラゲを食べるメニューですね。
定食の麻婆豆腐は結構辛めで豆腐もたっぷり入っていてとても美味しかったです。
渋谷店は開店当初、閑古鳥が鳴いていて「大丈夫かなぁ」ととても心配したのですが、今はすっかり渋谷の名店に育ちました。
まあ、あんまり混んでいても困るのでこのくらいの混み具合がいいんだけど、そんなお客さんの都合は関係なく常時満席外待ちするお店になって欲しいです。
ご馳走様でした、また、食べにこよっと。
今月の中本未食店に行こうと思い、時間があるから亀戸かなぁと思いつつ、月曜日だから休みだと困るし、いや、祝日だから休みを明日にずらしているはず。
でも、ミクシィのコミュにも中本の公式ホームページにも一切書かれていないので、副都心線一本でいける本店にしました。
それにしてもなんでミクシィのコミュに書かれていないのだろう、亀戸店ファンにとっては「月曜日でも祝祭日なら営業する」は当たり前でも、亀戸ファン以外の人もコミュを読むだろうし。
氷川台に着いて地上に出たらむっとした暑さにやられてしまい、右手の目に入ったマックで一休みしてしまいました。
「アイスコーヒー」って頼むと「Sでよろしいですか」と聞かれることが殆どですが、今日は「Mでよろしいですか」と聞かれたので、はい、とお願いしました。
今月初めて来た蒙古タンメン中本本店@上板橋(板橋区桜川)、ランチタイムを少し過ぎた時間ですが、外待ち数人、「最近の本店は空いている」ってのはどの時間帯の話しだろう。
店先で十分ほど待ってから店内へ、店内はクーラーが効いているので無理矢理入ってくるお客さんが多く、店内待ちが立て込んでいます。
今月は限定メニューが三種類発売されるので、発売期間に合わせて三回は来なければならないのに、多分、一回しか来られません。
1日から10日までがつけ五目、11日から20日がつけ樺太、21日が31日が冷し味噌やさい、いずれも既発売のメニューで、いずれも食べています。
それでもいずれも都度調理メニューですから、調理人によって味や盛り付けに特徴がありますね。
今までは一人客だったら二人掛けテーブルに一人で案内されますが、今日は「相席でも構わないですか」と店員さんに聞かれました。
他の店で相席になるのは慣れているので全然構わないけど、中本で相席だとなんか違和感があるなぁ。
十分ほど待って先にプチ冷味丼百六十円、さらに五分ほど待ってつけ樺太八百五十円、今日の調理は長沢チーフです。
つけ樺太は樺太麻婆をつけ麺のスープにアレンジしてあるので、豚バラ肉とスライスガーリックと豆腐がたっぷり入っています。
五目味噌タンメン系のつけ汁は野菜で食べさせますが、つけ樺太のつけ汁はスープで食べさせ、中本最高のつけ汁に仕上がっています。
スライスされたゆで玉子が乗せられ、厚切りのねぎも掛けられていて、麺が無くても十分楽しめますが、麺があるとさらに旨いです。
つけ汁はかなりの粘度があるので麺を食べ終わる頃には無くなるかと思いきや樺太丼のドンブリに並々と注がれているので無くなる心配は要りません。
むしろ、余ったつけ汁をどうやって楽しむかが焦点、ご飯を合わせるのが王道ですが私は酢を回しかけてそのまま食べます。
プチ冷味丼はレンゲでさくさくっと食べてしまいました、辛さ極上でとても美味しいです。
相席だったお客さんは私より先に配膳された中華丼をぺろりと食べ、続けて出された冷し味噌ラーメンをサクッと食べて帰って行かれました。
私はご飯もスープも全部食べてご馳走様でした、いやはや、旨かったです。
帰りは明治神宮前で千代田線に乗り換えましたが、結構歩かされたなぁ。
今週中から来週に掛けての現地作業に向けて佳境に入ってきました。
すっかり慣れた五時台の電車で出勤、こんな時間でもシッカリと身支度を調えて化粧している女性もいて、一体何時に起きているんだよと尊敬してしまう。
しかし、今が夏で良かったよ。
冬だったら辺りは真っ暗だし、そもそも朝起きられないでしょう。
お昼はいつものスーパーで出勤時に買っておいたお弁当、今日はうどんにしてみた。
まあ、焼きうどんだけど意外と美味しかった。
夜の作業時間が区切られているから慌てて帰るけど、以前のように無制限だったら何人も泊まり込んでやるようになっていただろう。
自己管理が出来る人はそれでもいいけど、そうではない人は周りに流されて遠くまで流されてしまうだろうから、どっちがいいのか分からない。
代々木上原で目の前を通り過ぎていくロマンスカーを見送りながら。
雨降る朝に生まれて初めて平日の出勤時に、始発の次の急行に乗ってみた。
早く出社できればそれだけ早く仕事が出来るわけではないけれど、少しでも早く出れば何かいいことでもあるだろう。
何もいいことなくいつも通りの退社、笑っても泣いても過ぎていく一日には変わらないので、笑って過ごそうと思う。
今月はまだ訪問できていない蒙古タンメン中本高円寺@高円寺(杉並区高円寺南)、水道橋駅から向かうのは初めてかも知れないし、こんな遅い時間に訪問するも初めてかも知れません。
昨日、テレビで紹介されたのが影響しているのか、閉店まであと一時間程度であっても満席店内待ちありとはとても高円寺店とは思えません(失礼)。
店内に入ると浜口店長さんに「あら、こんな時間に、珍しい」と言われてしまい、実際一ヶ月に一度くらいでは毎回「珍しい」と言われてしまいますよね。
高円寺店では今月から新しいつけ麺メニューを販売開始しているので、そのメニューを食べに来たわけです。
しかし、ついに「極冷し(休日のみ)」「極北極(平日のみ)」が通常メニュー化したし、全ての冷しメニュー(他のラーメン屋で言うところのつけ麺)が太麺(浅草開化楼製麺の太麺)に変更できるようになって、どれを食べようか悩みますね。
とは言え初志貫徹、どうやって千円を超えるか(スタンプを二つにするか)を考えながら、ポチポチと券売機のボタンを押して食券を買いました。
少し待って空いたカウンター席に案内され、先ずはビール五百円を飲みながら今夜は高円寺で一人お疲れ様会。
お店が混んでいることと太麺なので茹で時間に十分前後かかることから、ラーメンが出てくる前にビールを飲み終わってしまいました。
さて、先に半冷し味噌(ヒヤミ)スープ百七十円、ネギ六十円、そしてサービス券でプチ麻婆丼が運ばれてきました。
サービス券は「次回からお使いになれます」ってやつで、もらったら出来るだけ早く使おうと思っているのですが、ついつい出し忘れて財布に数枚入っています。
そうこうしているウチに新メニューの冷しとんから麺七百五十円の麺大盛り六十円、辛さは普通、中辛、大辛から選べるので大辛をお願いしました。
大盛りにするとボリュームたっぷり、一緒に乗せられたメンマと茹でモヤシをいったん脇にどけてから麺を手繰ってつけ汁に浸けて食べます。
旨いですねえ、麺も旨ければつけ汁も旨い、つけ汁は中本特製の辛子味噌をベースにトンコツ出汁とベジポタスープの組み合わせで三位一体、素晴らしい。
つけ汁にはやや歯ごたえを残した大きめのチャーシューも沈めてあり、このつけ汁とこの麺でこの値段は安すぎます。
「万一」のことを考えてヒヤミスープを頼んでいましたが出る幕はありそうもありません。
途中からネギを入れてシャキシャキ感を重ねて食べ、麺が残り少なくなったところで麻婆丼を食べ、そのまま残ってしまったヒヤミスープは中華スープと同じようにそのまま飲みました。
いやぁ、旨かった旨かった、ご馳走様でした。
高円寺から帰る場合、吉祥寺経由で下北沢に出ても新宿経由で小田急線に乗っても同じ三百円かかるので、新宿に出ました。
新宿に出るとついロマンスカーが目に入り、ロマンスカーが目に入るとつい乗ってしまい。
パソコンを持ち歩かなくなったので車内で日記を書くわけにはいかずに睡眠時間に当てました。
さて、明日は群馬に出張、だ。
今日は徹夜でサーバ作業になるので、午後か夕方から出社が基本なのだけど、何となく定時に出社してしまう私。
出社したらしたでやることがあるので、バタバタと歩き回ってしまうのですが、それでも今日はお昼のお弁当を買いませんでした。
お昼のチャイムと共にダッシュで事務所を出て神田へ、ダッシュで事務所を出なくても往復徒歩時間と食事時間を合わせても十分間に合うのですが、何があるか分からないので。
向かったのはらーめん莉心@神田(千代田区内神田)、莉心(りしん)@下北沢(世田谷区北沢)が移転してのオープンとのこと。
「下北沢の人気店が」との触れ込みですが、あちこちの評価を見るとお金を出すお客さんは正直、ってとこですね。
下北沢の時は居酒屋風の店内と居酒屋並みのメニューの多さでその中からお気に入りを見つけるのは不可能と思いました。
神田に移転して来て塩、味噌、醤油、つけ麺、担々麺、アルコールにつまみと前回よりは減りましたが、普通のラーメン屋にしては種類が多いですね。
さらにランチメニューがあって、ライス無料サービスがあって、色々なお客さんに対応できますね。
店内はJ字カウンターのみで、長い辺が六席、短い方が三席、正面が三席に半分程度のお客さんが入っているので、調理から会計まで一人で回すのはちょっと辛そうです。
少し待って担々麺八百円、たまたま次のお客さんと同じメニューで、二人分同時に出てきました。
担々麺って青梗菜が乗っていて、辛くて酸っぱいスープで、練り胡麻たっぷりで、とはかなりかけ離れた麺相で、担々麺の定義も随分と広いなぁという感想。
魚粉でざらついた醤油味スープにチャーシュー(担々麺にチャーシューは珍しい、一般的には挽き肉)、メンマ、青ネギと白ネギが沈められています。
麺は中太の縮れ麺ですが食感がちょっと固めてスープに合いません。
オーダー時には聞かれませんでしたが、壁に書かれていたのでライス無料サービスをお願いしました、大中小のいずれも無料とのこと。
中をお願いし、麺を食べ終わったスープにご飯を投入しておじやにしていただきました、ご馳走様でした。
最終チェックして事務所を出て一路北へ、北千住からりょうもうに乗ってさらに北へ。
りょうもうに乗ったのは十年ぶりかな、同じ群馬の現場に行った時だな。
現場のセキュリティは十年前とは全く違っていて、色々と面倒くさくなっていたけど、これも時代の流れですね。
七時頃までかかる予定の徹夜作業は三時過ぎに終わりました。
まあ、終わったからといって帰れる場所ではないので、控え室で一休みして始発電車が動くまで待ちます。
タクシーを呼んで駅まで送ってもらって、皆は家路を急ぐところを私は北へ。
徹夜明け、途中で三十分休憩が二回、まあ、なんとかやりきった。
この歳になれば管理職になってデスクワークが本来の姿だけど、それを私も会社も望まないので一生現場で頑張りたい。
若いリーダーに使われることになるのは当たり前のこと、本社側からイヤミを言われるのは想定済み、それもこれも含めて「現場で頑張る」ということだ。
館林から太田へ、太田から新伊勢崎へ、駅に到着した時にはまだ七時前でラーメン屋がどうのこうのという以前に街が起きていません。
都会ならマックなどのコーヒーショップ、カラオケ、などなど何とでもなるのですが、このあたりで頼りになるのはインターネットカフェ(以前は漫画喫茶と呼んだのに)くらい。
時間があるので一駅、二駅、違ってもいいけど、探してみると目的とするラーメン屋さんと駅との中間にインターネットカフェを見つけました。
駅から十五分歩いて到着、初回登録料三百五十円、一時間三百六十円(十分刻み)、三時間で九百円に割り引かれるので、千四百円ほど払っての休憩。
コーヒー飲んで、マンガ読んで、溜まっていた日記をアップして、と。
先ずは食べログのラーメンジャンルで群馬県第三位のとんこつ屋秀虎@群馬県伊勢崎、新伊勢崎駅から徒歩三十分なのでインターネットカフェからは徒歩十五分です。
もし並んでいると、と不安になって早めにお店に行くのですが、先ず間違いなく開店待ちしているお客さんさんはいません。
十五分ほど店先で待っていましたが全く開店する雰囲気がないので、変だなぁと思ったら開店時間を間違えていて、もう三十分待ちました。
定刻より少し早く開店して店内へ、ラーメン屋と言うより小料理屋といった雰囲気の店内は厨房に面したカウンターが八席、小上がりが六席ずつで三卓、一番手前の小上がりでは店主さんのお子さんが一人トランプで遊んでいました。
カラーグラスで飲むお冷やは格別、お冷やの味が変わるというか、少しでも美味しく飲んでもらいたいというお店の気持ちが嬉しいですね。
メニューを見てみると豚骨スープのみで、味噌、魚介、味噌魚介、トマト辛味と揃っていて、変わったところでは串ホルモンというのがありました。
ラーメンが出来上がるのを待っていると、自家製麺用の小麦を業者が運び込んできた後でお客さんがポツリポツリと入ってきました。
お待たせしましたとカウンター台越しに秀虎とま辛豚骨七百八十円、麺が見えないほど豪華な盛り付けですね。
レンゲでスープを飲んでみると味わったことがないきめ細かい豚骨スープ、滑らかに喉を通る時にトマト風味とわずかに辛み、旨いなぁ、いきなりレンゲが止まらないラーメンかよ。
二口、三口とすくって飲んでから、麺、極細麺は程よい茹で加減でスルリと食べられてこれも旨い、固めの茹で加減でも食べてみたい感じです。
旨い豚骨スープに負けない旨いチャーシュー、バラ巻きではあるけど周りを香ばしく焼いてあって厚みも十分、早く来て待った甲斐がありました。
半身のゆで玉子、刻み青ネギ、糸唐辛子、板海苔、と、チーズがぱらっと乗せられていて旨い豚骨スープがさらに味わい深くなっています。
スルッと食べてしまってご馳走様でした、一軒目でなければライスか替え玉をお願いしているところでした。
お店を出て急いで駅に戻ります。
次の電車が三十分後で駅まで歩いて三十分、間に合うか間に合わないかは途中の信号次第かも。
最後は小走りしたのですが間に合わず、次は一時間後、地方行脚には良くある話しでこんなことで落ち込んだりしません。
ここで役に立つのがラーメンデータベースアプリ、サラッと探すと徒歩五分圏内に高評価のお店発見、素晴らしいです。
燵家製麺(たつやせいめん)@群馬県伊勢崎市、店内は街の中華屋さんで赤いテーブルとパイプ椅子が似合う感じですが、カウンターの五席はハイチェアー、小さい二人掛けテーブルが二卓、四人掛けが一卓、店内の半分くらいにしか席がありません。
メニューは塩味と醤油味で各々ラーメンとつけ麺の四種類、スタンダードメニュー以外の限定メニューが壁に貼り出されていて、夏季限定メニューもありました。
近くの若いご夫婦がテーブル席でつまみチャーシューでビールを飲んでいて、お代わりもしていて、なんとも羨ましい。
カウンター席の端っこで出来上がりを待ちます、大きな寸胴で茹で湯を煮立てていますが二人分ずつしか茹で上げないんですね。
「お待たせしました」とカウンター台越しに燵担麺(たったんめん)七百五十円、夏季期間のみ発売の一日十食限定メニューです。
いわゆる冷し担々麺、店主さんに言われたとおり良くかき混ぜて食べてみると挽き肉の旨さたっぷりの中で酸味強め、辛みまずます、麺もたれもよく冷えていて旨いです。
細麺が実にいい感じ、挽き肉はもっといい感じ、ちょっと白ネギが多い気がしますが細切りキュウリはほどほど、糸唐辛子は味的にも彩り的にも要らないかも。
一気に食べきってしまってご馳走様でした、お会計の時に(一風堂店主の)河原さんとのツーショット写真が写真立てに飾ってあったので声を掛けてみると、一風堂とは関係ないとのこと。
新伊勢崎駅から伊勢崎に出て、両毛線、信越本線を経て北高崎へ。
北高崎駅から少し北に歩いてから真東に歩いて行くと大通りに出て、その大通りの反対側に食べログのラーメンジャンルで群馬県第一位の店。
ですが、なにか感じが変です。
そう、シャッターが閉まっているのです、今まさに閉まっているところ。
通りを渡って店先に行ってみると「スープ切れ終了」の立て札、昼営業終了までまだ一時間もあるのに、がっかり。
すぐにiPhoneで次の店を探しますが、こんな時間では昼営業終了のお店ばかり、で、徒歩十五分(一キロ)の場所に十五時までの営業店発見。
ギリギリ間に合うか、間に合わないか、行ってみないで諦める必要なんてありません。
iPhoneのマップに従って早足でお店に向かってみると、営業終了五分前に到着、念のため店員さんに確認すると「大丈夫ですよ」とのこと、捨てる神あれば拾う神あり。
と、営業終了時間を過ぎても「まだ、大丈夫ですか」と入ってくるお客さん数人、そういうお店なんですね。
だるま大使2号店@群馬県高崎市、高崎の有名な豚骨ラーメンのお店で、本店はクルマがないととても行かれない場所にあります。
厨房を囲むハイチェアーが七席と三席、元はバーか何かだったみたいで壁掛けテレビもありますね。
メニューはスタンダードの豚骨スープと「パートV」と銘打った魚介醤油スープの二種類、両方食べてみたいけどお腹に余裕がありません。
ということでスタンダードメニューのだるまラーメン七百円、「愛想のない店ですが一杯のラーメンに魂を込めて作っています」の言葉に偽りはなさそうです。
トロリとした本格豚骨スープ、田中商店のスープとも、だるまのと、英のとも違う味わい、旨いですねぇ、二口、三口と飲んでしまいます。
極細麺はやや固めに茹で上げられていて、スープの旨さに負けない旨さ、さすがは本場博多から直送しているだけのことはあります。
スープと麺の旨さだけで充分だと思うのですが、さらにさらに、大ぶりのトロ肉チャーシュー、半身のゆで玉子、たっぷりの細切りキクラゲ、そして細切れの万能ネギ。
どれもがスープの旨さを後押ししていて凄い、早く本場博多で豚骨ラーメンを食べてみたいです。
麺を半分ほど食べたところで味変え、卓上のカスターセットから紅生姜、辛子高菜、おろしニンニクを適量入れ、白胡麻を振って、これはこれで美味しい。
替え玉しようと思いつつもスープを飲み干してしまってご馳走様でした。
食べ終わって電車の時刻を調べたら数分後、ダッシュで改札を抜けて電車に乗りました。
高崎問屋町から乗って、予約したホテルのある宇都宮へ、宇都宮って栃木県ですね。
途中下車してもう一杯、な、気もしたけど、徹夜明けだから身体をいたわるか、と。
宇都宮駅を降りてホテルに向かおうとすると駅前の広場に「宇都宮餃子」の文字が、宇都宮に来たらやっぱり餃子を食べないと。
宇都宮みんみん駅東口店@栃木県宇都宮市、店先に近づくとテントの下にお客さんの行列が、あらら、開店待ちなんだ。
ラーメン屋以外で開店待ちしたのはファミレスくらいだな、かなり疲れているけど一回ホテルに入ったらもう出てこられないだろうから、並びますか。
二十分ほどして店内へ、カウンター席に案内されてメニューを見ると餃子とライスとビールとジュースだけ、めちゃくちゃシンプル。
餃子は三種類、水餃子、揚餃子、焼餃子、どれも六個で二百四十円。
先ずは生ビール四百円、今夜は宇都宮で一人お疲れ様会、今日は一軒振られちゃったけど他のお店は満足できました。
すぐに餃子、あえて焼きを外して揚げと水をお願いしました。
水餃子はもちもちの厚い皮にたっぷりの餡がとっても美味しかったですが、揚げはどうなんだろう、タレも付きにくいし。
ビールをお代わりしようかと思いましたが、卓上を見渡すとジャジャメンのメニューが目に入りました。
一日五十食限定なので残っていないこともあるかも、と店員さんに訪ねるとあるとのこと、じゃ、お願いします。
炸醤麺(じゃじゃめん)五百円、きしめんよりも幅広い麺を熱々に茹で上げてお皿に盛り付け、たっぷりの白ネギと細切りキュウリ、インゲン、挽き肉餡が乗せられています。
店員さんの説明に従ってラー油を回しかけてから全体を良くかき混ぜて食べると、美味しいですね。
あれこれと味付けをするよりも、麺が美味しいのでシンプルな味付けがいいですね。
値段相応の量なのであっという間に食べ終わってしまい、ご馳走様でした。
ホテルはウイークリーマンションタイプ。
バス、トイレは共同、部屋にはアメニティーグッズは一切無くてタオルすら有料レンタル、それでも一泊二千四百円には代えられない。
パイプベッドでも疲れは十分取れるさ、ゆっくり寝よう。
東北本線で宇都宮から新白河まで、在来線だと途中の黒磯で必ず乗り換えることになって、改札外の立ち食い蕎麦屋に立ち寄るのも一興。
新白河駅の改札を出ると正面に立ち食い蕎麦屋があって、「白河ラーメン」の幟が立っているのでスルーできません。
麺処新白河@福島県白河市、図らずも朝ラーが食べられて嬉しいです。
メニューはかけそば三百円から始まってお蕎麦とうどんが殆どですが、カレーライス六百五十円、ラーメン、冷し中華と揃っています。
店内はカウンターのみで七席と三席、一枚板を曲げてあるスタイリッシュな椅子は立ち食い蕎麦屋には似つかわしくなく、ましてはテーブルの間接照明はバーの雰囲気。
卓上のカスターセットはこじゃれた中華料理店風、駅同様、色々な歴史を感じさせます。
程なくして出来上がってきた白河ラーメン五百八十円、白河ラーメンってこんなに具だくさんでしたっけ。
スープは鶏ガラベースの優しい醤油味でとても美味しく、駅そばで出されるラーメンのレベルとは思えません。
中太の縮れ麺は紛れもなく白河ラーメンの証、この麺がスープを良く吸い上げてとても美味しいのです。
トッピングはチャーシュー、なると、ほうれん草、メンマ、半身ゆで玉子、板海苔、そして白ネギと都内だったら八百円は取られる多さです。
他にお客さんが来なかったので店員さんと少しお喋りをしたかったのですが、何かせわしなく色々と準備をされていたので声を掛けられず。
ご馳走様でした、また白河に来ることがあれば立ち寄りたいと思います。
四十分待つつもりだったバスはラーメンを食べていたので三十分ほど待てば済むようになって。
それでも何か見所が近くにあるわけではなく、ベンチもないので、ブラブラと歩き回っていました。
ちなみに石川行きの土曜日のバスは6:50、9:40、12:35、16:50、17:45の五便だけ、平日はもう少し便がありますけどね。
定刻に来たバスに乗ったのは私だけで、途中、人生の先輩が二人ほど乗ってきましたが、そんな状態でもフルサイズで運行しています。
二十五分乗って降りたバス停は双石(くらべいし)、初めの十分くらいは辺りに飲食店もありましたが、それ以降は民家のみ。
このバス停で降りてもお店は目に入ってきません、一本入った場所にあるからです。
一応、帰りの便を確認すると7:50、13:40、19:10の三便だけ、お店は開店前からもの凄く混んでいるとのことなので、ちょうど良いかも知れません。
バスの後を追いかけて少し歩くと、お店への看板が見えてきます。
ああ、ついに来たんだなとしばし立ち尽くす私。
クルマでサクッと来るラーメン好き仲間が沢山いるので、私もクルマで来ようとずっと思っていたけど、結局、公共機関と徒歩だけで来てしまいました。
看板通りに右に折れて歩いて行くと、さらに右に折れる看板があるので、入っていくと手打ち中華とら食堂@福島県白河市、ついに目の前にその姿を現しました。
福島原発の放射能汚染の風評被害で、本来なら溢れんばかりにお客さんでごった返しているはずですが。
それでも先客ゼロと言うことは無く、駐車場(どこまでが駐車場なんだろう)には数台のクルマが停まっています。
店先に待ち客用のベンチが並んでいて、一人だけお客さんが座って待っています。
待ち客用の名前を書く紙でもあるかと思ったら無くて、ベンチに座って待つことにしました。
開店まで一時間近くあるからiPhoneでもと触っているとチラチラと圏外になって、ああ、ここはそんなところなんだなぁと思っていると、どちらかということもなく先に座っていたお客さんとお喋りをしてしまい。
埼玉から来たとか、東北にはよくドライブに来るとか、ご主人と一緒にあちこち食べ歩いているとか。
神奈川から来たとか、群馬に仕事できたのでここまで足を伸ばしてみたとか、あちこちラーメンだけを食べ歩いているとか。
そんな話しをしていたら一時間があっという間に過ぎてしまい、「お待ちのお客さん、どうぞ」と定刻より少し前に店員さんに案内されました。
「本来ならこの待合室でしばらく待たされるんだろうなぁ」と思う小部屋を通り過ぎて店内へ、あちこちの写真でみて感じていたよりずっと広い店内です。
店内中央に三人ずつ区切られて並んだ六席カウンターが向かい合わせに用意されていて、その端っこに案内されました。
周りには四人掛けのテーブルが四卓、東側に用意された小上がりは四卓、昼間は窓から差し込む自然光だけで充分な明るさです。
メニューは中華そばとつけ麺、正油味が基本ですが塩味も用意されていて、夏季限定で冷し中華もありました。
店員さんにオーダーしてしばらく待ちます、卓上に刻み玉ねぎが用意されているんですね。
本来なら一気に満席になって、なお店ですが、今日はカウンター、テーブルは満席でしたが小上がりはお客さんがいませんでした。
五分もしないうちに手打中華そば六百六十円、目を見開くような綺麗な麺相です。
真っ白いレンゲでスープを飲んでみると気を失うほど旨い、なんでも何種類もの地鶏の丸鶏スープとのことですが、どうやったらこんなスープの味をイメージできるのか、そしてそのイメージを実現できるのか、全く見当が付きません。
凄いなぁ、こんなスープのラーメンを好きな時に好きなだけ食べられる白河の人が羨ましいです。
そのままスープを飲み干してしまいそうな手を押さえつけてレンゲを置き、エコ箸に持ち替えて麺を手繰ってみると、スープと一体化した柔らかくしなやかで食べやすい平打ち縮れ麺。
これが白河ラーメンの麺なのか、これが。
スープと麺だけでも十分旨いと思うのに、レアがかかったチャーシューも絶品、ほうれん草にメンマ、板海苔、とわずかに薬味ネギ、あっという間に食べてしまいました。
いやぁ、旨かった、ご馳走様です。
食べ終わってスープを飲んでいると、「はい、どうぞ」と手打ち冷やし中華九百円(告知ポスターには値段が書かれていません)が運ばれてきました。
二品同時にオーダーしたのですが、ちょうど食べ終わった頃に運ばれてくるとは、たまたまなのか、計算ずくなのか。
冷し中華専用の角皿、この手打ち麺を冷たく食べれられるだけで幸せなのに、フルーツパフェみたいな盛り付けはなんなのでしょうか。
八つ切りトマトが三つ、細切りハム、細切りチャーシュー、細切りキュウリ、錦糸玉子、刻み海苔、中央には紅生姜、全体に白胡麻、調味料は和辛子とマヨネーズ。
色々なラーメン屋さんが嗜好を凝らした冷し中華を販売していますが、この冷し中華は正統派の盛り付けのさらに上をいきます。
どこから食べていいか分からないので手前の細切りチャーシューを食べてみたらスンゴク美味しい、続けてハム、そして麺を冷し醤油ダレに良く馴染ませてから食べました。
あとは一心不乱、一瞬たりとも箸を止めることなく食べきってしまってご馳走様でした。
お会計を済ませ、ショップカードをもらい、お店を出てiPhoneで次の店までのルートを調べると一時間八分、それじゃあ歩いてみますか。
マップ機能に沿って歩いたんですけど、未舗装路を当たり前に案内するんですね。
小川のせせらぎを聴きながら曇り空の下を歩くのは私だけかも知れません、そもそもとら食堂にクルマ以外で行く人は稀ですから。
途中から国道に合流しますが、クルマ通りも少なく、特に歩道やガードレールもなく、のんびりしたものです。
知らない土地を一時間近く歩くのは初めてではありませんが、目的地も見えず、途中のランドマークも分からず(そもそもランドマーク自体がない)、不安になりながらも「お店に着けなければそれはそれで日記のネタ」と割り切って。
雑木林の先に南湖(なんこ)が見えてきて、南湖の南側をしばらく歩いて行くと、左側に何軒かの飲食店が連なっていて、その中の一軒に火風鼎(かふうてい)@福島県白河市が見えてきます。
数年前から都内に支店展開してきた白河ラーメンのお店で、その都内のお店にはまだ一軒も行かれていないのですが、せっかくの福島遠征、立ち寄ってみようかと。
ちょうどお昼時で店内は混み合っており、店内待ち数人です。
地方のお店では先ず間違いなく後会計ですが、念のために店内を見渡すと券売機は見当たりませんでした。
メニューを見てみるとしょうゆ味、味噌味、塩味と揃っていて、トッピングはチャーシュー、モヤシ、コーン、ワンタンなどごくありふれた品揃えです。
少し待って店内奥の窓に面したカウンター席を案内されました。
このお店はカウンター席しか用意されておらず、厨房を五、六、五席のカウンター席で囲み、入口と反対側の壁向きに七席分のカウンターが用意されています。
店員さんがすぐにオーダーを取りに来て、五分もしないうちにラーメン五百五十円が運ばれてきました。
クッキリした豚骨や鶏ガラダシとハッキリした醤油ダレは幅広い年齢層に受け入れやすい分かりやすい味わい、とっても美味しいです。
白河ラーメンを象徴する細い平打ち縮れ麺は柔らかすぎず固すぎず、とても食べやすいです。
赤身のかかったチャーシューは確かにウリにするほど美味しい、でもまあ、チャーシューメンにしたらチャーシューの味が支配的になって麺とスープの美味しさが陰ってしまいそうですけど。
メンマに白ネギ、板海苔もなるともないシンプルはラーメン、地元の人気も分かりますし都内に進出したお店の人気も伺えます。
ご馳走様でした、機会があったら都内のお店に行ってみることにしよっと。
お店を出て来た道を戻り、バス停で時刻表を確かめてから南湖を鑑賞しました。
世の中には沢山の湖があって、そのどれもが個性的でどれもが美しいのですが、この南湖もとても綺麗です。
私の地元にも綺麗な湖があって、ラーメンの食べ歩きをする時には近くの湖にも立ち寄ることにしたいです。
南湖公園バス停からJRバスで新白河駅まで、先の福島バスは便が少なすぎて地元の人さえも利用しにくそうでしたが、こちらは席が半分くらい埋まるほど。
無事に新白河駅に着いてみると出発してちょうど四時間が過ぎていました。
お腹も一杯、胸も一杯で、途中でどこかに立ち寄る気力が出ず、明日は仕事ということもあって無理をしないでホテルに戻りました。
元気なようでいて思わぬところで疲労が溜まっていることが多いので、時間の限り食べ歩く、はもうやめにしました。
誰も入っていない湯船で身体を伸ばし、ベッドにゴロンとまどろむこと数時間。
ここ宇都宮で一杯も食べていないことを思い出し、アイフォーンで検索して歩いて行ってみることにしました。
ホテルから徒歩十五分ほどで栃木家@栃木県宇都宮市、埼玉県さいたま市岩槻区(旧岩槻市)にある石川家出身のお店で、石川家は吉村家で修行された方のお店とのこと。
ラーメン屋さんは営業時間に使うスープを営業時間外に仕込んでいるのですが、家系(いえけい)のラーメン屋さんは営業時間中もスープを仕込んでいるので、お店を閉めてスープを仕込む時間を営業しているために長時間営業が特徴なんですね。
逆に言うと、十一時から十四時、十七時から二十一時くらいの普通のラーメン屋の営業時間だったら、それは家系とは違うんじゃないかと(違わない店もありますけど)。
券売機が無くて口頭オーダー方式、お冷やが置かれた席に座ってカウンター台に貼られたメニューを見ながらオーダーします。
家系のことはよく分かっていないのですが、メニューにいわゆる家系の「こってり」と中華そばの「あっさり」の二種類が揃っているのが石川家の特徴とのことで、つけ麺もあります。
ラーメンを頼むと「太麺と細麺が選べます」と聞かれるので、まあ、好みの問題ではありますが、太麺でお願いしました。
続けて「お好みはありますか」と聞かれるので、麺の茹で時間、タレの量、脂の量を「固め、濃いめ、少なめ」などとお願いすればいいわけです。
初めてのお店なので何とも分からないから、私は殆どのお店で「普通でお願いします」と答えることが多いですけど。
店内は厨房を囲むカウンターが入り口側に十席、左側に四席が二つ、四人掛けのテーブルが四卓とかなり広め、お休みの日の昼間などは満席になって活気に溢れることでしょう。
先ずは生ビール四百五十円で今夜は宇都宮で一人お疲れ様会、付き出しにキュウリの漬け物が出されました。
ビールを飲みながらメニューをつらつらと眺めていると、「お待たせしました」とラーメン七百円、スタンダードが七百円は家系にしては高いんじゃないかなぁ。
スープはマイルドではなく薄めの豚骨ダシと殆ど感じられない鶏油、タレの醤油も弱め、味付けを真ん中に寄せて無難にまとめると、誰にでも受け入れられるけどヒキは弱くなってしまいますね。
どっちを目指すかはお店の営業方針ですが、家系のラーメンは一回食べただけでああだこうだ判断できないのも事実、「私が食べた土曜日の夜九時頃は」にとどめたいです。
麺は今まで食べた家系の中で一番太くて一番多かった、ひょとして自家製麺かと思うほどぷりぷりの食感、旨いですねえ。
トロトロの柔らかいチャーシューはスープから完全に浮いていますが、これが石川家なのか、それとも栃木家なのか、美味しければどっちでもいいか。
大きな板海苔が三枚、ガサッと冷凍ほうれん草は手前ではなく奥側に盛り付けて欲しかったなぁあ。
ラーメンを食べていると焼餃子三百円が出来上がってきました。
ビールと餃子で一杯やりながら、餃子を食べ終わったところでラーメンを食べる順番にしたかったけど、仕方ありません。
皮は柔らかめで肉汁たっぷり、ラーメン屋とは思えないほど美味しい餃子なのは、ここが宇都宮だからでしょうか。
ご馳走様でした、ああ、美味しかった。
宇都宮の周りには有名店が何軒かあるし、新宿からは湘南ライナーで一本だし、また来ることになるでしょう。
目覚ましを掛けなかったけど七時過ぎには目が覚めて、さっと朝風呂を浴びてきてからパソコンをパチパチ。
部屋が狭くても何とも思わないけど、サイドテーブルと椅子の間隔が狭いのは何とかならないかなぁ。
ちょっと配置を工夫すれば何とかなりそうだけど、まあ、二泊しかしないからどうしてもというわけではないけれど。
ハッと一昨日振られたお店に行こうと電車の便を調べるに、もう、とっくに間に合わない。
またいつか行こう、な店がまた一軒増えてしまった。
時間になったので部屋を片付けて、当初予定してた佐野ラーメン食べに行こうと小山に向かいました。
佐野ラーメンの元祖も発祥も分からないまま、ネットの評価で行く店を決めて佐野駅へ。
JR佐野駅で降りたのですが、ネットの評価が高いお店は東武佐野市駅近辺に多いのですね。
降りる方向を間違えて南口に出てしまい、なんとなく左手にあるぱるぽーとに立ち寄ってみました。
すると奥にらーめんミニ博物館というコーナーがあり、実物大のディスプレイがずらり、見ているだけでお腹が一杯になりそうです。
その中から「老舗」+「徒歩十五分程度圏内」でお店を探して、向かってみることにしました。
一軒目は駅から十五分ほど歩いた場所にある青竹手打ち佐野らーめん萬(ばん)@栃木県佐野市、地の人は駅から歩いてお店に向かうわけではなく車で移動するわけですから、駅からの距離が遠いことが立地が悪いことに繋がりません。
開店とほぼ同時に店内に入ると、店主さん、ご隠居さん(でいいのかな)がファミレスばりのベンチシートに腰掛けてお客さんの来るのを待っていました。
その四人掛けのベンチシートが六卓、大きな壁掛け液晶テレビが見える席に座ってスタンダードメニューをオーダー、メニューを見ると麻婆豆腐やかに玉などがあって佐野ラーメン屋というより街の中華屋さんの感じです。
テレビでは電車の衝突事故の様子を報道していて、なんと中国で停まっていた電車に後続の電車が追突したとのこと。
なんか凄い事故が起きたなぁとボケッと見ていたらラーメンが出来上がってきました。
佐野らーめん五百五十円、本場佐野で食べる初めての佐野ラーメンです。
客席からは見ることが出来ませんが、大きな竹に乗って延ばして麺を作っている感じがひしひしと伝わってくる細くて柔らかい縮れ麺、美味しいですねぇ。
スープの味付けはかなりあっさりしていて、若い人では物足りなく感じるとは思いますが、長く営業されるのであればこういった味付けになるのではないでしょうか。
トッピングは固めに仕上げられているチャーシュー、メンマ、なると、薬味ネギと麺のスープの味を最大限に活かすラインナップ。
ドンブリは大きめですけどさっぱり味なのであっという間に食べてしまってご馳走様でした。
食べているとぽつりぽつりとお客さんが入ってきて、地元のお客さんに愛されているお店なんだなぁ。
レジでお会計をする時に壁を見ると沢山の有名人のサイン色紙が飾ってありました。
そのまま来た道を駅まで戻り、駅を過ぎて五分ほど歩いたところにある赤見屋本店@栃木県佐野市、近くに赤身屋支店を構える昭和二十九年創業(六十六年前)の老舗中の老舗です。
お昼時と言うこともあって店内は混み合っていて、それでもカウンターに一席だけ空きがあったので厨房の様子を眺めながらラーメンの出来上がりを待つことが出来ます。
曇りとは言え暑い中を歩いてきたのでお冷やを、って、セルフサービスなんだ、コップに注ぎながらグイッと一杯、もう一杯注いで席に座ります。
座ったカウンターは厨房に面する四席、他に四人掛けテーブルが三卓、四人掛けの小上がりが二卓、地方の店には珍しくギュウギュウに席が詰め込まれています。
ご両親、息子さん夫婦(か、娘さん夫婦)の四人体制で出前や餃子もこなしていました。
メニューにはラーメンのトッピングバラエティなどで二十五種類、よく見るとみそラーメンやカレーラーメンもあります。
ラーメン以外には玉子丼、親子丼、カツ丼、カレーライス、季節モノで冷し中華も用意されています。
厨房の様子を見ていると青竹打ちで作られた麺は大きな茹で湯にパラッと泳がされ、平ザルで数回ゆがくと茹で上がり、麺の茹で時間より盛り付け時間の方が時間が掛かります。
ドンブリがドンとカウンター台に置かれたので自分で降ろそうと身構えると、「お父さん、前に回って」と盛り付け担当の娘さん(か、お嫁さん)が声を掛け、奥で餃子を焼いていたお父さんが出て来てカウンター台からラーメンを降ろしてくれました。
中華そば(ラーメン)六百円、「中華そば」というメニュー名がノスタルジックですね。
ドンブリすり切れ一杯に注がれたスープを真っ白なプラスチックのレンゲで飲んでみると、鶏ガラや豚骨を丁寧に煮出して野菜出汁でまとめ上げたさっぱりした味わい。
先の店のスープもあっさりしていましたがさらにあっさりした味わいで、それでいて醤油ダレの味が支配的にならないという、高次元でバランシングされています。
これ以上は細くできないと思われる細麺は平打ち縮れ麺ですが、麺の太さがまちまちで食感が微妙に違い、スープを良く吸ってとても美味しいです。
トッピングは固めのチャーシューが二つ、メンマ、なると、薬味ネギ、と先の店と構成は全く同じ、この組み合わせが佐野ラーメンのスタンダードなのでしょう。
スルッと食べ終わってご馳走様でした。
お勘定は私だけではなく全員そうなのですが、伝票など使わずにお客さんの顔をみて「はい、2300円ですね」の対応、素晴らしいです。
さて、仕事。
佐野から館林は十五分ほどで着きます。
これから初めて断続的ではあるけど明日のお昼過ぎまでこもりっきりの作業、今までの準備は全て今日のために。
十四時過ぎまでかかる仕事は十二時前に終わってしまい、まあ、大成功に入るだろう。
プロジェクトが上手くいったからと皆で手をたたき合って喜ぶのはテレビのドラマの中だけの話しで、現実にはプロジェクトが終わったら次のプロジェクトが始まるだけです。
それでも一日、二日は休みが取れるモノですが、今の私は二つのプロジェクトを掛け持ちしているので、一つが終わってももう一つが進行中です。
それでも今日だけは「明けで解散」としてくれたのは、プロジェクトリーダーの思いやりなのでしょう。
駅で皆と別れ、私は羽生から秩父鉄道線で熊谷へ。
以前、行きたいお店があって熊谷から秩父鉄道に乗ったことあり、その時は臨時休業ですごすごと引き返しながら「もう秩父鉄道に乗ることは無いだろう」と思ったモノです。
それから何年もしないうちに乗ることになるとは。
とはいっても、前回と違って途中下車するわけではなく、熊谷に抜けるためだけに乗るのですが。
熊谷から高崎線で鴻巣まで、北口を出て線路を渡って何回か道を曲がっていくと次念序(じねんじょ)@埼玉県鴻巣市、つけめんマップ本に掲載されなくても(されているからなお)訪問しようと思っていたお店。
ただでさえお客さんが減る真夏、さらに平日の三時過ぎ、さすがにこの時間では店内半分くらいの入りです。
逆にこんな状態でも半分くらいはお客さんが入っていて、ぽつり、ぽつりとお客さんが入ってくるのが凄いですね。
ガラス戸を引くと右手に厨房、厨房の周りは窓側三席店内側五席のカウンター、その手前に四人掛けテーブルが二卓。
家系のお店は「店主一人で全てのお客さんに配膳できるように」カウンター席しかないレイアウトが多いのですが、東池袋大勝軒系は「家族連れがゆっくりラーメンを食べられるように」店舗が狭くてもテーブル席を確保したレイアウトにすることが多いですね。
ヒマといったら失礼ですが、普段の繁盛ぶりからすれば明らかに閑散としているので思わずビール六百円を頼んでしまいました。
「キリンとアサヒ、どちらにしますか」と聞かれたのでスーパードライで。
暑かったこともありますけど、仕事が一段落したので一人で祝杯をあげるのも悪くないですね。
大抵のラーメン屋ではビール大瓶五百円が相場で、この店が六百円なのはおつまみが付いてくるからで、とても百円とは思えないくらいチャーシューがドカッと出て来ました。
ご飯半膳くらいなら十分いけるくらいの量にびっくり、柔らかすぎず固すぎずのつまみチャーシューが旨いのなんのって。
特に表記はありませんが「太麺なので茹で時間に時間が掛かります」、八分ほど待ってつけめん七百五十円、この東池袋大勝軒系で好んで使われている麺ドンブリが素敵ですね。
習慣的に麺を一本、手繰って食べてみると六厘舎特有の風味と独特の食感を感じられる極太麺、端に太いだけではなく「旨い麺を目指したら太くなってしまった」な極上麺。
つけ汁は六厘舎のそれをさらに洗練させた超濃厚豚骨魚介、泣きたくなるほど旨いぞ、この暑い夏でこの旨さなら冬はどれだけ旨いんだろう。
つまみでも食べたチャーシューがゴロゴロと入っていて、メンマや魚粉もたっぷり、申し訳程度に板海苔、そして東池袋大勝軒系の証であるなると。
これだけ旨いと、並盛り300gでは到底足りずに百円だして大盛り450gにするんだったと激しく後悔しても後の祭りです。
麺を殆ど食べたところで、どうしても気になった卓上に置いてある柑橘系の切りかけが沈めてある調味料を試してみました。
赤身のかかったグレープフルーツが酢に沈めてあって、次念序のつけ汁を一変させます、これは旨いなぁ。
麺を食べ終わったのでスープ割りをお願いすると、「ネギをお入れしますか」と聞かれたのでお願いしました。
一応、ラーメンも数量限定で用意されているとは言え、割りスープは専用に用意されていてずっと温め続けられています。
サッパリした魚介ダシの割りスープで一滴残らず飲み干してしまいました、ご馳走様でした。
さて、こんな中休み時間ではお店を探しているだけでアイフォーンのバッテリーが無くなってしまいそうなので、今月未食の中本にでも行きますか。
中本のそばでACコンセントが使えるマックは調べが付いているので、鴻巣から湘南新宿ラインで大崎まで行ってから二駅戻って、と。
渋谷では乗り換えが大変だと思ったら大崎もそんなに変わらないんですね(恵比寿が一番近いのだけど、停まらない特別快速だったので)。
アイスコーヒーを飲みながら二時間ほど休憩しました。
いつもなら月初めに訪問することが多い蒙古タンメン中本目黒@目黒(品川区上大崎)、今月はめぼしい限定メニューが無いので後回しにしてしまいました。
今月も終わろうとしているのに今更ですが、冷し醤油ラーメンと冷し味噌やさいが終日、(中本の道では『冷し味噌卵麺』となっていましたが)十四時から十九時までの時間限定で冷し肉醤麺(にくじゃんめん)、冷し肉醤麺は(この真夏の陽気でも)あつもりに出来るそうです。
店内はごった返すように混み合っていますが、目黒店では見慣れた風景で店員さんも特に慌てている様子はありません。
またまたビールを飲もうと思ったので、ちょうどいいから餃子を食べるかと券売機に向かうも売り切れ、餃子を勧める幟も出来たのにこんな早い時間に売り切れじゃあなぁ。
食券を買う時にちらっと厨房に目をやると、上級調理人(爆)が鍋を振っているじゃないですか、これは、、、
十五分ほどして席に案内されると近くに知り合いがいてびっくり、知り合いは中本を食べないイメージではないけど、積極的に食べるイメージではなかったんだけどな。
今後もよろしくお願いします。
さてビール五百円、今夜は目黒で一人お疲れ様会。
付き出しの茹でモヤシの味付けが醤油からヒヤミに変わっていましたが、ずっとそうなのか、今日だけなのか、は不明です。
混んでいるからビールを飲み終わってからラーメンが来るだろうと思っていたら、先ずは辛やっこ百六十円、一時期、販売を休止していましたがついこの前から復活して嬉しいです。
この、豆腐にヒヤミを掛けてネギをあしらっただけなのにかなりいけます、ビールを飲むなら是非、食べたいですね。
その辛やっこを半分くらい食べたところで冷し醤油ラーメン七百八十円、バター六十円、都度調理メニューを頼んだのに間違えてしまいました。
冷し醤油ラーメンは池袋店だけで販売されていて、発売当初との味付けから変わってしまったところを目黒では「復刻版」として期間限定発売しています。
生姜の辛味が控えめで豚バラの旨味が支配的なつけめん、1.5玉は多すぎる気がしないでもないです。
半熟玉子は初めから付いているもので、真っ白いゆで玉子はサービスチケットで付けたもの、付けなくても良かったですね。
サッポロ製麺の中太麺は冷し(つけめん)ですと1.5玉、そんな量をスルッとと食べてしまってご馳走様でした。
さすがに七時前に出勤するようなことはなくなったけど、八時過ぎには出勤して辺りの様子をうかがって。
習慣でいつものスーパーに立ち寄り、飲み物とお昼のお弁当を買いました。
よく分からないけど、いつもの時間まで仕事をしてしまい、なんていうか、こういうものなのかと。
たまには新店にも行ってみたいと思いつつも、こんな時間では到底営業していないので、諦めてお馴染みの店へ。
蒙古タンメン中本町田@町田市、先週、テレビ番組で紹介された影響なのか、二十二時過ぎでも店内待ち多数、私が帰る時まで同じ状況でした。
どんなに多くのお客さんが来ても座れる席数は同じなので、食券を適切に捌けばお店は何にも慌てることはありません。
要するに、空き待ち客で大行列していようが一人待ちだろうが、提供できる数は決まっているということですね。
個人店ならいざ知らず、チェーン店なら食材は数日分はストックできるでしょうし。
夜営業は三人で回しているのですが、ホール担当が珍しく男性でした。
ここ町田店でも中本の夏の冷しフェア(?)が始まっていましたが、今夜は食べている人を見かけませんでした。
二十分ほど待ってから着席、先ずはビール五百円で今夜は町田で一人お疲れ様会、ふう、疲れたよ。
付き出しの茹でモヤシが冷たかったり暖かったりして、今日は暖かい(茹でたての)茹でモヤシ、醤油を数滴垂らして食べると旨いですね。
ビールをグビグビと飲んで、飲み終わった頃にラーメンが出来上がってきました。
すっかりお気に入りの冷し味噌野菜九百五十円の野菜大盛り六十円、今夜のはスープたっぷり野菜ほどほどの出来映えです。
中本では事前に仕込んでおく仕込料理と、注文が入ってから調理する都度調理メニューがあって、せっかくだから都度調理メニューを食べたいのですが、都度調理の冷し(つけめん)はこのメニューしか無いわけですね。
スープは中本で一番辛いと冷し味噌スープですから、そのまま飲むと危険なのに飲んでしまってむせてしまうという。
野菜は五目味噌タンメンの野菜なのでピーマンもタケノコも入っていて、とっても美味しいです。
野菜を食べ、スープを飲み、時々麺を手繰る、と食べ進めます。
ああ、旨いなぁ、ホントに旨いわ、暑い夏だけじゃなくて冬も食べてしまいそうです。
麺の上に乗せられていた刻みネギも一個も残さずに食べてご馳走様でした、また、食べに来ます。
今日は夜間作業だから午後出勤なのにいつもと同じ時間に起きてしまったので、愛犬の散歩に出掛けました。
いままでは夜間作業だからといって遅く行ったりしなかったけど、郷に入りては郷に従え、ですか、朱に交われば赤くなる、ですか。
朝方は涼しいですね、戻ってくると汗が噴き出ますが。
平日の午前中には一本しかない快速急行に乗ると蒙古タンメン中本亀戸@亀戸(江東区亀戸)の開店時間(十一時)のちょうど十分前に到着します。
平日だから空いているだろう、と読んでいたらとんでもない、開店前に先客二人とは驚きました。
若い女性客二人で、携帯でお店と一緒に自分を撮ったりして記念撮影されていました。
定刻より少し早く開店、見慣れない店員さんが二人いて麺茹でや盛り付けもやっていて、だからこそ来月から毎日二十三時まで営業になるのですね。
二十三時まで営業されると片付けをしていたら帰る頃には日付をまたぐことが確実、飲食店さんは大変な商売だと思います。
さて、何を食べるか店外待ちしている時に随分と悩みましたが、ここは一つ、非辛の冷しでもいくかと。
食券を買って(その見慣れない)店員さんに渡すと、「このメニューは全く辛くありませんが」と聞かれてとっても新鮮、嬉しいなぁ。
先ずは半北極ラーメン三百八十円、値段調整用にもってこいの半ラーメンは味噌タンメン、蒙古タンメン、北極ラーメン、冷し味噌らーめんから選べるのもいいですね。
すぐに食べてしまおうかと思いつつも目の前の厨房を見るとちょうど出来上がったみたいだったので、一緒に写真に納めるべく、手を付けずに待ちました。
先の二人組は二人とも味噌タンメン、私より後ろのお客さんの味噌卵麺が先に出され、続けて冷しラーメン七百五十円の野菜大盛り六十円が運ばれてきました。
冷しラーメンは注文が入ってから調理する都度調理メニューなので、お店によって、調理人によって、味付けや盛り付けに個性があります。
いずれも美味しいのですが、ここ亀戸店々長さんが作る冷しラーメンは醤油と生姜がシッカリ効いていて、旨い、旨い。
炒め野菜の旨さをしばらく堪能してから麺を手繰ってスープに浸し、麺と野菜を一緒に食べるとさらに旨い。
サッポロ製麺の中太麺はラーメンにもつけめんにも合う素晴らしい麺なのですね。
麺を半分くらい食べてから半北極ラーメンを、火を噴くほど辛い辛味噌スープはバッと汗が噴き出るほど、でもこれが旨いんですね。
辛し肉も一緒に味わい、半分ほど食べてから冷しラーメンを食べ、冷しラーメンを食べ終わってから半北極ラーメンを食べました。
戻る途中でもう一軒食べに行こうと思ってはいましたが、もうお腹いっぱい、ご馳走様でした。
仕事は夜九時スタート、終了は辺りがうっすらと明るくなった四時過ぎ。
まだまだ頑張れるのか、もうこれで精一杯なのか、どうなんだろう。
徹夜作業が問題なく終わったことを確認し、リーダーに作業を引き継いで会社を後にしました。
白山通りをまっすぐに北上して水道橋駅へ、改札ではなくみどりの窓口へ向かい、青春18きっぷを購入しました。
青春18きっぷとはJR線の普通列車に一日乗り放題の切符が五枚綴りで11500円、つまり2300円でJR乗り放題の切符です。
2300円だから片道1150円以上の距離で元が取れる計算で、例えば新宿駅からだと東海道線なら二宮、中央線なら鳥沢、千葉なら長浦、あたりの往復で元が取れます。
個人的には「途中下車が自由」というのが魅力で、毎年夏には購入して、旅気分(『旅』ではなくあくまでも『旅気分』)を味わっています。
アイフォーンでさっと目的駅までのルートを調べ、水道橋駅から秋葉原、上野と乗り継いで快速アーバンで高崎まで。
高崎からは信越本線で一駅、ちょうど一週間前に降りた北高崎駅にまた降りてしまいました。
お店への道順は覚えていて、脇道一本間違えることなく支那そばなかじま@群馬県高崎市へ、先週はスープ切れで振られたのでどうしても気になって再び来てしまいました。
このお店は食べログの群馬県ラーメンランキング第一位のお店、第一に似つかわしく店内に用意された六つの待ち席は満席で、立って待つほどの混み具合。
カウンター席のみの店内は九席と三席、店主さんはどこかで見たことがある感じ、女性店員さんが二人であくせく働いていています。
しばらくして入口近くの席が空いて案内され、お冷やをゴクゴクと飲んで一息付いて。
メニューは醤油味と塩味、夏季限定のつけそば、ビールのつまみ用にめんま皿、わんたん皿も用意されていました。
大きな茹でがまで麺を泳がせ、平ザルでチャッチャと湯切り、ドンブリに盛り付けた後に菜箸で数本単位で麺を調整します。
並び始めて三十五分でわんたんそば八百円、見るからにかづ屋な麺相、調べたら(何度も食べた)かづ屋五反田店で店長を務めた人が独立されたということ。
自然光がたっぷり入って照明が無くても店内は十分明るく、隅々まで掃除が行き届いていて清潔感あふれるのもかづ屋譲りでしょう。
そういうことならどうしてもかづ屋と比べてしまうことになるけど、スープの味わいはより洗練され、醤油ダレはより際が立ち、さらに美味しくなっています。
ここまで美味しいなら並んでまでも食べたくなりますね、遠くから食べに来たくもなりますね、振られたらまた食べに来たくなりますね。
麺は自家製麺で全粒粉の極細麺、ツルッと食べられるもの凄く美味しい麺でこの麺を食べてしまったら、もう、他のお店で細麺は食べられないでしょう。
トッピングがないスープと麺だけを食べてみたい気持ちにさせるほどの出来映え、素晴らしいです。
チャーシューは煮豚ではなく焼き豚、周りが赤く色づいていてとても美味しく、食べ歩きでなければチャーシュー皿にビールで一杯、やりたいところですね。
小さめの板海苔と細引きメンマ、そしてトッピングでお願いしたワンタン。
ワンタンは冷凍物ではなくその日に仕込んであり、麺と一緒に茹で上げることで温度や風味を揃えているのでしょうか。
たっぷりの餡と餡を包む皮がとっても美味しいワンタン、五個で百五十円だから、、、なんて計算をしたらダメですよね。
かなり細かいところまで計算して味をまとめ上げているのが伝わってくるからこそ、女性店員さんの濃い化粧が気になります。
店内の待ち客は減ることなく混み合っているので、食べ終わってさっと席を立って店内奥で会計を済ませました。
ご馳走様でした、久しぶりに目黒の本店にでも食べに行ってくるかな。
これまた前回と同じルートで高崎問屋町駅まで十五分ほど歩き、来た電車で前橋大島駅へ向かいます。
ラーメン食べ歩きの大先輩が「群馬で一番好きなお店」と絶賛するラーメン屋さん、が五月に閉店してしまい、紆余曲折の後に前橋に移転オープンしました。
ネットでの評価がイマイチなのが気になりますが、自分で確かめればいいことです。
駅を出たところであまりの暑さに歩く気力を失ってしまい、目に入ったタクシーに乗ってお店へ、ワンメーターかと思ったら停まる直前でちょっとブレーキを緩く踏んで一目盛りカウントアップさせる職人芸。
つけ麺みどり前橋店@群馬県前橋市、ロードサイドのファミレスを居抜きで使っているかのような店構え、に、情緒ある緑の暖簾が見当たりません。
店内は二重ドアになっていて、正面に券売機、群馬県、栃木県、福島県、と食べ歩いて初めての券売機。
メニューは屋号どおりにつけめん主体であり、塩味、豚骨魚介味、中華そばも用意されていてカレーライスや唐揚げ、数種類のサワーもラインナップされています。
券売機左上のボタンの法則で食券を買い、券売機を回り込むようにして店内を進むと左手に厨房、厨房の周りにカウンター五席と店員さん、店内中央に用意されたテーブル席は四人掛けが二卓と二人席、窓側には小上がりが四卓。
店内は満席とまではいきませんが八割程度の入り、二人席に座って食券を渡し、お冷やを飲みながらテレビを見てラーメンの出来上がりを待ちます。
卓上のカスターセットのギャバンのコショウと酢はともかく、ポッカレモンと一味唐辛子は家庭用の容器のまま、容器のままであれば中身が推測されやすいとは思いますが、安っぽさはぬぐえません。
私以外のお客さんは全員食べていたのにも関わらず十五分ほど待たされて塩つけ麺小盛(200g)六百円、麺皿とつけ汁ドンブリがピッタリ乗る小さめの角盆で運ばれてきました。
麺は200gとの表記がありましたが茹で前ではなく茹で上がりでしょうか、そんなに多そうに見えず、一本つまんで食べてみると綺麗な味わいでありますが「私が打った麺を食べてもらいたい」という気持ちは伝わってきません。
美味しければそれでいい、という営業方針に変わってしまったのかな、移転前に群馬に食べに来なければならなかったですね。
つけ汁はかなりサッパリしていてそのまま飲んでも引っかからないほど、豚骨や鶏ガラを丁寧に煮出して野菜や魚介で口当たり優しくとりまとめてあります。
サッパリと仕上げているにも関わらず、そのつけ汁の中にチャーシューやメンマを沈め、三つ葉を散らして香り付けしてあり、なんかちょっとちぐはぐな感じ。
あっという間に麺を食べ終わり、店内中央に置かれていた割りスープを自分で注ぎ入れ、近くに置かれていた柚子粉も少し振って、美味しく頂きました。
ご馳走様でした、と店内に向かって声を掛けると視線を変えることなく「ありがとうございました」と挨拶が返ってきました。
帰りは大通りをタクシーが流しているはずもなく、電話して呼ぶほどでもないので歩いて戻ったら二十分もかかってしまいました。
大宮のお店に立ち寄ってから新宿に戻ってデジカメの修理を出そうと思いましたが、修理センターの終了時間に間に合わない感じ、それならばといったん新宿に向かいます。
これが青春18きっぷでなければデジカメの修理は諦めるところです。
デジカメの修理は旧機種なので一週間かかるとのこと。
アイフォーンのカメラでは余りにもアレなので、子供のデジカメをしばらく借りようかなぁ。
通勤の帰宅ラッシュに揺られて大宮へ、今日で四回目ですがいずれも午前中に訪問していたので夜は始めてです。
沢山の呼び込みをスルーしながら蒙古タンメン中本大宮@大宮(埼玉県さいたま市大宮区)へ、小雨が降ってきました。
店内に入ると店内待ち多数、うわぁ、夜は混み合っていますね。
今日は塚本店長さん、大島主任さん、石井チーフと勢揃い、「いらっしゃいませ」「こんばんわ」と挨拶を交わしている間に席が空いて、前回に引き続きカウンターに案内されました。
先週(?)くらいから順次発売された冷し麻菜麺、冷し麻醤麺も大宮でも始まっていて、店内を見渡すと何人かは食べていました。
先ずはビール五百円、付き出しは(塚本店長さんの出身である)御徒町店仕様ではなく新宿店仕様、なんでだろ。
ビールは四回とも全て飲んでいる気がするけどどうだろうか、ということで、今夜は大宮で一人お疲れ様会。
グビグビと飲んでいると飲み終わってしまい、随分と時間が掛かるなぁと待たされていると、先に定食百七十円の麻婆大盛り六十円が運ばれてきました。
ご飯と麻婆豆腐は別の容器に盛り付けられて運ばれてきますが、すぐにご飯に乗せてラーメンがくるのを待ちます。
「お待たせしました」と今夜の調理担当である塚本店長さん自ら冷しラーメン七百五十円の野菜大盛り六十円を運んできてくれました。
食べきれないんじゃないかと思ったほどの野菜の盛り、醤油味強めでシッカリと炒められていますが、生姜もしっかりと効いています。
ラーメン二郎のそれと同じように野菜を食べないと麺をつけ汁に浸けられないので、ガシガシと野菜を食べだします。
豚バラ肉と玉ねぎ、キクラゲがたっぷり入った野菜炒め、この野菜炒めが旨いので思わずビールをお代わりしそうになったほど、って、ビールをお代わりしたことなんて数えるほどしかないのに。
野菜を半分ほど食べてからつけ汁に麺を浸して食べ、麺を殆ど食べたところで定食を食べます。
今日はラーメン三杯目ですが意外とスルリと食べ終わってご馳走様でした。
お店を出る時も満席、大宮店もすっかり地に着きましたね。
誕生日である。
たいていの人には一年に一度だけ巡ってくる特別な日、特別な日だけど特別に何かしなければならないということはない。
一年間生きられたことを感謝し、一年生きて生きていけることを願う日。
お昼は小雨の中を由丸神田小川町店@小川町(千代田区神田錦町)(ホームページ)、都内を中心に十二店舗あって二店舗目、全店制覇は全く目指していません。
店先に大きく替玉三玉まで無料と貼り出されていて、博多風龍を上回っています(基本の値段が違いますけど)。
十三時から十八時までは五百円ラーメンを用意したり、ランチメニューがあったりと、チェーン店ですが店舗によってメニューが少しずつ違っています。
店内に入るとすぐ右手に券売機、雨が降っているとはいえ夏に博多豚骨ラーメンはどうかなぁと思っていると、夏季限定のつけ麺が二種類用意されているのでそれにしました。
壁側のテーブル席に案内され、お冷やを飲みながら店内を見渡すと、厨房を囲むカウンターが六席と七席、二人席が三卓、四人掛けテーブルが二卓、効率よく配置されていますね。
カスターセットには紅生姜が用意されていますが辛子高菜は無料サービスではなく百円でのトッピング扱い、白胡麻は用意されていました。
そんなに待たされることなくかぼす風味つけ麺七百八十円、食券を渡す時に「大盛りにしますよね」とお腹周りをチラ見されつつ言われたので、悔しいけれど「はい」と答えて同額の大盛り。
もう一品は魚介豚骨濃厚つけ麺ですので、「夏季」ってのはどうなんでしょうか。
つけ麺にかぼすを添えるお店は何軒かありますが、半身で添えられていることが多く、自分で絞ると「絞った感」の満足は得られても、汁はあまり多くありません。
今日のは「風味」どころではないはっきりしたカボスの酸味、一般的にはかなり酸っぱく感じるでしょうけど、個人的にはこのくらい酸っぱい方がいいですね。
豚骨スープにも意外にも合いますし、細い平打ち麺を手繰って浸けてみるとこれまた旨い。
麺には茹でモヤシと水菜が盛り付けられていて、うっすらと味が付いた半熟玉子の美味しかったので、食べる前は「随分と高いなぁ」と思いましたが、食べてみると「決して高くないな」と感じました。
スタンダードメニューが六百八十円ですから、七百八十円は味玉百円で元が取れている計算ですし。
ご馳走様でした、夜に飲みに来たらどんな雰囲気なんだろう。
仕事が終わったのはいつもの時間、今夜は会社の新人歓迎会でしたが行かれず。
この辺の参加不参加は非常に難しいですよね、まあ、最後は行くつもりがあるかどうか、ですが。
代々木上原で乗り換える便が急行だったら嫌だなぁと思っていると、表参道で乗り換えた時に急行唐木田行きでラッキー、お店に行きなさいと電車も後押ししてくれます。
閉店時間間際に行くのは気が引けるのでずっと敬遠していましたが、顔を見るだけでも、と向かってみたくまもとらーめん夢亀@経堂(世田谷区経堂)。
お店に着くと店主さんから「お久しぶりです」と言われてしまい、先に言おうと思ったのに、と悔しがったりして。
以前はラーメン屋さんに行ったらラーメンだけ食べること、アルコールやサイドメニューは厳禁、としていました。
今でも基本的な考え方は変わっていませんが、「飲み食いあり」なお店も何軒かあって、ここ夢亀は「必ず飲む」店になっています。
先ずはヱビス中瓶五百五十円で一人誕生日会、お店に誕生日であることを告げると色々と気を遣わせてしまうかもしれませんから黙っていました。
卓上の辛子高菜をつまみにグビグビとビールをあおります、いやぁ、一年間頑張りましたね。
「お嫌いでなかったら」と出された茹でピーも一つ残らずいただきます、実は秦野も名産なんです。
ビールを飲み終わったら日本酒五百円、記憶を無くすまで(嘘です)日本酒を飲もうかと思ったら一杯分しかないとのこと、ああ、残念。
ちびちびと飲んでいましたが飲み終わってしまい、ラーメンにしようかと思いつつもどうしようかと思いつつ、そうこうしているウチに大人数のお客さんが入ってきたので、奥の席に移りつつも焼酎五百五十円をお願いしてしまいました。
合わせて子供水餃子(三つ)も頼んで茹で上がりを待ちます。
焼酎はいつものヤツで、店主さんとあれこれ話しをしながら美味しく頂きました。
あまりにも美味しかったのでお代わり、お代わりすると「こちら、柚子胡椒で召し上がってください」とサービスされた味玉百円、美味しいですねぇ。
二杯目の焼酎が残りわずかになり、団体さんのラーメンを出し終わったタイミングを見計らってラーメンをオーダーしました。
訪問間隔が随分と空いているウチにいつの間にか新メニューが販売されていました。
辛いラーメンとつけ麺、そして辛いつけ麺、「辛いメニューか冷たいのを、そのうち出したいな」と言っていたようないなかったような。
勢いを付けて二杯食べても良かったけれども、麺は同じなんですよ、と聞いて、じゃあ、一杯だけにしておこうかな、と。
さてさて、どんな辛いラーメンかと楽しみにしていたら出来上がってきました夢亀辛いラーメン八百五十円、こういうスタイルで来ましたか。
「辛い」メニューを作る場合、スープから変えてしまう方法、辛味餡や辛し味噌を乗せる方法、などがありますが、辛子餡と辛子メンマを乗せてきました。
辛子餡を溶かさなければ元のスープの味が分かるので、そっとレンゲでスープを飲んでみると、以前よりブラッシュアップされて分かりやすい味わいになってきました。
お店の一番の目的は売上げを上げることなので、こうして分かりやすい味わいは売上げに貢献してさらに人気店になっていくことでしょう。
一時的ではなく常に外待ちするような有名店になったら近づけなくなるなぁと、今度は辛味餡をスープに溶かしてみると、じわじわと持ち上がってくる味わい。
旨いですねぇ、辛旨まではいかないけれど、このくらいの辛味は豚骨の旨味をさらに引き立ててますね。
他にスタンダードメニューと違うところは茹でモヤシの替わりに白ネギの斜め切りが乗せられていることかな。
チャーシューは相変わらず美味しいし、細切りキクラゲ、茹でキャベツ、もそのまま乗せてあるので麺が見えなくなっていました。
ご馳走様でした、とても素敵な誕生日を過ごすことができてありがとうございました。
経堂駅から各駅で成城学園前まで、成城学園前から急行に乗り換えたらすぐに座れ、ぐっすりと寝てしまって二駅も乗り過ごしてしまいました。
まだ上りがあったから良かった、無かったらかなり手痛い出費になっていました。
今日は福島からツイッターで知り合った友達がラーメンを食べ歩きに来るので、車で案内することにしました。
あちこちの地方に行っては友達に車を出してもらって助かっているので、今度は私が友達を助ける番だと思いました。
最寄りのJR駅である厚木駅で待ち合わせ、とりあえず車がなければ絶対に行かれない(行く気が起きない)お店に案内することにしました。
行くお店はその一軒だけ決めてあり、それ以外は流れで決めようと。
お店の場所は間違えようがないのですが、厚木駅からの最短ルートが分からないのでカーナビに案内させると三十分で着くという。
福島から来たとなれば話題はどうしても地震の話、直後だと聞きにくかったけど、今だったら思い出として話しをさせていただきました。
ちょうど三十分くらいで到着した麺工房隠國(こもりく)愛川本店@愛川町(ホームページ)、日記を遡ると四年ぶり、お店としてはもうすぐ開店十周年になりますね。
今までの記憶では駐車場が一杯になるほど混み合っているという印象ですが、今日は空いていて、スッと車を停めることが出来ました。
場所柄、路駐しても取り締まりが回ってこないばかりではなく誰の迷惑にもなりませんが、しっかりと駐車場を用意されているのですね。
外待ち合い席に貼られていた営業情報を見ると、しばらくの間は夜営業を控えるとのこと。
ここまできて営業していない、では悲しすぎるので、もう少し頻繁にホームページを更新したり、ツイッターでつぶやいて欲しいです。
店の周りを一通り観察して変化がないことを確認し、戸を空けて店内へ、店内の構成も全く変わっていないように見えたので、右手の待ち合い席をみると誰もいません。
そのまま視線を左へ移すとテーブル席に空き席があったので店員さんに目配せして座りました。
奥の厨房に面したカウンターが七席、大きな柱に面したテーブル席は、柱が無い辺が五席、有る辺が三席、開店当初から全く変わっていません。
メニューを見ると縦書き文字だけだったのが、横書きになって写真を入っています。
醤油味、塩味、塩味は醤油より二百円も高いのですが「自然のミネラルが豊富ですが、オススメは醤油です」と書かれています。
ご飯物と飲み物、そしてつけ麺には夏秋限定(五月上旬から十月末ころ)と書かれて『すおダレすっぱ麺』と『隠國冷しつけそば』が用意されていました。
オーダーしてお冷やを飲みながらお店の話しをしていると、お客さんが次から次へと入ってきて待ち合い席が一杯になり、店外に用意された待ち合い席にも何人か待っているほどの盛況ぶりです。
お待たせしましたと隠國冷しつけそば千円、この店でつけめんを食べるのは初めてです。
ちなみに友達は私が強く勧めたスペシャルチャーシュー麺、後で感想を聞いたら美味しかったとのこと。
つけそばの麺は玉子麺とコーヒー麺を合わせたゼブラー麺で、それぞれの麺の味が混じり合うことなくそれぞれ楽しめるのはここが製麺所だからでしょう。
とろみがありつつもキンキンに冷やされていたつけ汁に麺が驚くほど絡みます、途中でつけ汁が温まってしまわないようにスープを凍らせた氷の塊が二つも入っていました。
麺皿には冷し中華かと思うほど具材が乗せられていて、半身の味付け玉子二つ、穂先メンマ、水菜、細切りチャーシュー、半身のプチトマト二個、板海苔、さっと白胡麻が振ってありました。
旨いですねぇ、最強の味わい、未だ衰えず。
二人ともあっという間に食べ終わってしまってご馳走様でした、いやぁ、旨かった。
お店を出て車を出す時に「じゃあ、次は秦野の名店に行ってみますか」と声を掛け、車を南に走らせます。
一時間半ほど走ってなんつッ亭秦野本店@秦野市に到着、今日は土曜日だしかなり並んでいるだろうと覚悟していると駐車場がガラガラじゃないですか。
店先の写真を撮って店内に入ると、カウンター席が半分ほどしか埋まっていないしテーブル席は両方とも無人、何度も食べに来ていますが、こんなに空いていたのは初めてでなんつッ亭じゃないみたい。
お店のツイッターをフォローしているし、お店のホームページも時々チェックしているので新メニューが出ていることと、それは新メニューではないでしょ、ということも知っています。
新しく発売されたのは『なんつッ亭スペシャル』と『ぼくの空スペシャル』、スープと麺は同じでトッピング全部乗せのメニューです。
お客さんは少なくても店員さんはいつも通り十人近く働いていて活気に溢れた店内、ものの数分でラーメンが出来上がってきました。
私はぼくの空スペシャル千円、先に食べたつけそばと同じ値段ですね。
友達は私の勧めでネギチャーシュー、オーダーするとネギを別盛りにするかどうかを聞かれていました。
ぼくの空は以前は本店のみの限定メニューでしたが、去年、品川店、池袋店、川崎店でも販売されるようになりました。
豚骨スープにマー油というなんつッ亭スタンダードとは異なり、豚骨魚介スープに煮崩した豚肉をたっぷりとあしらったメニューです。
ノーマルが八百円なので「ゆでキャベツ、チャーシュー増し、刻み玉ねぎ、味付け玉子」が二百円に相当するわけで、かなりお得、食べてみた感じでは麺も多い気がしました。
濃厚なスープながらも後味がスッキリしていて、さらに生生姜がいい感じです。
麺はスープの力強さに負けない自家製麺の中太麺、スープに負けないだけではなく相性も抜群で、箸を止めることなく啜っていきます。
一人ではない時は一緒に食べている人に声を掛けたりして食べるのですが、今日の出来がかなり良くて一心不乱に食べてしまいました。
いやぁ、旨かった、ご馳走様でした。
食べ終わって隣を見るとちょうど食べ終わるころで、残ったスープを少し啜ってご馳走様でした。
お店を出て、友達が予約している平塚のホテルへ、あまりにも地元過ぎてなんか変な感じ。
ホテル近くで友達を降ろして帰宅すると、弟夫婦が遊びに来ていて、とって返して平塚に飲みに行ける状況では無くなっていました。
うーん、仕方ない。
夜は溜まっていた日記をアップし、明日の準備をし、眠れない夜を過ごしました。
小田急線の下り始発に乗っても小田原駅始発の下り線には間に合わないし、車で小田原まで行って始発に乗ったとしても大垣あたりで同じ電車に乗ることになるわけで。
最寄り駅始発から三本目の下り、小田原駅からは始発の次の下り、それでは青春18きっぷ2011夏の陣、第二弾の始まりです。
小田原から熱海へ、熱海から浜松へ、浜松で豊橋に停まらない特別快速大垣行き待ちで十五分停車。
停車の間に自笑亭で天ぷらそば三百八十円。
おそらく自笑亭というお店は(浜松駅の駅そばに入っているくらいだから)一大チェーン店を形成している大きなお店だとは思うのですが、ここ、駅そばでしか食べたことがないので、自笑亭といえば私の中では立ち食い蕎麦屋さん。
今日のはシッカリダシが出ていて美味しかった。
特別快速で順調に大垣まで到着したのですが、大垣でどこからかの接続待ちと言うことで発車が十五分遅れてしまいました。
旅にトラブルは付きもので、トラブルがあってこその旅です。
遅れたおかげで米原で姫路方面の新快速に接続できず、姫路で乗り換え待ち十五分となります。
時間は十五時過ぎ、もうお腹が空いて空いて、乗り継ぎを一本待ち合わせてもいいから何か食べなくては、と「駅の近くにラーメン屋さん、無いかなぁ」と急遽探すと、なんと駅のホームにあるじゃないですか。
えきそば姫路駅店(下りホーム)@兵庫県姫路市、下りホームだけではなく上りホームにもあり、外から見た感じではどちらもお客さんが入っています。
ラーメンを販売している駅構内の飲食店は、メインにお蕎麦、おうどんを販売していて、一種類か二種類だけラーメンを販売していることが殆どです。
どちらかというとラーメンをメインに販売しているお店は知らないのですが、ここのお店はラーメンとうどんしか販売していません。
いやいや、見るからに日本蕎麦でしょう、と思われる人がいるかも知れませんが、お蕎麦、おうどん、ラーメン、素麺(そうめん)等は麺料理なので、麺に中華麺を使っていれば「ラーメン」と呼ぶことにしています。
まあ、何を持ってしてラーメンと呼ぶかの正確な定義を知らないので、個人的に便宜上、そう決めているだけです。
メニューにはなぜか「かけそば」が無くて、『天ぷらえきそば』『きつねえきそば』から始まっていて、十四時から十七時まではタイムサービスとして五十円安くなっています。
夏季限定メニューとして『夏のえきそば』『ジャージャーえきそば』が用意されていたので、券売機をポチッとして厨房に食券を渡すと、麺箱から生麺を菜箸で一玉取って、茹で始めました。
店内は完全立ち食いで、五人程度が並んで食べられるスペースが両壁側と店内中央に各々二つずつありました。
食べたのは夏のえきそば三百八十円、店外には「夏の冷しえきそば」と表記されてますが、券売機の表記にしています(個人的な決め事です)。
鰹だしと醤油で味を調えた冷たいスープに、冷たい真ん丸い中細麺を120gくらい、トッピングは揚げ玉、青ネギ、花鰹、梅肉、凍らしたスープが添えてありました。
スープと中細麺がよく合っていてとても美味しいじゃないですか、姫路だけでじゃなくて全国のJR駅で販売して欲しいぞ。
途中、山葵で口を直しながら美味しく食べました、ご馳走様でした。
さて、岡山駅、初めての岡山県。
この日の天気は曇りで、気温は高め、東口にでるとかなりの人出、みんなどこに向かっているのだろう。
駅前の案内板で路面電車の駅の場所を探し、その方向を見渡すと電車が来ています。
お店の営業終了時間まで余裕があるのでお店まで歩いて行ってもいいのですが、その地の公共機関があれば乗ってみたくなります。
岡山電気軌道東山本線、清輝橋線もあり、全線均一料金かと思ったら途中まで百円、終点まで乗ると百七十円。
ワンマン電車なので、岡山駅前駅に電車が着くと運転手さんは電車をいったん降りて反対側の運転席に移動します。
つまり電車の両方に運転席があり、料金箱、入口、全て前後対称です。
五分ほど乗って県庁通り駅で降り、大通りを少し戻って小道に入っていくと大通りに平行した商店街があって、食堂やまと@岡山県岡山市北区が左手に目に付きます。
見た目は一昔前の喫茶店、喫茶店の軽食としてラーメンやチャーハンを提供している雰囲気、一瞬、足が止まりかけましたが、勢いを付けて戸を引いてみました。
一歩入ってみると満席、、、えっ?日曜日の夕方で満席?再び店内を見渡してみるとカウンター七席に四人掛けテーブルが四卓、全てお客さんが座っています。
満席の場合、店内で待たせるお店と(食べている人が気になるので)外で待たせるお店があるので、とりあえず戻ろうとしたら後ろに数人お客さんが続いていて戻れるに戻れず。
「ご注文を決めながらこちらでお待ちください」と店員さんに言われ、正面の壁を見ると中華そば、五目そば、に続いてかつ丼、やきめし、ハヤシライスと続きます。
そうこうしているウチにカウンター一番奥の席が空いて、座ってお冷やをいただきながらオーダー、目の前の厨房では女性店員さんがせわしなく働いています。
左に目を移すと店主さんと思われる男性店員さんが一人のんびりとカツを揚げています、パン粉を付ける動作は周りの動きからすると停まっているかのようにゆっくり、かっこいいですなぁ。
と、他にまだ料理が来ていないお客さんを差し置いて中華そば七百円が運ばれてきました、他のお客さんはトンカツを待っていたようです。
岡山ラーメンとはなんたるかは全く分かっていませんが、とろみのある豚骨ダシに濃いめの醤油ダレ、色は乳茶褐色ですが味わいは柔らかく甘めで美味しいです。
茹で時間が一分も掛からない細麺は柔らかめの茹で上がりでスープによく絡んで美味しいですね。
しっかりした大きさの煮豚チャーシューが二つ、細めの茹でモヤシ、細めのメンマ、全体に散らされている青ネギが美味しくて、気が付いたら麺を食べ終わってレンゲをスープので飲んでいました。
ご馳走様でした、入口近くで会計して店外に出ると、何人ものお客さんが待っていました。
来た道を戻るように路面電車の駅に戻る途中にある元祖岡山とりそば太田@岡山県岡山市北区、先のお店に行く時に目の前を通って気になっていました。
店内に入ってみると奥に細長く、一番奥に厨房があってラーメンを運ぶ廊下(?)とカウンター台とカウンターだけ、数えてみると十一席と二席です。
その廊下には若い女性二人しかいなかったので「若い女性だけで頑張っているんだ」と勘違い、食べている時に奥の厨房から男性店員さんが出てきました。
メニューは醤油味と塩味、季節限定で冷やししそ梅そばと冷麺が発売されていて、よっぽどそれにしようかと思ったけど、塩味で。
お客さんは半分以上入っていて、私以外は全員二人組でした。
ボケッと待っていると、先の待ち客の分と一緒に三人分が一緒にカウンター台越しに渡されました。
塩とりそば六百五十円、ドンブリは厚手の板に乗せられていて、板にはレンゲを置きやすいように穴が二つ開けられています。
麺が見えないほど白ネギと青ネギが散らされてて、そのネギをよけてレンゲでスープをすくって飲んでみると丸鶏の味わいが口いっぱいに広がります。
丸鶏をダシにしたスープは独特の苦みがあり、その苦みが好きなのですけど、苦みを全く感じないスープ、この味わいがとりそばなんですか。
優しくて角のない塩を使っていて鶏の旨さを十分に引き出しています。
少し固めに茹で上げられた細麺もいい感じでスープの味をさらに引き立てていて、千切りキャベツがサクッとしたアクセント。
チャーシューの代わりに蒸し鶏があしらわれていて、スープに浸して食べるととても美味しく、キャベツも何気に合っていました。
途中で卓上の胡椒や一味を試してみようかと思いつつも食べ終わってしまってご馳走様でした。
駅まで戻る途中でスターバックスに立ち寄ったけど、岡山限定タンブラーはありませんでした。
いったんホテルに戻ってクールダウン、身体を休めたいのはもちろんですが、アイフォーンやパソコンも充電もしないとね。
一時間ほど休んでから、買い忘れた寝酒を買うついでにもう一杯ラーメンを食べるかと、ホテルの近くのラーメンPub Tanc@岡山県岡山市北区に行ってみました。
お昼の十一時半から朝六時までの長時間営業で、金曜日とか祝前日は二十四時間営業とのこと。
店内は壁に面した手作り感のある木製のテーブルと椅子、テレビの真下に五〜六人座れるテーブル、その隣に二人掛け、反対側は四人掛けが二卓、入口近くに三席と二席。
威勢のいい男性店主がホールを動き回ってオーダーを取り、厨房では男性店員と女性店員さん二人と四人で切り盛りされています。
他のお客さんもそうですし、お店の名前もそうなのですが、ラーメンだけ食べて帰るお客さんはおらず、一杯、二杯、と飲んでから、な雰囲気。
それを承知で来たわけで、先ずは生ビール五百円で今夜は岡山で一人お疲れ様会、一日に十二時間以上も電車に乗ったのは初めてで疲れました。
ジョッキはキンキンに冷えているというか凍らせてあって、火照った身体を芯から冷やしてくれます。
続けて鶏の唐揚げ四百円、いわゆるザンギ、一つ一つが小ぶりで美味しいですね。
大きな液晶テレビでは世界水泳が放映されていて、ちょうど四百メートルメドレーリレーをやっていました、頑張れ日本。
一気にビールを飲んでしまったので続けてレモンサワー四百円、こちらも凍らせたジョッキにたっぷりと入ってさらに身体を冷やしてくれます。
さて、身体も冷えたしラーメンでも食べるかとメニューを眺めてから壁を見渡すと、数量限定の冷やしラーメンがあったのでお願いしました。
0度から5度まで辛さが選べるので5度をお願いすると、「初めてですか?」「レッドというメニューは2度でかなり辛い」「すんごい辛いですよ」と言われましたが。
数分で冷やしとんこつラーメン八百五十円、どれだけ辛いかと思ったら薄い橙色のスープです。
それでも油断せずにレンゲで飲んでみるとピリ辛もなくて、中本の味噌タンメンクラス、辛くないので逆に冷たい豚骨スープの美味しさがじっくり感じられます。
氷が浮かべてあるスープの中には細麺、麺もシッカリ冷やされていて美味しいですね。
チャーシューの代わりに冷やしゃぶ豚も冷たいラーメンにピッタリですが、生暖かいなるとと半身のゆで玉子がなんとも、青ネギと白胡麻はどうなんでしょう。
冷たい豚骨スープはとっても美味しかったので飲み干したかったけど、それはそこまでは、と、ご馳走様でした。