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事件
【北アルプス遭難】この時期危険な「春装備」…天候悪化に対応できず
2012.5.5 13:12
[山岳事故]
「ゴールデンウイークのこの時期は冬と春のはざまで、冬の装備の人がいる一方で、軽装だったり冬山登山の経験が浅い人も登ってくる。アイゼン(靴底に装着する金属のツメ)さえ持たない人もいる」と話すのは、山梨県の八ヶ岳で山小屋を経営し、日本山岳ガイド協会理事を務める竹内敬一さん(57)。
「昨日は寒気が入ってきていて八ヶ岳でも気温がかなり下がった。白馬岳のあたりはここよりも圧倒的に雪が多い。高い山ほど天候も厳しいのは当然のことだ」といい、「難しい山に行くとすれば、天候を予測するための勉強をするべきだが、なおざりにされている側面がある」と指摘する。
中高年を中心にした山ブームに加え、最近では「山ガール」など若者の登山人気は高まっているが、「低い山で経験を積むことをせずにいきなりすごい山に行ってしまう。山がブランドになってしまっている」と懸念。「山は厳しいもの。経験がないのに登ってしまう人がいれば事故が起こるのは当然だ」と警鐘を鳴らした。
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