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ビジネス

武雄市、図書館の利用カードをTポイントカードに置き換える計画 78

ストーリー by headless
懸念 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

佐賀県武雄市とカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は、武雄市図書館・歴史資料館の企画・運営に関する提携について基本合意した(CCCのニュースリリースUSTREAMの記者会見動画高木浩光@自宅の日記)。

運営開始は2013年4月1日を予定しており、CCCが運営する「代官山 蔦屋書店」のノウハウを活用した品揃えやサービスの導入のほか、Tポイントカードの導入、物品販売や外食事業など付属事業の展開も行うとのこと。記者会見では図書利用カードをすべてTポイントカードに置き換える計画が明らかになり、貸し出し履歴がCCC側や他の事業者に渡るのではないかという懸念が高木浩光氏などから上がっている。CCC担当者によれば履歴の扱いについては未定とのことだが、武雄市長は何を借りたかという情報は個人情報ではないという独自の主張を展開したそうだ。なお、日本図書館協会の図書館の自由に関する宣言では「利用者の読書事実・利用事実を外部に漏らさない」ことが定められている。

  • by alternative (23238) on 2012年05月05日 12時43分 (#2147138)

    GoogleやYahooやAmazonのアカウントに紐付けられるんじゃなきょいいや、
    と思ったら、今TポイントってYahooアカウントに紐づいてるんだったわ
    読書歴に連動してバナー表示とかされたら、ちょっといやだな。

    # ちょっと前、知り合いの父親が亡くなったので香典にいくら包むべきかぐぐったら、
    # その後しばらく、adwordsの広告で葬式業者がしつこく表示されるようになった
    # 今乗ってるバイクの部品の型番をぐぐったら、その後しばらくadwordsの広告で
    # バイク○から、"そのバイク売ってくれ"というものがしつこく表示されるようになった
    # 正直、見るほうも不快だし、広告主だって本意じゃないと思うんだが

    • by Anonymous Coward

      広告主が本意でないなんてとんでもない。機会さえあれば相手を不快にさせてでも金を得ることこそが宣伝をするものの本意でしょう。
      身内が亡くなってちょうど一年ぴったりを過ぎた日から、あちこちの不動産業者から相続した土地を売れというダイレクトメールが大量に届くようになりました。さすがにこいつらのやってる仕事は薄汚い賤業だと思いましたね。

  • by miyuri (33181) on 2012年05月05日 12時46分 (#2147139) 日記

    木の葉の中に木の葉を隠すとか、ポイント欲しさに読みもしない本を借りる人が続出。
    そういうのが見えてしまうんだよね。

    • by nmaeda (5111) on 2012年05月05日 13時20分 (#2147151)

      ポイント付与はまだ検討中だそうですよ。

      付与が実現されても率は悪いだろうし、図書館まで往復して重い本を何冊も運ぶくらいなら、小銭を消費した方が良いのでは?

      ポイントを付与するなら、貸し出し履歴くらいはCCCが利用できないと割が合わないと考えるかも。

      司書の資格を持って公務員として勤めている職員は異動か自己退職かな。CCCならパートかアルバイトに置き換えてコストダウンを計るだろうし。

    • by joey_tribbiani (43367) on 2012年05月05日 14時15分 (#2147185)
      対策として、利用者には返却時に読書感想文の提出を義務付けます。 (・∀・)
  • 貸本屋 (スコア:1, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward on 2012年05月05日 11時34分 (#2147112)

    町の図書館なんて既に既に無料の(というか税金とかで間接的に料金徴収がされている)貸本屋なんだから
    ツタヤがやるのはまあ自然の流れじゃないかな。

    図書館の自由に関する宣言云々て別に公務員がやってれば安心で民間企業がやったら心配とかそういうもん
    でもないし、むしろ民間企業がやるってほうが(今回みたいに)本当に正しく運用されているかみんながきにしていいんじゃないかね。

    • Re:貸本屋 (スコア:2, すばらしい洞察)

      by Anonymous Coward on 2012年05月05日 12時01分 (#2147123)

      町の図書館なんて既に既に無料の(というか税金とかで間接的に料金徴収がされている)貸本屋

      全然違うよ。図書館は需要に関係なくアーカイブする価値のある本を所蔵する。社会や、子供や、教育や研究のための本を入れる。そんなんツタじゃやってくれんよ。どんだけ需要あってもエロ本や漫画(物によるけど)は入れない(言うまでもないけど国会図書館は別な)。今はおとなしくてもそこは営利企業。最後は資本の論理が出張ってくる。

      公務員と民間でうんぬんというのは、全面的に肯定はしないけど否定もしない。

      • by Anonymous Coward

        図書館はどれだけ需要があっても漫画は入れないというのはどういう根拠で?

      • by Anonymous Coward

        「アーカイブする価値のある本」はどうやって決まるのでしょう。その本が「社会や、子供や、教育や研究のため」になるかどうか
        どうやって判断するのでしょう。

        もちろん全知全能の判断者がいて「読む価値のある本が揃っている夢の図書館」というのは私もワクワクしますが、現実には
        図書館だって「税金の有効利用できているかを回転率で判断します」って言われたらあなたの言う「資本の論理」と変わらないのでは。

        そしてそれに少なくとも市井の「図書館」が抵抗できる(できている)とはとても思えないんだなあ。

        • Re:貸本屋 (スコア:4, すばらしい洞察)

          by nmaeda (5111) on 2012年05月05日 12時49分 (#2147142)

          >図書館だって「税金の有効利用できているかを回転率で判断します」って言われたらあなたの言う「資本の論理」と変わらないのでは。

          「税金」による運営なら、その時点で営利目的じゃないから。基本的には、営利目的として成り立たないから税金を投入するんだよ。税金の有効利用というのは、それを前提とした上で、無駄遣いを減らすこと。営利企業とは前提が違う。

          無料の貸本屋という表現はある意味正しくて、営利目的なら回転率の悪い本は在庫しないけど、図書館は回転率の悪い本、たとえば高価で場所を取る大きな辞典・事典や学術書も置いているし、学生が長居して勉強しても良い。無料=利益を目的としないことが前提だからできること。

          >そしてそれに少なくとも市井の「図書館」が抵抗できる(できている)とはとても思えないんだなあ。

          運営が続いているなら、一定の抵抗ができているわけですが。辞典・事典や学術書がなくなって、売れ筋の小説やエッセイ、マンガばかりになった公立図書館がありますかね?

          • by Anonymous Coward on 2012年05月05日 14時11分 (#2147183)

            「一定の抵抗」の「一定」に対する考え方の差異ではないでしょうか。

            逆に言えば「売れ筋の小説やエッセイ、マンガを数量確保するために辞典・事典や学術書を減らした」ことなど1冊たりともない公立図書館が現在ありますかね?

            「それが1冊あるだけでもう抵抗できていない」という原理主義者はともかく、私個人は自分の興味範囲の資料が「蔵書なし」であることが
            それなりの頻度であり、また逆にベストセラー本が「蔵書数100 予約数294」のようなものが壁に貼られてたりするのを見るにつけ
            「一定の抵抗が"できない"」という感想をもらしました。

            もちろん私の資料探しがたまたまそういう傾向で、またそのベストセラー本など図書館全体から見れば無視できる量だといわれればきちんと統計資料を
            作成したわけではないので「抵抗できてないと思うのはお前一人だ。そんなことを人が目にする場所に書くな」と言われれば反論できません。

            そして別に現在の「図書館運営に携わる人たちは全くワカランチンばかりだな」と思っているわけでもなく現在の日本の政治経済状況ではそれもやむなしだろう
            なあと思っていて「なんで抵抗できないだ、馬鹿!もっと頑張れ」ということではなく「ああ、大変なんだろうなあ」ということです。

            • by Anonymous Coward on 2012年05月05日 15時29分 (#2147223)

              より多くの市民の要求に応えるサービスを提供するのが正しい、みたいなことを叫ぶ市長が誕生してますからねぇ。
              自分の頭の中の理想の図書館にこだわってるだけの人以外は、ちゃんと現在の図書館を利用してる人は、要望の多い人気作に予算を優先的に回している現状を理解していると思います。
              ネットから貸出や予約のランキングや各タイトルの蔵書数が確認できる図書館もあるので、そういう現状は図書館に行かない人でも知ることができます。

        • by Anonymous Coward
          絶版本にバブル的に高値がついていても、図書館であれば読めます。貸し出しが禁止されることはあっても館内で閲覧することはできる段階も踏むことでしょう。

          民間の貸本屋であればちまちま貸して稼ぐよりも、中古市場で高値で売りさばいて大儲けすることを選んだとしても誰も文句は言えません。

          消費税ができたり上がったり表記の変更を強制されたりしたおかげでいろいろな本が絶版、品切れの憂き目にあいましたが、図書館ががんばってくれているおかげで読むことはできています。抵抗できていないだなんてとんでもないですね。
        • by Anonymous Coward

          有効に活用されているかを「回転率で判断」する点が資本の論理ですよ。

          多くの人が読みたいと思っているようなベストセラーを置いたら回転率は高くなるでしょうが、それこそ民業圧迫になってやってはいけない手法でしょう。そういうのは本屋さんに任せましょう。

          逆に新聞の縮刷版とか周辺市町村史、などのような高価で、各個人にとって有用な箇所はその一部だけなので1冊でも買うのはきつい、などの書籍はみんなの税金から買って置いておく価値がある本といえるし、現状の運用としてこうなっているんじゃないですかね。

    • by Anonymous Coward on 2012年05月05日 11時42分 (#2147117)
      >町の図書館なんて既に既に無料の(というか税金とかで間接的に料金徴収がされている)貸本屋なんだから
      同意できないな。図書館は図書館だよ。
      市政、市民ともに貸本屋だという考えだとしても、それなら図書館ではなく貸本屋そのものにしてしまえばよいのだし。
      • by Anonymous Coward

        そうだよなあ。市営貸本屋になれば良い。

        図書館としての義務を果たさずに権利だけってのはおかしい。義務を果たすのが嫌なら止めれば良いだけ。
        貸本屋になってくれた方が、出版社もうれしいだろう。

    • by Anonymous Coward on 2012年05月05日 11時55分 (#2147120)

      TSUTAYAがやるのもTポイントも(個人的には好きではないが)まあ判らないこともないし、
      Tポイントカードにしたからといって履歴がTSUTAYA側に個人が特定可能な形で伝わるとも限らない
      (というかこう初っ端から高木先生に目を付けられた以上、まともなIT企業であれば、まだ1年も時間があるんだし対処するでしょうw)が、

      これね、今までね、これ個人情報だって名の下にね、全部廃棄してたんですよ。なんで本をね、借りるのが個人情報なのか、って僕なんか思いますので。じゃあどこまでいくかは別にしてね、で、僕はそれを元にしてリコメンドを出したいんですよ、リコメンドを。

      市長だけは空気が読めてない感じで危険っぽい。図書館の存在理念とかもあれだけど、それ以前にどうみても高木先生に喧嘩売ってます。いやあ怖くてできないわw

      • by Anonymous Coward on 2012年05月05日 13時55分 (#2147170)

        履歴がTSUTAYA側に個人が特定可能な形で伝わるとも限らない

        本のタイトルがCCCに伝わらない形でシステムを構築することは可能だと思いますし、
        そうせざる得なくなると思います。

        でも、今回は、本の貸し出しに対してポイントをつけるという話なので、
        最低でも「何野誰兵衛は○○年×月△日×時△分に本をX冊借りた」というの情報はCCCに伝わりますよね。
        そうしないと、リアルタイムに冊数分のポイントがつけられないので。
        それだけの情報でも、その気になれば、ターゲット広告は可能です。
        行動がはっきり見えるので、イヤな人はイヤではないかと思います。

        民間企業がやることなら良いのかも知れませんが、地方自治体がやる事業で、
        しかも、本を借りるために他の選択肢が用意されないのはどうかと思います。

         #結局、Tカード以外の貸し出しカードも用意せざる得なくなるんじゃないのかな。

        市長だけは空気が読めてない感じで危険っぽい。図書館の存在理念とかもあれだけど、それ以前にどうみても高木先生に喧嘩売ってます。いやあ怖くてできないわw

        まったくもって同意。
        最近、高木先生、図書館と縁があるなぁ…。

    • by Anonymous Coward

      「図書館の自由に関する宣言」なんてものは武雄市の図書館が
      日本図書館協会から離脱すれば全く問題ない。

  • by Anonymous Coward on 2012年05月05日 12時53分 (#2147145)

    がはかどりそうですね^^

  • by northern (38088) on 2012年05月05日 13時36分 (#2147160)

    ついに図書館もか

    これを機会に利用者の利便性向上を兼ねて電子書籍を本格的に貸し出してくれるようになればいいのだが、そうはならんだろな~

  • by Anonymous Coward on 2012年05月05日 13時50分 (#2147168)

    書店ってのは今「売れる本」しか置かない。
    棚の数が有限である以上、売れない本を置いておく余裕はないという言い方でもいい。
    で、その「売れる本」というのはどこで見てるかというと
    オリコンなみに発行側の意図がうるさい取次の作るデータ。
    本屋大賞が全然「書店員がいい!と思う本」ではないのは周知だし、
    ジュンク堂新宿店閉店の際「本当はこの本を売りたかった!」フェアが話題になったのは
    裏を返せば日頃いかに書店員が売りたい本を発注できないかってこと。
    いち地方書店にいる身としてこのニュースは驚いた。あのジュンクでさえ、だもの。

    で、この「書店の品揃えのノウハウ」を図書館がやればどうなるか。
    郷土資料や一次資料を探す場所がまず消える。
    今のベストセラーばかりが入り、一昔前の作家の本も消える。
    数年前アニメ化されたようなマンガだって消える。
    残るはマスメディアに名作認定された定番ばかりってことになる。
    ここ十年来書店が歩んできたこのすじがきを図書館まで辿ることになれば、
    自分で本を探す人はどこにも行けなくなるだろうね。たぶん。

  • by naima (6903) on 2012年05月05日 16時08分 (#2147247)

    質問と回答の抜粋と要約から

    >記者:雑誌や文具の販売をするということだが、地元の書店や文具にとってフェアではないのでは。
    >市長:これをきっかけとして切磋琢磨して欲しい。生き残ろうというのであれば他と違うことをしてもらう、ということになる。

    前後するけど

    >記者:今回指定管理者の公募をおこなっていない理由
    >市長:特殊な事業なので市長権限でそうする

    うちの市長がこんなんだったら、リコールしたいよ

  • by Anonymous Coward on 2012年05月05日 11時30分 (#2147110)

    武雄市長が借りたアダルトビデオの一覧が流出したら面白いのにw

    # それでも「何を借りたかという情報は個人情報ではない」と言ってくれるのだろうか?

    • by Anonymous Coward

      そんな低レベルなことで簡単に溜飲をさげるような人ばかりだからポピュリズムが繁栄するんだなあ。

      インターネットでうまい当てこすりをいって気分が良くなっても世界は何も良くならないですよ。

      # という当てこすりを言うことぐらいしかできないのがインターネット。

  • by Anonymous Coward on 2012年05月05日 11時56分 (#2147121)

    我々Anonymous Cowardは本を借りられないからしょうがないね

  • by Anonymous Coward on 2012年05月05日 12時14分 (#2147132)

    ポイントカードは履歴情報と引き換えにポイントを受け取るシステムなので利用者にはポイントが付与されるべき。

  • by Anonymous Coward on 2012年05月05日 14時15分 (#2147186)

    図書館の履歴を秘匿するのは過去の思想弾圧に対する反省という強い動機があってのこと。
    それを否定するというのは思想弾圧を許容するとも取られかねないキチガイ発言で、市長としての品格に欠けると言わざるを得ない。
    貸出履歴の傾向から効率的に本を入荷するというのは一見して良いことのようにも思えるが、逆に少数派は淘汰されてしまう。
    間接的ではあるがそれも一種の思想弾圧だよ。

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