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遠出がなかなかままならないわたしに、画像をいつも届けて
くれる友人がいる。
その数は膨大で、ほとんどすべての作品を撮って送ってくれる。
いかに活発な展覧会であるかということが、その作品でも
わかる。
積極的に作品解説も行われており、講師陣の熱意ある
ようすが伝わってくる。
作品の鼓動が画面から伝わってくる。
解説が聞こえるように、線が生きて蘇る。
躍動感のある作品が、わたしは好きだ。
作品のリズム感や呼吸を感じるからである。
ある時は淡墨のロマン、ある時は濃墨の漆黒から生まれる
深い律動に酔う。
深海を泳ぐ魚のように作品を眺めながら、そこに漂う。
その場の聴覚や皮膚感覚を感じることができないのが、
本当に残念である。
印象に残る鑑賞会の場面をいくつか取り上げてみた。
もし失礼がありましたら、ごめんなさい。 |

会場入口

特別鑑賞会 仲川恭司 氏
「大字の素晴らしさ、楽しさについて」
金子卓義 氏の作品の前で |