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文書番号: 315265 - 最終更新日: 2007年12月1日 - リビジョン: 2.5

Windows XP でディスクのエラーをチェックする方法

Microsoft Windows 2000 については、次の資料を参照してください。156571  (http://support.microsoft.com/kb/156571/ )

目次

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概要

Chkdsk (Chkdsk.exe) は、ボリュームに問題がないかどうかを調べるコマンド ライン ツールです。また、このツールは検出した問題箇所の修復も試みます。たとえば、Chkdsk では、不良セクタ、消失したクラスタ、相互リンクしたファイル、およびディレクトリ エラーに関連する問題を修復できます。Chkdsk を使用するには、管理者または管理者グループのメンバとしてログオンする必要があります。

Chkdsk は、マイ コンピュータまたはエクスプローラからも実行できます。

詳細

  • Chkdsk は実行時に、ボリュームへの排他的アクセスを必要とします。そのため、チェック対象のディスク ドライブ上で 1 つまたは複数のファイルが開かれていると、次回コンピュータを再起動したときにディスク チェックを実行するようにスケジュールするかどうかを確認するメッセージが表示されます。
  • Chkdsk の実行時間は、ファイル数とフォルダ数、ボリュームのサイズ、ディスク パフォーマンス、およびプロセッサやメモリなどの使用可能なシステム リソースによっては長くなる可能性があります。
  • Chkdsk は、読み取り専用モードでは情報を正確にレポートできない場合があります。

Chkdsk をコマンド プロンプトで実行する

  1. [スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。
  2. [名前] ボックスに cmd と入力し、Enter キーを押します。
  3. 次のいずれかの手順を実行します。
    • Chkdsk を読み取り専用モードで実行するには、コマンド プロンプトで chkdsk と入力し、Enter キーを押します。
    • ボリュームの不良セクタのスキャンを実行せずにエラーを修復するには、コマンド プロンプトで chkdsk volume:/f と入力し、Enter キーを押します。

      : ハード ディスク上の 1 つまたは複数のファイルが開いている場合は、次のメッセージが表示されます。
      ボリュームが別のプロセスで使用されているため、CHKDSK を実行できません。次回のシステム再起動時に、このボリュームのチェックをスケジュールしますか (Y/N)?
      Y と入力し、Enter キーを押してディスク チェックをスケジュールし、コンピュータを再起動してディスク チェックを開始します。
    • エラーを修復するには、不良セクタを検出し、可読情報を回復して、コマンド プロンプトで chkdsk volume:/r と入力し、Enter キーを押します。

      : ハード ディスク ドライブ上の 1 つまたは複数のファイルが開いている場合は、次のメッセージが表示されます。
      ボリュームが別のプロセスで使用されているため、CHKDSK を実行できません。次回のシステム再起動時に、このボリュームのチェックをスケジュールしますか (Y/N)?
      Y と入力し、Enter キーを押してディスク チェックをスケジュールし、コンピュータを再起動してディスク チェックを開始します。

Chkdsk をマイ コンピュータまたはエクスプローラから実行する

  1. [マイ コンピュータ] をダブルクリックし、チェックするハード ディスク ドライブを右クリックします。
  2. [プロパティ] をクリックし、[ツール] タブをクリックします。
  3. [エラー チェック] の [チェックする] をクリックします。[チェック ディスクのオプション] を表示するダイアログ ボックスが表示されます。
  4. 次のいずれかの手順を実行します。
    • Chkdsk を読み取り専用モードで実行するには、[開始] をクリックします。
    • ボリュームの不良セクタをスキャンせずにエラーを修復するには、[ファイル システム エラーを自動的に修復する] チェック ボックスをオンにし、[開始] をクリックします。
    • エラーを修復するために、不良セクタを検出し、可読情報を回復するには、[不良セクタをスキャンし、回復する] チェック ボックスをオンにし、[開始] をクリックします。
    : ハード ディスク ドライブ上の 1 つまたは複数のファイルが開いている場合は、次のメッセージが表示されます。
    ディスク検査のユーティリティは Windows ファイルの一部に排他アクセスが必要なため、ディスクの検査は実行できませんでした。これらのファイルは Windows の再起動後にのみアクセスできます。次回のコンピュータの再起動後に、このディスクの検査を実行しますか?
    [はい] をクリックしてディスク チェックをスケジュールし、コンピュータを再起動してディスク チェックを開始します。
次の表は、Chkdsk の終了後にレポートされる終了コードを示しています。
元に戻す全体を表示する
終了コード 説明
0 エラーが見つからなかった。
1 エラーが見つかり、修復した。
2 ガベージ コレクションなどのディスク クリーンアップを実行した、または、/f が指定されていなかったため、クリーンアップを実行しなかった。
3 ディスクをチェックできなかった、エラーを修復できなかった、または /f が指定されていなかったため、エラーが修復されなかった。

Chkdsk の詳細については、以下のマイクロソフト Web サイトを参照してください。 Chkdsk の詳細を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
314835  (http://support.microsoft.com/kb/314835/ ) Chkdsk.exe で使用可能な新しいスイッチ /C および /I について

この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Windows XP Home Edition
  • Microsoft Windows XP Professional
  • Microsoft Windows XP Professional x64 Edition
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