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事件
【高速バス衝突】河野容疑者 白バスで中国人ツアー「陸援隊はアルバイト」
群馬県藤岡市の関越自動車道で7人が死亡した高速ツアーバス事故で、自動車運転過失致死傷の疑いで逮捕・送検された運転手、河(こう)野(の)化(か)山(ざん)容疑者(43)が群馬県警の調べに、バス会社「陸援隊」(千葉県印西市)から請け負った業務について「アルバイトの運転手」と供述していることが4日、分かった。陸援隊の名義を借り、中国人観光客向けツアーを自ら手配していたことも同社の代理人弁護士の話で判明した。
事故当日は自分のバスが故障し修理中だったため、陸援隊の代替バスを運転。道路運送法で禁じる「無許可営業」(白バス)の疑いがあり、国土交通省関東運輸局が運行実態をさらに調べている。
弁護士によると、河野容疑者が普段使っていたバスの車検証での「所有者」は河野容疑者だったが、実際に走らせる「使用者」は陸援隊名義になっていた。バス1台ずつに登録が義務付けられている道路運送法上の許可も同社名義だった。
使用者が陸援隊名義でも、実際に河野容疑者が収入や経費などを管理していれば事業主とみなされるため、無許可営業となる。
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