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AKB48の指原莉乃(19)のデビューシングル「それでも好きだよ」(2日発売)のうち、すでに完売した5曲入りタイプの「劇場盤」1万2000枚分が、オリコンシングルチャートに反映されないことが4日、分かった。「シングルは4楽曲以内」というオリコンの規定から外れるため。乃木坂46の「おいでシャンプー」と売り上げを競っている指原はショックを受けたが、「よく考えたら、ちゃっかり“ファーストアルバム”まで出したわけだ」と気を取り直し、勝負をあきらめていない。
痛恨の“ミス”で指原が窮地に追い込まれた。問題になったのは、「それでも‐」4タイプのうち、ネットショップのみで1万2000枚限定発売する「劇場盤」。3タイプが3曲入りなのに対し、同盤のみ松浦亜弥(25)「Yeah!めっちゃホリディ」のカバーなど5曲収録されたことが、引っ掛かった。
チャートを発表する同社の規定では「シングルは4楽曲以内」。「それでも‐」発売元のエイベックスは「ボーナストラックの『‐ホリディ』は楽曲にカウントされないと認識していたが…」と説明したが、あとの祭りだった。
乃木坂と週間売り上げを競っている指原は、まさかの事態にショックを受け「うそでしょ。そんなことってあるの」と号泣。しかし、初日に乃木坂に5・5万枚差をつけられ、2位だったけに「1万2000枚で埋まる差なら言い訳になるけど、それ以上に開いているわけで!」と前向き?に考え直した。
4日現在、約1・2万枚盛り返し、約4・3万枚差としており、逆転をあきらめていない。数字に反映されなくなった5曲入りタイプも「よく考えたら、ちゃっかりファーストアルバムまで出したわけだ」とネタにした。4日午後6時からは“最後のお願い”として、ファンらとの交流サイト「google+」の1日300回更新に挑戦。指原が奇跡へ向けて全力を注ぐ。
(デイリースポーツ提供)
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