インチキイデオローグに騙されてはならない
雑誌「SAPIO(サピオ)」というのがあるらしい。
読んだことはおろか見たこともありません。
発行元は小学館、小林よしのりが主軸の一人ということで、なんとなく胡散臭さを感じてしまいます。
小林は、私からすれば、単に自己顕示欲の強い漫画家としか見えません。
知性を感じないのです。
時流に乗るという嗅覚の鋭さは、さすがに人気漫画家だけのことはあると思いますが。
ところで、大阪市長の橋下徹がこの雑誌に掲載された小林の橋下批判に反批判しているという。
で、それに対して小林が激怒(爆)
発端は「SAPIO」最新号(5月9・16日号)の対談記事。
京大大学院准教授の中野剛志との対談で小林は、橋下の大阪都構想などについて批判しました。
これに対して橋下がツイッターで反論。
この反論に小林が激怒したというのが事の経緯です。
報道を読む限り、敢えて言及するほどの内容ではないので、ここではあまり取り上げません。
ただ、以下の橋下の小林、中野両名に対する批判は正鵠を得ています。
「小林よしのりは、税金で飯は食っていないので中野剛志よりも多少はましかはしらんが、ようは口だけで、何もやっていない奴。二人似た者同士で語り合っていたら良いが、住民が困っていることを何か一つでも解決しろよ。保守だ、国だと偉そうなフレーズは口に出すが、要は暇児(人?)なだけじゃねえか」
「小林よしのりももう少しまじめに勉強しろよな。大阪都構想を、大阪を都にすることだって。やれやれ。バカか。大阪府と市の行政機構を変えるという話なんだよ。どんな目的で何をやろうとしているのか、これまでの経緯も含めてもう少し勉強してから批判しろ」
私は小林同様、中野にも知性を感じませんね。
二人とも薄っぺらいでしょう、その言動が。
それに人相がいただけません、この二人は。
一言で言えば「貧相」。
顔がそのレベルを物語っているように感じます。
「ようは口だけで、何もやっていない奴」
という橋下の批判。
当たってます。
小林とか中野とかがもてはやされる保守論壇とは何なのでしょう?
私には理解不能。
それだけ保守のレベルが低下しているということでしょう、数は増えましたが。
私が左翼だったころの保守論壇には江藤淳とか福田恆存という論客がいました。
言ってること、書いてることは頭にくる内容なのですが、どこか無視できないところがある、知的重みとでも言えばよいのでしょうか。
左翼知識人にはない奥の深さと知性の幅があるのです。
彼らと比べると今の保守派論客はダメですね。
左翼知識人の裏返しです、まるで。
そういう連中に安直に乗るネット、そのあたりが限界ですかね。
橋下も、このところちょっとクエスチョンですね、私にとって。
特に彼の原発政策には賛同できません。
すべてに同意できる政治指導者などいるわけがないし、いるとすれば、それこそマンセーと言うかカルトでね。
私はリアリストですから、プロパガンダは受け入れられない。
そういう意味では、橋下の原発に対する言動にはポピュリズムと批判されても仕方がない軽薄さを感じます。
橋下も反省しないといけません。
このまま推移すれば、私は橋下を支持できません。
どこか浮ついている。
軽いんですよ言動が。
やっぱり若いということかな、まだ。
ただ、橋下は図抜けています色んな意味で。
その出自からして普通なら絶望ですよ。
それを逆手にとって、さらに上にあがる。
そういう点では稀代の改革者かもしれません。
が、逆に、単なるアジテーターで終わる可能性もあります。
しかし、私はトータルとして橋下を評価しています。
腐りきった大阪には、彼のような劇薬が必要でしょう。
が、国政でどこまでやれるのか?
となったら大いに疑問です。
まあ、橋下が政界を激変させる可能性は大いにあるわけで、その一点において私は橋下に大いに期待します。
あとは、もう少し注意深く見守りたい。
私は、彼が大阪市を改革しようとする姿勢は100%評価します。
ただ、国政は別物ですから今のところは静観するしかありません。
私たちはインチキイデオローグと本物を見分けなければならない。
~文中 敬称略~
参照1:「呼び捨てされ激怒」の橋下市長に反論 小林よしのり氏「常軌を逸してないか?」
参照2:「もう少し勉強してから批判しろ」 「ゴーマニズム」小林よしのり氏に反論
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都の尖閣購入募金に7600万…「ありがたい」
東京都が尖閣諸島(沖縄県石垣市)の購入資金を全国から集めるため、先月27日に開設した募金専用口座に、1日までの5日間で計7600万円が振り込まれたことが分かった。
都は先月27日夕、専用口座の開設を発表し、都のウェブサイトにも告知を掲載した。土日と振り替え休日をはさみ、銀行が営業した1日に確認したところ、振り込みは計5428件で、金額は計7600万7211円に上っていた。
都は来年4月に埼玉県内の地権者と売買契約を結びたい意向で、今月1日に同諸島購入に向けた専従チームを発足させた。都の幹部は「わずか5日間でこれだけ集まるとは思わなかった。関心の高さがうかがえ、大変ありがたい」と話した。
(2012年5月2日12時49分 読売新聞)
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東京都尖閣諸島寄附金について
平成24年4月27日
知事本局
本日、東京都尖閣諸島寄附金口座を開設いたしますので、以下のとおり、お知らせします。
1 寄附金募集の趣旨
この寄附金は、尖閣諸島の購入・活用のためにあてさせていただきます。
2 案内をするホームページアドレス
東京都知事本局ホームページ内
http://www.chijihon.metro.tokyo.jp/senkaku.htm
3 寄附金に関する手続き等について
※下記の金融機関の口座振込みにより受付いたします。
■みずほ銀行 東京都庁出張所(店番号777)
口座名「東京都尖閣諸島寄附金」
普通預金 口座番号 1053860
■みずほ銀行本支店以外の金融機関のATM、窓口で振込む際は、手数料がかかります。手数料はご本人の負担になります。
■寄附金が現金で10万円を超える場合など、ATMで取扱いができず、金融機関の窓口での振込みが必要な場合は、専用の振込用紙をお送りしますので、お手数ですが、以下の連絡先までご連絡ください。
■連絡先:東京都知事本局尖閣諸島寄附担当
直通電話 03-5388-2206
ファクス 03-5388-1215
■郵送宛先 〒163-8001 東京都知事本局 尖閣諸島寄附担当
ファクスにて振込用紙を請求される場合は、別添の様式1をご利用ください。
電話受付:月曜~金曜 9時00分~18時00分(国民の祝日等の閉庁日は除きます。)
■窓口での振込みの際には、通帳などが必要になる可能性があります。詳しくは、ご利用になる金融機関にお問合せください。
■この寄附金は、各種税法に規定する寄附金控除または損金算入の対象となります。その際には、都が発行する寄附金領収書が必要となりますので、ご希望の方は別添の様式2に振込み控の写しを添付し必要事項を記入の上、以下の宛先までお送りください。確認作業の後、こちらから領収書を郵送いたします。
送付の宛先
郵便番号163-8001 東京都知事本局 尖閣諸島寄附担当
※別添
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コメント
嫌な奴だとお思いでしょうが(笑) その小林よしのり氏を
「思想的な深まりとともに人間的な広がりを感じる」と評した時もありましたね?
お台場デモが貧乏人のウサばらしである、と小林氏が論じた時です。
「坂ウォッチャー」になると、いらんコトまで憶えてしまっています(笑)
5/1のエントリを拝見しても感じたのですが、坂さんは、
デモをする人間がお嫌いなのかな?・・・みたいな気がチョットだけします。
彼らはみんな、努力が足りなくて、怠け者で、貧乏人である。
だから大騒ぎして、他人に責任を転嫁しようとしているのだ、と。
まぁその、小沢信者はともかくとして、全部が全部そういうことでも
ないだろうと私は思いますね。
そもそもが私の誤解かもしれませんが。
橋下の原発政策ですが、私は原発縮小派なので賛成しています。
マスコミはすぐに「橋下は反原発だ」「橋下は親小沢派だ」と、
短絡的なことを書きますが、橋下はそこまで単純ではないと私は思います。
原発については、事故や廃棄物等のリスクを考えると、
あえて一所懸命推進するようなものではない。
しかしあくまでも民意を第一に考えよう。 国民に、原発を稼動した場合と
しなかった場合の利点とリスクをちゃんと説明して最終判断を仰ごうよと、
そういうことですね。
だから「原発稼動しなかったら税金を上げる」という発言が出てきた時は
面白かったですね。 単純に「橋下は反原発なんだ」と思ってた人達は
驚いたのではないでしょうか(笑)
橋下にクエスチョンといえば、小林よしのりに色々言ってたときに
「呼び捨てだからダメ」とか、ちょっとしょうもない点にこだわったり
していたコトでしょうか。
ああいうレベルの低い論点は、マスコミが大喜びするだけです。
彼はどう考えても今の日本のキーマンなのですから、注意して欲しいです。
橋下のこれまでの行動は評価と期待に値する、と私は思います。
国政においてもです。
私が何よりも第一に考える「マスコミ改革」が出来る可能性のある政治家は、
たぶん現状において橋下徹しかいないだろうからです。
小沢派と癒着するようなことがないように、それを祈っています。
投稿: 鳩槃荼 | 2012/05/04 17:03
橋下市長はどちらかといえば、小林よしのり氏よりも中野剛志氏に対してより痛烈に批判を繰り広げていますね。
ネット保守層の多くが中野剛志氏を支持し、「先生、先生」と持ち上げるのを見て、全く納得がいきませんでした。
私は橋下氏にも懐疑的な部分はいろいろありますが、最近の橋下氏のツイッターをざっと見て、中野剛志氏に関する部分には拍手喝采しましたよ。
投稿: momo | 2012/05/04 17:28
まさに同感です。大きく左に傾かない限り支持していきたいです。腐敗した大阪市政を改善してくれるのは今のところ彼しか見あたらないからです。市民の意見についても、発達障害の件のように、おかしいところは柔軟に対応している。まだよく分からないのに、100%同意できないからと、足を引っ張りたくはないですね。それでなくとも敵は多いでしょうから。
投稿: ai | 2012/05/04 17:33
小林よしのりは有名人ですよね。有名人に操られている人は、自分で調べたり考えたりする事が足りない。
自分で調べたり考えたりする代わりに有名人に同調する、それでは、テレビ・マスコミに同調して小泉!民主!と投票した人たちと何の変わりもありませんよね。
こちらのブログを訪れると、坂さんもコメントされている方々の多くも、ちゃんとご自身のご意見をお持ちなので何故かとても幸せな気持ちになれます。当然、自分の意見を持つためには、努力がいる。
保守とか左翼とかの前に、ちゃんと自分で調べたり考えたりしているのか?が重要と思います。
自分で考えさせない人間をつくる教育は、日教組などの得意技でしょう。
その国を支配しようとするなら先ず教育を押さえよ!は古くからの定石です。
でも、そんな悪巧みも何時までも続きません。
ネットがブレークスルーのきっかけになり、世論は始めは少しずつ、そして、現実的で支持される情報がある程度以上満ちれば雪崩をうって変化する事になるでしょう。
デモの目的は、大衆に自分たちの存在を知らせ主義・主張を訴える事ですから、ネット世論は現代版のデモのようなものでしょう。
投稿: heyborn-θ | 2012/05/04 18:16
小林さんも中野さんも元々左翼(社会主義)的な考えが土台にあるのではないでしょうか?
日本の左翼は、従軍慰安婦や南京大虐殺等、捏造までして日本を貶めることが正義だと感じてる変態で、捏造がバレてきてその部分で、袂を分かって保守を名乗ってるんだと思います。
多分、226事件の将校連中にシンパシーを感じてると思いますよ。
国が経済でやることは、経済が好転する戦略を考え政策を実施することで、民間企業に代わり国営で企業活動をすることじゃないんではないでしょうか?
必ず既得権益化し、ツケは国民が払うことになります。
自分は、橋下さんを今の政治家よりは支持しますが、変なブレーンがいるようなのでブレーンを選ぶ目を養って欲しいです。
投稿: | 2012/05/04 19:01
本当にねぇ、もうねあれこれ言わずに集中して頂きたいと。もちろん、話題作りは必要で、これがあるから投票率も上がる。しかし今は集中して頂きたいのですよ。大阪の市会府会は勉強会だらけで休みもない。今までの自民時代にはなかったところですし、一般市民まで後援会活動に参加し熱気もある。自民時代には考えられずどうせ上が勝手にやってるんだからと知らん顔の時代を見ている側からすれば夢のようでもあります。ま、大阪の生活保護から何から国が関わっているので地方行政から変えていかなければ何も変えられない、だから国政に打って出るのだと、特に政権運営に国民が呆れている今こそ、というのも分りますし、例えば原発も、関電が勝手に喫茶店から警備会社等を自己社員を雇用する為にやっているが、失敗しても電気料金を上げるだけで適当に運用できるのだとか聞けば関電改革も必要なのだと思います。しかし兎に角変えるものが多すぎる。もちろん日本の事業者がデタラメな部分や政治がデタラメな部分が多すぎたのですが、改革をやるのはやはり多数の議員が必要になる。私個人は橋下維新を応援しているので、どこのブロガーが戯言を書こうが批判しようが痛くも痒くもありませんが、日本人としてはまともな保守勢と共に日本の政権運営を行って欲しいと思うのは当然。公明と組むのも大阪は特殊地域だからなのですが、早く出て来いまともな保守。維新と組んで日本を正しい方向へ導いてもらいたいです。
投稿: 大阪は晴れだしています | 2012/05/04 19:07
私は、橋下氏の大阪改革姿勢は評価していました。確かに誰も手を出せなかった組合、教員に手を突っ込んだのですから。しかし、それが彼の、結果論としての評価出来る唯一の点であり、それ以外は彼は地方自治にも手を出すべき人間ではないと思っています。
むろん、国政に手をかけるのも絶対にすべきではありません。確かに彼が今の政界を引っかき回し今の混濁状態を改善するきっかけになるかとの期待もあるでしょうが、私は彼が誰かに利用される看板になって終わるだけだろうと思っています。
小林、中野両氏に坂様が知性を感じないように、私は橋下氏に知性のかけらも感じないのです。
原発政策は坂様も批判をお持ちのようですが、誰かに吹き込まれた主張を鵜呑みにしているだけのことであり、彼自身理解してる要素が全く見えません。大阪都構想についても、どれだけ彼自身が構想作成に関与しているのか、そもそも理解しているのかさえ不明です。
私がこの思いを強くしたのは、最近大阪維新の会が公表した
http://osakanet.web.fc2.com/kateikyoiku.html#1
大阪維新の会 大阪市議会議員団 平成24年5月
による「家庭教育支援条例 (案)」を見てからですが、その中に発達障害児支援条項があります。
発達障害の説明などはここで書くには長すぎますので私の昨日のブログエントリー「危険で無知な橋下維新の会」に詳細がありますが(なにやら自分のブログを宣伝する奴は嫌いだとおっしゃる方も居ますがね、本当にここにかくには長すぎるんですよ)条文の骨子は:
発達障害は家庭での愛情の欠如や親の子育ての未熟が引きおこすのであり、親学を究めればこのような発達障害は予防も防止も出来る。ゆえに、大阪市は親としての学び、親になるための学びを支援、指導する「親学アドバイザー」など、民間有資格者等の育成を支援する、と言うことです。
この「親学アドバイザー」とは、高橋史朗氏のやっている「親学推進協会」というところで出している資格らしく、高木氏は「脳科学から見た日本の伝統的子育て―発達障害は予防、改善できる (生涯学習ブックレット)」等という本を出している人物であって、この主張がそのまま維新の会の家庭教育支援条例に盛り込まれています。
まず、発達障害(注意欠陥妥当性障害、学習障害、高機能自閉症など)は、先天性の視覚障害や聴覚障害と同様、生まれつきの脳の機能障害によって発生する物です。現在は世界でも普通に医学的問題として認識されており、即ち子育ての間違いや愛情の欠如は全く関係が無く、予防も防止も不可能であり、そして治療も不可能との結論が出ています。この条例が言っていることは世界中の医師が否定している事実を無視しており、採り入れている高木氏の主張は医学界から全く無視されています。
真に発達障害を支援するなら、早期に診断し、発見し、カウンセリングや投薬などの専門家による治療やリハビリをすることで生活改善をすることだけです。親を教育して予防や防止が出来る物ではありません。
また、親学アドバイザーの資格は、先述したように高木氏の主催する「親学推進協会」による資格であり、3万円ほどの金がかかります。私的団体の事業に自治体が肩入れしているわけで、しかもこの根拠が医学的には完全に否定されているのですから、詐欺ともいえる代物です。
橋下氏が発達障害に無知であることは仕方がないでしょうが、彼の周りに精神医学の専門家でもいればこのような詐欺紛いの条例など出さないでしょう。つまり、彼の周りには原発問題と言い、教育問題と言い、彼の人気にすり寄ってきた似非ブレーンしか居なく、橋下氏はそれを見分ける知性がありません。
こうなると、唯一評価出来るとしている大阪の組合、教員への姿勢も日頃それに不満を持っている人々におもねただけではないのか、と思えてしまいます。たとえば、彼の国歌国旗にたいする発言、自治体が不要とするなら式典における斉唱、掲揚も要らないと言うのは、国家の規範である国歌国旗を自治体が云々すると言う見当違いです。見かけ上、起立しない教師に対する処分問題に目を奪われていますが、本質は単なる規則を守らないからと言うだけです。
彼の周りにはまともなブレーンが居なく、そして、本物のブレーンを見分ける選択眼もないのでは、政治家としての資質は彼にはありません。生い立ちの厳しさを跳ね返した点を評価出来るとしてもそれは彼個人への評価であり、政治家としてはとうてい評価出来る物ではありません。
彼は決められない民主主義には、時に独裁的手法も必要だとして、今の政府の体たらくに辟易している国民の快哉を浴びていますが、その独裁的手法がこの条例案等なら、彼は極めて危険であり、国政はおろか、地方自治からも手を引くべきです。それは、以前の船中八策を批判されて、あれは単なる草案だと引っ込めたときも感じましたが、今回は決定的です。
以前は大阪改革一点について評価していましたが、今では私は彼を評価することは出来ません。しばらく様子を見るというレベルの話ではありません。
投稿: たかおじさん | 2012/05/04 19:28
維新の会と連立となると、自民党もTPP賛成に傾くでしょう。
今の自公体制をみても、力の源泉である参院は、公明党のお陰です。更に、維新の会のお陰で衆院を押さえられるとなると、維新の会が主張するTPP賛成を容認するのが筋でしょうな。
それに内政・安保・外交等、民主党という大人災から復興しなければなりませんし。
橋下さんは相変わらず、喧嘩好きですねw
「管理された喧嘩」を好むようで、弱者には滅法強いですね。ナベツネさんもそう思うでしょうw
原発再稼動の政局対応が上手くいっていないようですし、これは子弾といったところでしょうか。
維新の会の更なる飛躍には、産業界の支援・献金が必須となるでしょうな。
産業界は軒並み、TPP賛成ですし、ちょっとした興行でしょう。
中野・小林・三橋さん及び、彼等を信奉する信者達は、橋下劇場の観客を湧かせるピエロでしょう。国旗・国歌でも、哀れな左翼ピエロがいたじゃないですかw
TPP反対派が必死に青筋を立てて喚いたところで、それが全て維新の会の「養分」となる、まんまと利用される寸法ですな。
そして、TPPは推進され、維新の会の勢威は益々、強大なものとなるでしょう。
このままでは、TPP反対派は保守派内での発言力を失うでしょう。最悪、反日一味同様、排除される側になるかもしれませんね。
● 産経 ~ 維新市議、政調費から献金 「政調費を還流する意図ない」(12.5.3)
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120503/lcl12050322250002-n1.htm
● U-1速報 ~ 大阪維新の会が自滅しまくり、もっと考えてから発言しろよ(; ̄Д ̄)(12.4.2)
http://u1sokuhou.ldblog.jp/archives/50350421.html
これで攻め立ててれば、五分の戦いが出来るでしょうね。弱い者いじめは好みませんし、フェアプレイ精神で正々堂々、論を競わせて欲しいものです。
政治は事業なり、そういった視点で(株)維新の会をまさぐれば、実態がみえてくるんじゃないですか。
こちらとしても、維新の会との連立は選択肢の一つに入っています。
ただ、(連立)交渉というものは、右手や懐に何かを忍ばせておくのが常識です。
大同一致は喜ばしい事ですが、組む相手が多いといろいろと揉めるので、事前に整理する事が肝要なのも、常識でしょう。
精々、頑張って欲しいものです。
投稿: カイワレ | 2012/05/04 19:34
原発はコントロ-ルできなくなったらどうにもこうにもやっかいなもの!!
消費地ではあまり知られていないでしょうが、
立地県ではよく安全論争がおこなわれていますよ。
毎度、楽観的なのは電力会社側。
それがあの福島原発の想定外がうまれた原因です。
しかし、まがりなりでも電力会社は経済性を追求しているのでそれは当然ともいえます。
安全性を担保する第三者機関がないシステムの不備なのです。
今でも敦賀原発の地下で活断層らしきものが見つかりましたが、それを調査して報告するのは金をかけずに穏便に収めたい電力側というオソマツクンです。
橋本市長はリアリストではないのかな?
反原発であっても微妙に修正してきているところを私は評価しますよ。
だって全電力量の38%ぐらいを原発が占めていたと記憶していますが
それがなくなればどう工面しても普通電力不足になるでしょう?
あ、私は原発の30K圏内ですから原発の再稼働には反対ですよ!!
投稿: 電気は湧いてこない | 2012/05/04 19:34
私は中野氏の言動には?ですが、内容には納得すること多いけどな…。
「貧相」だという話ではなく、彼の主張又は思想に対する板さんの反論を是非お伺いできれば幸いです。
投稿: ちょいと | 2012/05/04 19:53
鳩槃荼さんの坂さんに対するご意見に横から入らせていただくと、まず自分はお台場デモが貧乏人のウサばらしだとは全く思いませんが、感情とは常に動くものなので、坂さんが小林よしのりの個々の発言に対して、時により一見矛盾しているような評価をしていたとしても、それはまあ人間として普通のことだと思います。しかしこと自分に関しては、もう小林に対しては完全否定の立場です。何を言っても、何をやっても無視、否定。ご存知のように、それだけ信用を失うことを小林はやってきました。橋下もこんなインチキなヤツの宣伝をしてやる必要は無いのに、と思っていたら・・・橋下「小林よ、俺と話したかったら市役所の記者会見に来い!」・・・最高ですね、橋下は!
中野剛志についてはチャンネル桜とかで見る、勘違い全開のナルシストぶりに最初から受け付けませんでした。TPPがどういうのもなのかは自分などにわかろうはずもありませんが、反TPPを叫ぶ人たちに?な人物が多いのは感じています。
坂さん、おそらく初めてコメントを書かせてもらいます。みなさん素敵なコメントばかりですね。heyborn-θさん同様、私も幸せな気持ちになります。それはともかく中野をけなしたり橋下を評価するエントリーを書くと、変なコメントがいっぱい来るのではありませんか?ご自愛ください(笑)
投稿: 大阪乙 | 2012/05/04 19:59
政治風刺マンガを新聞や雑誌のヒトコマものや4コマという人畜無害な内容の特殊伝統芸的なものからアクチャルでスキャンダラスな興味を引くトップ屋記事のように売れるマンガに変わる可能性を開いた、というところに小林よしのり氏の偉大さがあると想います。
つまりは「時流に乗るという嗅覚の鋭さは、さすが」という事ですね。
連載を少し読んだだけで単行本は一冊も読んでないで言うのもなんですけど。
現在の保守論壇が見るに耐えられないほど存在と論ずるところが軽い、という事ですが、これは文壇というものが消滅して文芸誌が若手女性作家をフィーチャリングしなければ食っていけなくなったくらい変質した事が大きいと思います。
いまだに文藝春秋のグラビアページ後の巻頭エッセイの冒頭を阿川弘之氏が占めているかどうか知りませんけれども、文士劇があったような頃の確固とした文壇があってこそ江藤淳や福田恆存のような保守論客が活躍する場も有り得たのではないか。
彼らがそれぞれ文芸評論家や劇作家でもあった、という理由からではなく冷戦当時の文芸誌上というのは右と左が混合して対等に論議し合える唯一の偏向していないメディアだったのではないか、というのが一点。
そして当時の文芸誌は戦前から活躍しているような文壇の重鎮が小林秀夫始め沢山居て、軽佻浮薄な書き物を許さないような雰囲気があったというのが次の一点です。
これらの点を兼ね備えた往年の文芸誌に相当するメディアが今は少ないし目立たない、事の結果なのではないか、と推察します。
投稿: ブルー | 2012/05/04 20:46
橋下氏が保守か、似非保守か
まだよく分かりませんが、
自分の体を張って日教組や解同、職員組合と
対峙していることには
率直に敬意を払いたいと思います。
ただ、親支那の立場だし、
外国人への地方参政権にも賛成していたようなので
全面的に支持しているわけではありません。
しかも、坂さんと同じく、彼の「反原発政策」には反対の立場です。
現時点での事故や放射性廃棄物などのリスクぐらいで
原子力開発を放棄するなどもってのほかです。
人類には困難を克服する英知がある。
しかもわれわれは、臆することなく大きな敵に立ち向かった
英霊の皆さんと同じDNAを持つ日本人です。
地面を歩く人間が空を飛ぶなんて不可能と
あきらめていたら、飛行機は生まれなかった。
月へ行くことなんてできっこないと思い込んだら
アポロ計画も実行されなかった。
欧米に敵いっこないと思い込んでいたら
アジアやアフリカは今も植民地だらけだったかもしれない。
原子力開発を続けることで
また新たな展開が生まれる可能性があります。
あきらめたら終わり。可能性はゼロ。それ以上の進歩はない。
そう信じるからです。
原発事故とは比べ物にならない大量の放射性物質が
撒き散らされた広島、長崎の現状を見れば
恐れることなど全くない。自明のことです。
投稿: やす | 2012/05/04 23:01
>インチキイデオローグに騙されてはならない
その通りです。
高橋史郎とうインチキ(トンデモ)師に、橋下市長らも
騙されかけていましたね。これは、危ない。
橋下市長の、小林よしのり及び中野剛志への、ツイッターでの批判は、逆効果だという人が(私の周りでは)少なくない。
というのは、「下品な相手には、下品が相応しい」という橋下市長の「論理」は、おかしい。何も、小林よしのりが「下品」だからといって「オトモダチンコ」になって自分も「下品」でやる必要はない、否すべきではない。
次に、橋下市長は、中野剛志の「属性」を批判しており、そこに橋下市長らしい「計算されたレッテル貼り」
があると私らは、思っていたのですが、違うのではないか?という疑義がある。
橋下市長といえば、早稲田大(政経)時代に、殆ど授業に出ず、ブローカーのようなことをやり、「騙された」ことが原因で、司法試験を目指し、独学でゼロから1年で
合格したという実績がある、橋下市長に批判的な勢力も
橋下市長の「知能」の高さについては全員が認めている。
橋下市長は、北野高校から1年浪人して早稲田(政経)に
進学しているが、ゼロからスタートして1年で旧司法試験
に合格するより、北野高校で最悪の成績でも卒業出来れば1年浪人すれば東大文Ⅰか文Ⅱに入学する方が「はるかに容易」ではあるまいか?いや、はっきりいってそうなのだ。
何が、言いたいのか、といえば、橋下市長は、税金で食っている中野剛志のような、官僚を官僚という「属性」で批判しているのは、「大衆受け」を計算してと思っていたが、違うようだ。
橋下市長は、単純に、東大卒→官僚という経歴の持ち主に
屈折したものを持っている(知能では俺の方が中野より
遥かに上だ的なもの)。
しかし、(一番影響力のある)顧問の上山信一など元官僚であり、そういう点が、橋下市長は自己撞着を起こしている。
>TPPがどういうのもなのかは自分などにわかろうはずもありませんが、反TPPを叫ぶ人たちに?な人物が多いのは感じています。
このような個人的な「印象」でTPPに賛成するならどうぞ、ISD条項など、TPPには、問題点が相当多い。
読売新聞をはじめ、大手新聞は、TPP推進の社説しか書かない。
反対していうのは、しんぶん赤旗くらいだろう。
TPP反対派=赤旗=『世界』=共産主義者と思うなら
それもいいかも知れない。
>多分、226事件の将校連中にシンパシーを感じてると思いますよ。
中川八洋氏や、渡部昇一氏は、266事件の青年将校=共産主義者と考えている。
でも、それなら、三島由紀夫も共産主義者にシンパシー
を持っていたことになります。
投稿: 三毛猫 | 2012/05/04 23:18
小林氏も橋本氏もどっちもどっちだと思いますよ。
だだ、小林氏は見当はずれでも自分で考えているだけましではないか、と思います。
橋本氏の場合は、選挙用にマスコミを煽っているのでしょう。
ご両人とも、とにかく載ってなんぼの世界でしょうからね。
投稿: みやとん | 2012/05/04 23:47
中野・三橋・・・私は顔を見た瞬間にこいつらだめだと思った。学生時代に民青をみたときのような薄気味の悪さを感じたからだ。
学生時代に、なぜか、こいつは民青だと瞬間的に察知した勘が働いた。
極左も組織の言葉をはかない自分の言葉で語るのとは酒を飲んで語ったこともある。
私は自分の直感を信じていまだに三橋ブログは覗かない。中野の動画も何回みても薄っぺらいナショナリズムにしか見えない。相手にするだけ無駄だが、橋本のtwilogは読んできた。中野にたいして納得する部分が多い。http://twilog.org/t_ishin/3
インチキイデオローグ上念司が良いこといっていると思ったら、中川八洋のパクリであった。騙されるところだった。
これは本物と思う。
"保守主義の哲学---ルソー主義の呪縛を滅すための試書" ( http://bit.ly/ILfEdd )
PDF fileクリック→ http://www.geocities.jp/burke_revival/eraseruso.pdf
哲学から説き起こしたものではないものはあまり信用できないと思う。私は和辻哲郎の倫理学が基礎知識なので、その程度の深みから説いてもらわないと理解できない脳になっているのかもしれない。
投稿: amotoyamatotake | 2012/05/04 23:51
日本の閉塞状況を打破するには、占領憲法を破棄、若しくは改正して、21世紀に相応しい新憲法を定め政治の枠組みを一新する必要があります。
国の仕組み自体が老朽化しているのですから当然です。
革命が不可ならば維新という、橋下さんの発想は時代の風。誰もが変革の必要性を身近に感じてきていると思います。
前回総選挙では私は自民党に投票しましたが、民主党が躍進したのは、変革を求める時代の追い風もあったと推察してします。
橋下さんの大阪都構想を実現するためには、国政に進出して憲法改正まで踏み込み政治の大枠を変えることが必須。道程は長い。
橋下さんの個人的能力の限界とか、取り巻きの良し悪しを云々する段階では無い。
橋下さんも信長と秀吉の二役をこなさねばならないので細かい所で足払いを受けるという不安な一面は付きまといますが、憲法改正という大前提の方向性を支持したいと思います。
私的には、大飯原発の3,4号機は標高16メートルと津波にはセーフかなと思いますし、日本海側の山陰地方は日本では一番、地震の少ないところなので断層の上で無いならば再開有りと思いますが、原発事故を踏まえれば、脱原発は当然の方向であり、安全議論を閑却して必要性だけで再開するのは無理筋でしょう。
投稿: merlin | 2012/05/04 23:54
いつも日本のためにブログ更新ご苦労様です。
小泉政権時代規制緩和、構造改革をすれば日本はうまくいくと構造改革派が世間を圧倒していましたがその時代の流れに逆らって小林よしのり氏は保守層を敵に回しても日本の形にこだわり構造改革に反対していました。その当時私は小林よしのりは頭がおかしくなったか?先を見通す予言者か?と思ったものです。しかし今になってみれば彼の予言は正しかったと認めざるを得ない。
時代はかわり構造改革の失敗が日本の経済成長に寄与せずかえってマイナスであると結果が出てしまった現在日本を思う我々はこの国のあり方、この国を強靭(経済、軍事、政治、安全等々)化するためには?を柔軟な発想とあきらめない心で貫徹しなければいけないと思います。
そう思う時に小林よしのり氏や「坂」様や橋下氏が小さなことでお互いを否定する様を見ていると私の頭の中の
何かが美しくないと思ってしまいます。この直観(生き残るために鍛えた直観)が小林氏、橋下氏、坂氏ともども間違えることもある人たちがしかし他者を圧倒する素晴らしい意見もある人たちが否定し合うさまをみるとこの人たちはいったい何をしたいのだろうと疑問に思います。
この国を強くすることが大事です。この国の特徴にあった改革、方向性を戦略的に考えた保守層の意識の流れをつくることがこの国をより良い方向性に導くと思います。
投稿: ななしの経営者 | 2012/05/05 00:05
一言言いたいのですが、顔がどうこう言い始めたら終わりだと思います 管理人さんがどう思うかは別として、中野氏は顔を出して発言していますよね? それを画面の向こうから顔が気に食わないから駄目だなんてのは異常だと思います はっきり言って朝鮮人と変わらないです オカルトの領域です
コメント欄の人たちも全く疑問に思わずに管理人さんのイエスマンのように発言しているのが気持ち悪すぎます
「口ばかり」と言いますが、じゃあ具体的に国立大学の教授は何をやればいいんですか? どうしたら口ばかりでなくなるんですか? 中野氏は実際に出版活動を通して行動してますよね? 東京大学を出て、経産省に入って、海外留学して学位も取って、国立大学で教えている 十分行動していると思いますが
ネットであれこれ言ってるだけの管理人さんも口ばかりなのでは? まさか自分はよくてあいつは駄目だなんて言いませんよね?
中野さんの反対している理由は筋が通っていますし、推進派が異常な執念でTPP参加を目指すのには気味悪さを感じるのは事実です
私は管理人さんのブログを普段から見ていますし、賛同することも多いのですが今日ばかりは無理です
最後に、批判をするならば人格・容姿批判でなく主張の中身ですべきです
投稿: | 2012/05/05 00:23
まずはこれを御覧いただきたい!
「政府債務残高の推移の国際比較」
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/5103.html
1990年あたりまでは日本も先進国の平均程度だったのですが・・・
1993年の細川政権あたりから急激に政府債務が増加しています。
これは族議員が専門化して政策決定に介入する(政治主導)ようになり景気対策の補正予算が増額されたからです。
代議士は地元対策をしないと落選しますからね。
当時・新生党幹事長代表だった小沢一郎がその代表的議員だったのは疑うべくもないことでした。
要は
財務省(大蔵省)が国家予算の決定権を握っていたのは昔のことであり・・・
現在ではバラマキ派の利権議員が「政治主導」を旗印に増長してきたからこそ日本の経済が停滞し債務残高が1000兆円にも達する危機的状況になっているのです。
小泉内閣時代に債務残高が幾分低下したのは財政再建をやったからであり 官僚も首相秘書官であった飯島勲を恐れていましたし、参謀役の竹中平蔵もいました。
ただし
民主党政権になってからは 昨年は補正含めて107兆円もの史上最大の大盤振る舞い!
どうやら橋下徹は
この小沢一郎と組んで(資金目当てか?)
バラマキに突っ走るとしたら(増税に反対なんだから国債濫発のバラマキしかないでしょう・・・)
日本の国家破綻 間違いなし でしょう。
竹中平蔵も飯島秘書官も居ない・イエスマンばかりの橋下徹は”裸の王様”でしかない。
たしかに
プラトンは「哲人政治」を唱えましたが
そもそも橋下徹には哲学も思想も無い。
おまけに回りに居るのは
孫正義に「太陽光発電コストが原子力発電コストを下回った」などとの大ウソを吹き込んだ飯田哲也とかの詐欺師ばかりなんですから・・・話になりません・・・
投稿: 柳生大佐 | 2012/05/05 00:25
ご苦労様です。世の中にこれほど自分の意見と同じ人がいるのかと、益々フアンになっしまいました。
中野や藤井教授、三橋などチャンネル桜的その他の言論人の一番不思議な点は、日本国の屋台骨を食い荒らす「シロアリ」に対しての論評を微妙に避ける事と容認、擁護さえする事です。TPPがハゲタカ外資が日本を食い潰しに来る事だとの論陣は私なりに理解しましたが、日本国内の政官業に住み着いた「寄生虫」どもに関しての姿勢は理解できませんし、「あいつら手先なのか」と、思ってしまうほどです。先日桜にAIJの事を土曜日の討論で取り上げてくれるよう頼みましたが無しのつぶてです。よほど影の支配者の事が怖いのでしょう。
原発に関しては私は賛成ですし、今まで培った技術を進化させ、100%原発電力を目指すべきと思います。
橋下市長が大飯再稼動に対して政府の姿勢を痛烈に批判しているのは理解できるし、このチャンスを逃せば利権の塊的な電力業界に風穴をあける事が出来ないとの思いも判ります。しかし、先日みのの番組でも取り上げていましたが、泊原発周辺地域の住人が雇用や関連社の購買などでどれほどの経済効果を受けているのかを冷静に見れば、日本国中の原発立地地域におけるそれら経済的なものの喪失が何をもたらすかを想像したら、とてもでないが一概に廃止とは言えません。
そもそも福島1原発事故がもたらした放射能汚染もオックスフード大学名誉教授、ウエードアリソン氏「放射能と理性」を読む限りでは、自然放射線と人工放射線はは違うと「反原発」の旗印にしている人々の主張を根底から覆す物であり、原発反対か賛成を乗り越え日本国の国益に適うのはどちらなのかを議論すべきです。
橋下維新の会が「停電」大阪大混乱の落とし穴に嵌まらないよう祈ります。
投稿: unarenn65 | 2012/05/05 07:23
今夜すべての原発が止まるとのこと。
関西電力の試算ではこの夏は電力が16%も足りないとの試算を出している。
それでも橋下市長は足りるはずだと強気の姿勢。
百歩譲って足りたとしよう。しかしそれは現時点での大阪の電力需要から考えてのこと。
橋下市長はかつての京浜と肩を並べたころの大阪に復興しようとしていたのではなかったのでしょうか。
大阪においてかつての大阪のように産業を呼び起こそうというのであればとても電力は足りません。
橋下市長には大阪での産業の復興はもう頭にないということになります。
エネルギー問題では孫正義氏、経済問題では大前研一氏、発達障害の件にしろ、さかおじさんの指摘されるとおり誰かの主張を鵜呑みにしているだけのところが数多くあります。
労組や日教組に鋭く切り込んでいったところは日本中で今まで誰もやらなかったことをやっているのですから大いに評価しています。
しかし原発政策ではポピュリズムに陥っていると思います。
橋下徹氏が大阪府知事になった時から今まで、彼はよく勉強してきたと思います。発言を聞いてその猛烈な勉強ぶりに驚くことしばしばです。
しかし、特定の人物の意見だけでなくもっと幅広い意見にも耳を貸すべきです。
実行の伴わない学者の空論だと跳ね付けてばかりいては道を誤ります。
投稿: 琴姫七変化 | 2012/05/05 09:31