'12/5/5
FF舞台で「希望」を大書
2日目を迎えた2012ひろしまフラワーフェスティバル(FF)。4日は広島市中区の平和大通り沿いのひろばとステージがにぎわった。
広島市佐伯区の五日市高書道部の20人は、昨年の「書道パフォーマンス甲子園」で準優勝した実績を引っ提げて登場。縦4メートル、幅6メートルの紙の上半分に赤色で「希望」と大書し、下側に詩を配した。
ことしのFFテーマ「笑顔咲く 未来を照らす 希望の花」にちなんだ。3年の野村紫乃部長(17)は「テーマにこめられた思いをみんなに伝えたい」と息をはずませた。
日本一の筆の産地、広島県熊野町からは、熊野高書道部の21人が出演した。
熊野町出身の書家荒谷大丘(たいきゅう)さん(48)=東京=は3本の筆を使い分け、FFのテーマを書き上げた。
【写真説明】音楽に乗せたパフォーマンスで観客をうならせた五日市高書道部(撮影・高橋洋史)