'12/5/5
晴天の下 国境越え交流の輪<動画あり>
2012ひろしまフラワーフェスティバル(FF)は2日目の4日、広島市中区の平和記念公園で初の「アジアンカーニバル」などがあり、国境を越えた交流の輪が広がった。晴天に恵まれ、この日の来場者は昨年を約6千人上回る約45万9千人(FF実行委員会調べ)だった。
原爆資料館南側のカーネーションステージのアジアンカーニバルでは、韓国の楽団や台湾の舞踊団、広島在住の留学生たちが母国の芸能を披露した。平和大通りは陸上競技のトラックに早変わり。ひろしまストリート陸上があり、佐伯区出身の為末大選手(34)たちがトップアスリートの実力を紹介した。
広島国際会議場では人気の「神楽フェスティバル」があり、広島県北広島町の2団体と島根、高知両県の2団体が勇壮に舞った。FFスペシャルゲストに招かれた広島市東区出身のシンガー・ソングライター奥田民生は、カーネーションステージで弾き語りライブを開き、約2万2千人を魅了した。
【写真説明】アジアンカーニバルで台湾に伝わる舞踊を披露する芸術団(撮影・宮原滋)