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できごと
【衝撃事件の核心】半身露出「甲南大生」事件余波 苦しむ神戸の古刹
さらに、今回の騒動を集めた「まとめサイト」まで登場。寺の住所や電話番号が公開される事態となり、寺の電話は昼夜絶え間なく鳴り続けた。「電話が一日中鳴りっぱなし。寝る暇もない…」。住職はすっかり憔悴(しょうすい)してしまった。
寺は長い歴史を持つ由緒正しい古刹(こさつ)として、これまで地元で敬われてきた。それが今回の騒動以降、ネット掲示板に言われなき中傷の書き込みが相次ぎ、「あそこのお守りは汚い」とまでののしられる始末。住職は寺の歴史が1枚の写真で揺らぐことに大きな危機感を感じ、「私の代で途切れたらこれまでの歴代の住職に顔向けできない。風評被害が心配だ」とこぼした。
こんな状況にもかかわらず、大学トップの学長は即座に謝罪しなかった。住職は「いくら何でも誠意が感じられない」と不信感を強め、学長自ら誠意を見せるよう大学側に要求した。
住職の怒りを買い、杉村芳美学長が大学関係者3人とともに寺を訪れたのは13日の夜。「所用が重なり来るのが遅れてしまった」と釈明する杉村学長に対し、住職は思いの丈をぶつけた。
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