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蔚珍原発で新1・2号機着工 主要技術を韓国で開発
2012/05/04 17:29 KST文字拡大 文字縮小印刷 つぶやく

【ソウル聯合ニュース】知識経済部は4日、韓国東部の慶尚北道の蔚珍原子力発電所で新蔚珍1、2号機の起工式を開催した。李明博(イ・ミョンバク)大統領や同部の洪錫禹(ホン・ソクウ)長官、住民ら約700人が出席した。

 新蔚珍1、2号機は140万キロワット級の新型加圧軽水炉で、これまで海外の技術に依存してきた計測制御システムと原子炉冷却材ポンプは韓国で初めて開発された。

 福島原発事故を受け、安全性も大幅に強化される。電源が切れた状態でも作動が可能な水素制御装置のほか、地震発生時に原子炉を自動停止する装置も備える。

 総工費は約7兆ウォン(約4955億円)。1号機は2017年4月末、2号機は2018年2月末に完工する。

李大統領(中央)らが出席した新蔚珍1、2号機の起工式=4日、蔚珍(聯合ニュース)