-今回の国際水路機関(IHO)総会の結果について「半分は成功した」と考えているのか(K記者)。
「そうだ。われわれは成功と考えている。(国際標準海図集への)『日本海』(東海)の単独表記を阻止した」(外交通商部〈省に相当〉当局者)
26日にモナコで開催されたIHO総会で、国際標準海図集の改訂を留保する決定が下された直後、外交通商部庁舎での記者会見ではこんなやり取りが行われた。同部がこの日配布した報道資料には「『日本海』の単独表記は、歴史の陰へと消えゆこうとしている。これが今回の総会でのもう一つの重要な意味」とも書かれていた。こうした動きには、IHO総会の結果が韓国政府にとって満足いくものだったという意味が込められている。政府の別の当局者たちも「このような結果が得られたのだから、半分は成功したようなもの」と話し、世論の好意的な反応を期待した。
今回の総会で、韓国政府の外交的努力が実を結んだのは確かだ。「日本海」の単独表記にこだわってきた米国が、韓日両国による合意の必要性に言及するなど、やや柔軟な立場を示したことは注目に値する。IHO総会の会場に「東海」と表記された電子海図を設置し、加盟国の関心を引き寄せたのも良い試みだった。
だが、IHO総会の今回の決定は、大ざっぱに見れば2007年の総会の繰り返しに過ぎない。次の総会が開催される17年まで「日本海」の単独表記あるいは「東海」「日本海」と併記される国際標準海図集が出版されることはなくなったからだ。それまでは「日本海」と鮮明に書かれた1953年版(第3版)の「大洋と海の境界(S―23)」が国際社会の標準として使用されることを意味する。