2012年05月04日

米中戦略・経済対話

米中戦略・経済対話が3日、北京で始まりました。

中国の胡錦濤・国家主席は開幕に際して、
米中両国が信頼関係の構築に努めることが
重要との考えを示しました。

今回は、中国の盲目の人権活動家、
陳光誠氏の処遇問題に両国が取り組む中での
開催となりました。

クリントン米国務長官は冒頭、中国に対し
人権を尊重するよう求めました。
ただ、陳氏については言及しなかったようです。

さらに、イランや北朝鮮の核開発問題などで
協力を求めました。

ガイトナー米財務長官は、人民元相場の上昇を
容認するよう中国政府にあらためて求め、
元が上昇すれば、先行きの経済成長と
インフレの変化に対応する上で柔軟性が増すと
主張しました。

この時期に陳光誠氏の問題が出たのは
両国にとってまずかったですね。
中国も困ります。
中国は今年は、国家主席が変わりますからね。

アメリカも、人権では譲れませんからね。
オバマ大統領の再選がかかっています。
アメリカ人は、人権に対しては、厳しい
ですからね。

今回の会談の成果は何でしょうか。
posted by masa at 08:49| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする