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<兵庫>朝日新聞阪神支局襲撃事件から25年 |
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朝日新聞阪神支局が襲撃された事件から25年となった3日、支局には拝礼所が設けられ、訪れた市民らが犠牲となった記者への祈りを捧げました。
1987年5月3日、兵庫県西宮市の朝日新聞阪神支局で、29歳の小尻知博記者が突然押し入ってきた男に散弾銃で撃たれ亡くなった他、記者1人が重傷を負いました。事件から四半世紀。支局入口に設けられた拝礼所には、朝から多くの市民が訪れ、小尻記者の遺影に手を合わせました。支局を訪れた市民は、「このような事件がないような社会に早くなってほしいと毎年訪れている」「何年経ってもあのような事件は風化させてはいけない。地元として、そういうことを受け継いでいく必要がある」などと話していました。また、事件現場に居合わせた高山顕治記者は、「この時期になるとどうしても思い出すというか、いまだに理由がわからないというか、なぜ小尻さんが撃たれたのかと。それがわからなくて不気味だし、悔しい」と話しています。さらに、事件当時から取材を続けている狩野誠一記者は、「(25年は)長かったような短かったような、結局解決してないわけだから何も変わらない。死ぬまでおそらくこの事件から切り離されることはないだろうと思います」とこの25年を振り返りました。事件が起きた午後8時15分には、新聞社の同僚らが支局で黙とうを捧げました。事件は10年前に時効となりましたが、集まった記者たちは、真相解明を求める思いを新たにしていました。
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