« これが証拠だ ! | トップページ | 驚きました! 証拠隠滅とアリバイ工作 »

2010年10月 1日 (金)

公安警察と「お客さん」

日教組を敵視し批判している「右翼団体」を公安がマークしている事は知られているが、北教組の一件で私を右翼の如くでっち上げ、さらには「人格障害の危険人物」に仕立て上げている可能性さえある。多くの国民が驚いた『大阪地検』であるが、全く驚かない数少ない一人が私である。「全て」の情報が非公開の「公安警察」では、何でもアリで、「大阪地検」の組織ぐるみの隠ぺいなど「公安」に比べれば序の口である。

右翼団体を監視といってもほとんど形式的で、実害があればもちろん取り締まるが、「強い団体とは対峙しない」のは昔からの体質で、さらに持ちつ持たれつの腐れ縁のような関係のようである。

公安にとって右翼や中核派、革マル派といった「危険分子」は、いわば「お客さん」である。世の中に客がいなくなれば、暇になってしまい、組織の縮小や再編という事になり、それだけは絶対に何が何でも、人が何十人死のうが阻止しなければならない「組織存続の絶対命題」なのである。

鈴木氏の著書の内容の全てを鵜のみにしているわけではないが、公安警察右翼の関係をわかりやすく解説しているので引用すると。

右翼には思想的なグループばかりでなく、金になるからと右翼の看板をかかげているヤクザもいる。ヤクザが右翼団体を結成すると、どう活動したらいいか、公安は指導までしてくれるらしい。

「とりあえず軍歌をかけて朝から晩まで街宣車を走らせたらいい。でも、右翼団体となると綱領とか規約が必要ですね。そんなものは私らが作ってあげましょう」なんてアドバイスするそうだ。

『公安は時に事件をそそのかすことさえする。ヤクザの右翼に覚醒剤かなにかで逮捕状が出ると、公安はその男につぶやく。「クスリなんかで捕まったら恥ずかしいでしょう。

どうです、共産党日教組に突っ込みませんか。そうしたら政治犯として逮捕されます」「なに、直前にぼくが止めますよ。それなら逮捕されても二十三日で出られます。が上がります」

                     鈴木邦男「公安警察の手口」より

要するに、利用できる右翼団体を裏で支え、公安の『存在』『必要性』を世間にアピールするために、右翼に公安事件を起こしてもらい、全国ニュースにするのである。

右翼に全く無関係なのは私の事を調べればすぐに解かる事だが、一度手に入れた格好の「カモ」を手放す事はないのである。

私も後年公安警察の狡猾汚い心の中に土足で踏み込む」手口を散々経験してきたのでよくわかるのだが、彼等の最大の特徴は、「弱い立場の者には強く強い組織や団体とまともに対峙することはしない」のである。金持ちでなく人脈もなく、懇意の友人知人が少ない、「立場の弱い人」が最もターゲットになりやすいのです。

そもそもマークしてるといわれている団体などでコントロールできない危険な団体や個人は、一つもないはずである。団体や組織にスパイとして協力者を潜り込ませているのは当然だろうが、一部の組織には豊富な資金を提供して裏で支え、コントロールしているというより、ほとんど「管理・運営」してる状態かもしれない。

危険」と思われてる団体組織人物が全くいなくなれば、開店休業状態になり、予算獲得の裏付けとなる具体的な実績を上げる事ができず、公安部門の縮小合理化という事態になるわけだが、そうなる前に70年代と違いこの平和な時代に何をやるかというと、「公安事件の自作自演」や「危険人物のでっちあげ」をやるわけである。

公安調査庁はオウム事件を利用してオウムと、共に生き延びたわけだが、公安警察というヤクザものは、調査庁よりはるかに「えげつないやり方」で生き延びてきたのである。

それともうひとつ、「組織の存続が脅かされた場合」、工作活動として「殺人の指示」をはじめ何でもやると、個人的には思っている。もちろん絶対にばれない完全犯罪前提だが。

2002年の「稲葉事件」の証人「渡辺司」がその典型例かも知れない。

私の全く個人的妄想的推理であるが。

普段は、私の様な住所も身元もはっきりして「安全」なカモを相手に協力者を動員させて、「遊び」のような「こうさくかつどう」に勤しんでいるのだが、この税金食い潰しの人員エネルギー刑事部門再編しさらに警察全体の古いシステムを廃止して再構築すれば、時効に関わるはずだった300以上の未解決殺人事件も、かなり解決するはずである。

                           Hs200834awallpaper_preview

« これが証拠だ ! | トップページ | 驚きました! 証拠隠滅とアリバイ工作 »

公安警察と「お客さん」」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« これが証拠だ ! | トップページ | 驚きました! 証拠隠滅とアリバイ工作 »