泊原発3号機:5日に停止で国内稼働ゼロに 42年ぶり

毎日新聞 2012年05月03日 22時34分(最終更新 05月04日 00時14分)

北海道電力泊原子力発電所3号機=北海道泊村沖上空で2011年8月19日、本社チャーター機から平田明浩撮影
北海道電力泊原子力発電所3号機=北海道泊村沖上空で2011年8月19日、本社チャーター機から平田明浩撮影

 東京電力福島第1原発事故の前、国内では原発全54基(廃炉となった福島第1の4基を含む)のうち37基が動いていた。しかし、事故後は震災や検査のための停止が相次ぎ、今年3月25日に東電柏崎刈羽原発6号機(新潟県柏崎市・刈羽村、出力135.6万キロワット)が検査入りで止まった後は、泊3号機のみの運転となっていた。

 政府は昨年7月、電力会社に対し、原発の安全性を確認するストレステスト(安全評価)を指示。その結果を経済産業省原子力安全・保安院と内閣府原子力安全委員会が了承することを再稼働の条件にすることを決めた。安全委は今年3月23日、大飯3、4号機のテスト結果の妥当性を了承。野田佳彦首相と枝野幸男経産相ら関係3閣僚は4月中旬、関電管内で今夏に最大15%程度の電力不足が見込まれることから大飯再稼働が必要と判断し、福井県や周辺の京都、滋賀両府県などへの説明と協力要請を始めた。

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