天窓の光が眩しくて・・・
「う~~ん」
目を覚ました私は、上体を起こして
ベッド際のカーテンを少し開けた
ちょうど高架の上を遠州鉄道が走っていく。
ここは
アパートの3階。場所は
浜松
鉄道の向こうに見えるヤマハ工場の広大な敷地には陽が射し
階下の町工場はもうとっくに仕事を始めていて旋盤の音が断続的に聞こえる。
その横の駐車場には車がほとんど無い。
(えぇ?何時だ?)
起こした上体をまたベッドにドタッと横たえて
携帯を探そうとした。
「う~~ん。今何時?」
私の左脇から彼女の声がした。
(あ、そうだ。この子は昨日泊まったんだった)
もぞもぞと私の脇から肩へ上がってきて、上掛けから顔を出した小柄な彼女
ショートの髪が乱れてその間から白いうなじから肩の線が見える。
さらに乱れた
シーツには背中から腰、その先のラインがたまらない。
(あぁ、、きれいだ)
彼女が左腕を私の胸に置くとその手をそっと握っていく。
*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:*☆*:;;;:
これは7年前の2004年のお話。
単身赴任で短期間住んでいた浜松。
その夏に
オープンした志登呂のショッピングモールの店舗のためにたった3ヶ月いた時のお話です。
ある
ゲームサイトで知り合った
名古屋の主婦「まみ」とのお話です。
大阪にいた時から、ゲームサイトで仲良くなる人はたくさんいて、実際に何人かとランチなどしていました。
でも、知り合った場所がゲームサイトですから、そんな色っぽい話にもならなくて、
むしろ友達感覚が強かったように思います。
約束は、9月の半ばの平日でした。
浜松駅で待ち合わせ
まぁいつものように緊張しながらまっていると
改札口の階段から降りてきた彼女。
写メ貰ってるのですぐわかりました。
でも、予想以上にちっちゃい
体型も顔も・・・
彼女もすぐにわかったらしく、改札抜ける前からこっちを見てにっこりしてました。
私 「改めてはじめまして^^」
まみ「よろしくです」
私 「あはは、もうサイトで半年も遊んでるから今更よろしくも無いよね。」
まみ「うんうん。今更ね~」
もう半年も遊んでる。
それだけじゃなくて、メッセンジャーでチャットもしてるし。。。。
そしてランチ
私 「ここ出たらどこ行こうか?」
まみ「どこかいいとこある?」
私 「海なんかどう?」
まみ「あ~~行きたい」
私 「よし、決まりね」
海といってもこの時間は昼。いつも行く南港みたいに夜じゃない。
車は遠州灘の海へ
ウミガメが産卵しに来るという場所を見て、その後は海岸へ
わいわいと戯言を交わして砂浜を二人でとぼとぼと歩いていくと
急にわ==っと広がった太平洋。
おおおおおおお~~~めっちゃ蒼いし
「わ~~い」
「わぁ~~~~~~~い」
海に向かって二人は走っていったんです。
めっちゃ走りにくいし。。。
当時私、37歳。まみ30歳 ^^;若くないよ~~
でも、誰もいないし。誰にも見られてないし。
でも、
子供みたいに走っていって。
波打ち際に立った二人は
私 「おおきぃね~~」
まみ 「おっきいね~~」
私 「ん?何でこっち見てるん?」
まみ 「おっきい~~。強そ~~。。たつくん」
私 「え?それまみちゃんの方がちっちゃいんやん。横見たらいないと思ったら・・・下にいたし^^」
まみ 「え~~ひどい^^」
私 「ア、あそこに座ろうぜ」
ぼろぼろの流木を見つけてそこに座って二人。
しばらく海を眺めていました。
会話も途切れて、波の音しか聞こえない。
ふと彼女の声が聞こえて。。何度か呼んでたようでした。
まみ「たつくん・・・たつくん・・」
きゅっと服を引っ張られて、初めて気がついた私
まみ「たつくん」
私 「ん?」
まみの方を向くとまみは泣きそうな顔をしていたのです。
悩みなんか聞いてないし、いつも楽しくお話してたまみが急に悲しそうに
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
まみ「今までどこに行ってたの?」
私 「・・・・・」
まみ「もっと早く会えたらよかったのに」
私 「ずっと探していたよ」
まみ「何でもっと早く見つけてくれなかったのよ」
肩を抱き寄せ手を握って
彼女の頬から涙が落ちてきて
その涙を私は唇で拭って、そのまま彼女の唇へ。。。。
まみの柔らかでぽっちゃりした唇を私の唇で挟んでスライドさせ
軽く吸って、やさしく舐めてみる
まみはスーッと脱力していく。
胸の膨らみを感じて抱き寄せていく。
☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*
続く
ここには同じ気持ちの楽しいブログがいっぱい。ぜひぜひぽちっと。

こちらに引っ越しました。自由に書きますよ~。
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