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【コラム 撃戦記】記憶に残る名王者はスパーも本気2012年4月14日 日本のジムに所属するボクシング世界王者の輩出最多は協栄ジムで、3月27日にWBC世界スーパーフライ級王座に就いた佐藤洋太(27)で12人となった。下馬評では王者スリヤン・ソールンピサイ(タイ)が有利とされたが、公開スパーリングでは相手を務めた前川龍斗(協栄)のアグレッシブな攻めが話題になった。 世界戦を直前にしたスパーリングで記憶に残る選手がいる。元WBA世界ジュニアバンタム級王者の鬼塚勝也(協栄)だ。鬼塚は1989年に全日本ジュニアバンタム級新人王を獲得した。この年の7月、WBC世界バンタム級王者のヒルベルト・ローマン(メキシコ)が内田好之(上福岡)と防衛戦を行うために来日、鬼塚が相手をしたのだが、これがすごかった。金平正紀会長(故人)のゲキで果敢に前に出た本気モードの鬼塚。ローマンも退くことなく応戦、王者の貫禄を見せつけた。 世界戦イベントのスパーリングでは辰吉も伝説を残している。入門して間もなく、アマ国体2位の選手を左ボディーブローでKO。さらに、世界戦のために来日した世界ランカーをこてんぱんにした。鬼塚も辰吉も、その後の活躍で記憶に残る名王者になった。 (格闘技評論家) PR情報
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