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太平洋側 3日も激しい雨のおそれ
5月3日 8時12分

太平洋側 3日も激しい雨のおそれ

低気圧と前線の影響で、3日は関東甲信や北日本の太平洋側を中心に激しい雨が降るおそれがあり、気象庁は土砂災害や川の増水などに警戒するよう呼びかけています。

気象庁によりますと、東海沖にある低気圧と前線の影響で、東北から西日本にかけての広い範囲に雨雲が広がり、この時間は関東の各地で強い雨が降っています。
関東や東海の多いところではこの24時間の雨量が300ミリから600ミリに達し、茨城県と伊豆大島、それに静岡県の伊豆半島では土砂災害の危険性が非常に高くなっている地域があります。
3日は、低気圧と前線が関東の沿岸をゆっくりと東へ進む見込みで、東海では昼前にかけて、関東甲信では夜にかけて、北日本の太平洋側では4日にかけて局地的に雷を伴って1時間に40ミリ前後の激しい雨が降るおそれがあります。
4日の朝までに降る雨の量は、いずれも多いところで▽東北の太平洋側で250ミリ▽関東で150ミリ、▽北海道の太平洋側で120ミリなどと予想されています。
北日本の積雪の多い地域では少ない雨量でも雪どけが進み、雪崩や川の増水、それに土砂災害などのおそれがあります。
また、3日は関東や東北の沿岸部を中心に強い風が吹き、海は大しけとなる見込みで、東北の太平洋沿岸は東寄りの風が吹きつけて潮位が上がるおそれがあります。
気象庁は、土砂災害や低い土地の浸水、川の増水などに警戒するとともに、強風や高波にも十分注意するよう呼びかけています。

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