- [PR]
国際
「ブラックベリー」身売り危機 オバマ氏愛用もiPhoneに押され…
だが、「シェアにあぐらをかき新機種やソフト開発を怠った」(アナリスト)間に、デザインや機能性にこだわったアップルのスマホ「iPhone(アイフォーン)」が登場、消費者のハートをつかんだ。
ブラックベリーを手がけるカナダのリサーチ・イン・モーション(RIM)は、あわてて法人市場だけでなく個人向け市場にも新機種の投入などでてこ入れをはかったが、後の祭り。2011年12月~12年2月期決算で7年ぶりの赤字に転落し、元最高経営責任者(CEO)のバルシリー取締役が辞任を表明するなど、幹部社員の流出で社内に動揺が広がっている。
RIMのハインズCEOは「提携や身売りの可能性も検討する」と明言。韓国や台湾の企業も候補として挙げられている。もしRIMが身売りされた場合、大統領をはじめ米政府機関の情報管理にも影響が及ぶ可能性も懸念される。
関連トピックス
関連ニュース
- [PR]
- [PR]