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【経済】

万が一の事故 スマホで録画 三井住友海上 無料でアプリ

ダッシュボードに取り付けたスマートフォンで事故を自動録画できる三井住友海上の新サービス

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 三井住友海上火災保険は一日、自動車のダッシュボードに設置したスマートフォン(多機能携帯電話)を「ドライブレコーダー」として使うことで、万一の事故の際の様子を自動録画できるサービスを八月から提供すると発表した。損保では初の取り組みという。

 新たに提供するスマホ向け無料アプリ(応用ソフト)の「スマ保」に、この機能を組み込む。ダッシュボードに専用の装置を取り付け、運転時にアプリを取り込んだスマホをセット。スマホに内蔵されたセンサーが急ブレーキや衝突の衝撃を検知し、事故の前後十五秒間の映像を自動で録画、保存する。

 専用装置はスマホを強く固定できる構造で、かなりの衝撃に耐えられるという。

 ドライブレコーダーは事故の検証に役立つほか、運転者の安全意識が高まることで事故防止の効果もあるとされる。損保各社は、高齢者層の事故増などで、主力の自動車保険の収支が悪化しており、事故防止に向けた活動を強化している。

 

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