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国際
仏原発に空から侵入、活動家
2012.5.2 23:26
フランス東部ビュジェの原発に2日、国際環境保護団体グリーンピースの活動家が動力付きパラグライダーで空から侵入、間もなく取り押さえられた。同団体はフランス大統領選の候補に、航空機墜落などに対する原発の脆弱さを示すのが目的と説明した。
フランス公共ラジオによると、侵入したのはドイツ人の活動家。上空から原子炉に向けて発煙筒を投下したほか、原発敷地内に着陸後にも発煙筒をたいた。フランス電力によると、侵入で原子炉の運転に影響は生じていない。
大統領選の社会党候補のオランド前第1書記は「グリーンピースがアピールしたかったことは理解した。ただ私は、あらゆる危険性に対し備えを進めるわが国の原子力安全当局を信頼している」と述べた。
大統領選で同候補は、電力の原発依存を低減する減原発政策を公約。原発の維持を訴えるサルコジ大統領との間で争点となっている。(共同)
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