お名前, リモートデスクトップ, fx, kvm, metatrader, qemu, rdp, VPS, WindowsXP
お名前VPS(KVM) + WindowsXP
お名前.com VPS(KVM)に、WindowsXPを入れてみました。
お名前.com VPS(KVM) 2GBプラン
http://www.onamae.com/server/vps/?btn_id_top01=svr_vps_20120321
ローカルパソコンにVMWareを入れ、そこにWindowsXPをインストールし、そのイメージをVPSに転送する方法もあるようですが、今回は、VPS上でWindowsXPをインストールしてみました。
<手順A ファイルのダウンロード>
- WindowsXPのインストールメディアを用意。
- F6回避ツール http://www.mercury.sannet.ne.jp/moonsault/ をダウンロード。
- VPS(KVM)用のWindowsドライバー http://alt.fedoraproject.org/pub/alt/virtio-win/latest/images/bin/ (virtio-win-0.1-22.iso) をダウンロード。
<手順B Windowsのインストールメディアの作成>
VPSにWindowsXPの素のイメージをアップロードし、そのイメージからOSをインストールしようとすると、HDDがないと怒られました。
F6キーでFDDからHDDのドライバーをインストールしようにも、FDDがないためうまくいきませんでした。そこで、「F6回避ツール」を使用して、予めドライバーが入っているインストールメディアを作成します。
- F6Tool.exeを起動。
- CDドライブやDVDドライブを指定する:WindowsXPのメディアを指定。
- 作業フォルダのパス名:適当なフォルダーを作成し、そこを指定。
- クリーンインストールに必要のないファイルの削除:チェックを入れる *任意
- 標準ドライバのCABファイルをまとめて高圧縮率で圧縮しなおす:チェックを入れる *任意
- INFファイルを指定してドライバを追加 :\XP\x86\netkvm.INF \WXp\x86\BALLOON.INF \WXp\x86\vioser.inf \WXp\x86\viostor.inf を追加(手順A-3. でダウンロードしたISOイメージを WinCDEmu などでマウントするとファイルが見えます)
- ISOイメージファイルを作成して保存する:チェックを入れ、適当な名前.isoと入力。
- [次へ>] & [次へ]をクリックし、インストールメディアを作成。
<手順C VPSのパーティションの初期化>
VPSにログインし、Linux系のインストーラーで vda(20GB)とvdb(50GB)内のパーティションをすべて削除します。
*vda(20GB)にWindowsXPをインストールします。vdb(50GB)は、WindowsXPインストール後、フォーマットすれば、Eドライブとして認識されます。
<手順D VPSからWindowsXPをインストール>
- 手順Bで作成したインストールイメージ(*.iso)をVPSの\images内にsftpでアップロードします。*手順はサーバーNAVIにログインすると記載されています。
- 1.でアップロードしたインストールイメージをマウント(挿入)し、VPSを起動します。
- WindowsXPのインストーラーが起動しますので、メッセージに従ってインストールします。
<インストール結果>
システムのプロパティ、デバイスマネージャはこんな感じです。
<その他、いろいろ>
- リモートデスクトップ(RDP)は、ポート番号:3389を使いますが、わざとポート番号を変えてみるのもいいかも。 *ちょっとセキュリティーが向上?
ターミナル・サービス/リモート・デスクトップ接続のポート番号を変更する
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/341termport/termport.html
- MetaTraderでFXをする人は、わざわざVPSを借りなくても、(比較的緩い条件で) 「タダ」でリモートデスクトップ環境が作れます。
MetaTrader Web
From → vm