新車製作紀 vol.7
秋田へのタイムリミットも刻々と近づいている今日この頃・・・
TOPでご報告しましたと通りアンダーに加えアッパーも何とか終わり、やっとフレームへの着手にかかります!
大会も近づきここらで前回に続きとりあえず製品の出来上がりまでをいっきにアップ
・・・といきたいところですがですがひとまずメス型までを。。。
メス型の製作
3月12日〜3月31日
| まずは土台となる机の 平行を出すために、アルミの角材 を基準にして調整しました! 「重たい物は 任してください!」 と星野君は大活躍♪ |
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| でもって、もちろん床が きちゃなくならないように し〜っりと ブルーシート&新聞紙 でカバーをします。 大きな声ではいえませんがNova の時は案外こういうのいい加減にやってたんですよね・・・ |
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| ちなみに今回使用するメス型の 積層に関しては ←こちらの樹脂を使用します。 |
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| 準備ができたところで・・・積層前に まずは全体にワックスでコーティングを 施しておきます。 PVAもそうですが、この作業が剥離の 明暗を分けます。 ってさっそく工藤君はお得意の ピースサインと満面の笑顔で作業の 成功を!? |
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| 続きまして、予め用意いておいた フランジ部分をオス型に固定します。 固定がしっかりするまで そこら辺にあったスタイロで高さを 合わせておきます。 そして押さえを使用して倒れるのも 防止します。 ちなみに接着に利用したのは おなじみ?「ホットボンド」(右下) です。 |
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| フランジがついたらオス型と フランジの間の隙間をパテで 埋めておきます。 この直角具合がメスにそのまま 出てくるので修正も少なくてすむ ようにしっかりとね♪ |
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| フランジがしっかりと固定されたら お次はPVAです。 これも大事ですから 「塗り残し」「塗りむら」 のないようにしっかりと塗ります。 |
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| これはなんだ!? ムニ〜っとおいしそう♪ ってちゃうちゃう(=0=) そう!これは上に出した樹脂に 「タルク」を混ぜたものです。 このほうがメス型の調整の際に 削りやすいんじゃない?ということ で使用しました! |
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| ということでまずは下塗りです。 ここではまだガラスクロスは 使用しません。 この日はとりあえずこの作業で終了。 |
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| ??????? メス型の積層中に・・・ これはいったい何に使うのかな? ねじに旋盤で穴を・・・ |
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| そう!?脱泡ローラーです♪ Nova製作で使ってたものもあった のですがそれだけでは少ない!? ・・・ということで、、、 硬化待ちの時間を使用して 旋盤大好き榎本君が製作してくれました! 案外使い勝手がよくていいですよ♪ ちなみに製品の積層でもこれ以外に 小さいのやらも作って細かい作業に とても重宝しましたよ〜(^0^) |
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| 次の日・・・・ けっこうエグイ色をしていたタルク入り樹脂 も硬化してしまえばこんなんです♪ ここからが本番!!! ガラスマットの貼り付けに入りマース!!! もちろんマットはチクチク痛いので 完全防備体制! ゴム手袋が必須アイテムです(^−^)b |
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| ここでも1層目はタルク入りの 樹脂で積層をします。 |
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| でもって、硬化しない内に 積層を急ぎマースε=Г( ・_・)」 ちなみにメス型は2から3プライです。 |
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| 強度のことも考えて全体に補強も 大体30センチ間隔でいれました。 もちろんこれも予め用意していたものです。 実寸あわせで2年生(当時1年)が 製作しました。 いやー、ほんと助かりますよ♪ |
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| ひとまず一部ですが完成。 各自写真撮影♪ いや〜最近の携帯は写真も撮れて こういうときに役に立ちますよね! |
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| 3月16日 この日は卒業式でした。 先輩たちの晴れ姿はまた近いうちに・・・ こちらはこちらで番外編って形でアップします。 もちろんこの日もしっかり作業しましたよ♪ (右、下、右下) |
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| アッパーの半分も同様にワックス、PVA 、タルク入り樹脂のみ+ガラスマット 2から3プライで積層して製作しました。 ただ、こちらは反対側とちがい 案外補強なしでもよくって? それに真空引きするときにもよい? という考えから入れずにいきました。 ・・・しかし!この時はまだ後の悲劇を 知らずにいた一同であった。。。 |
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| そう。。。 メス型の歪です。 片方が出来上がった際に製品側の補強の あたりが膨らんでたのもあり表面の精度、 強度等を考えていけると思ったのですが・・・ 熱硬化の際の収縮で歪んだのでしょう。 あまかった・・・。 とりあえずフランジの強制固定 で抑えて、 そのうえから後付けということにしました。 |
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| とりあえず、この日の積層が終了したら 少しばかり時間があったのでNovaのときに 利用した真空パックが使えるかどうか? を検討するために一度膨らませて 確かめることにしました。 しかし、一度(上下で2回+失敗分1回) 使用しただけあって素材が パリパリになっている。 さすがにもう使えない・・・ということで 結局新しいのを買うことにしました。 でも、この膨らませるの楽しかったです(ボソ |
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| メス型の強制補強もすんでバリの処理です。 だーって、ささったら危ないですから! ところで、こんなところでなんですが。 私は誓います。 わたしがHPを担当する限り 工藤君をいじり倒します!!! |
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| 上の写真ではおふざけモードの工藤君も やるときはやります。 さすがに工業高校出身だけあって 旋盤も器用に回してくれちゃいます。 ちなみに、今年のクラブは いろいろと工業出身者が 入ってきてくれたおかげで 旋盤等を器用に使える人材が増えて 仕事がはかどります♪ でも、みんな口々にいうことが 「旋盤の精度が悪すぎ!」 どうしようもないところが 悩みどころですねf(^_^) |
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| おやっ!? 小田君がやってるのは 新車に搭載するフレームの模型ではないかね? ここから見るだけでも十分細い!!! これは期待大?ですね♪ |
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| 〜作業の合間〜 新車のフレーム模型に入り込む 大型モビルスーツ 着用の榎本氏。 明らかにはみ出し行為デス。 壊しちゃやーよ! |
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| そんなこんなで同時進行でアッパーの 表面処理にもかかっています。 思ったとおり、タルク入りによってきれいに 磨きやすいぞ♪ でも。。。 勢いに乗って削りすぎにだけは 要注意です(==) |
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| アンダーのほうも3回目ということもあり みんな手際がよいです! ここでは、アッパーのときの失敗を反省して 片方できてもはずさずにもう片方もやってから 一気にはずすことに・・・。 ってあれ? なんか左図)の奥に見慣れぬ人物が ロングドライバーを持って・・・ もしやどこぞかの妨害刺客か!!? |
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| いやいや、 実は「和工」から新しく入ってきた 花田君です。 入学式前というのに来てくれました(^u^) Novaのときの田渕君と同じですね♪ これで 仲岡さん (アヒルエコパレーシング) 種治さん ↓ 野島さん ↓ 田渕 ↓ 花田 という具合に和工連合が完成です。 とても気合十分で これからの期待がタップリデス♪ よろしく! |
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| 完成デース! 早速みんなでフレームの位置とか 形の本格的なイメージ、 はたまた乗り込んで実際の空間の感じ を見たりとおおはしゃぎ♪ |
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| でも、喜んでいるのもつかの間。。。 早速予想していた(?)メス型のそり を目の当りに! |
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| ということで、こちらも後付けで補強を施しました。 真空引きのこともありますので 補強はなるべく少なく かつ、つけた後はグラインダーで 余分なところを落として凹凸を少なく といった風にして。。。 ようやくメス型も完成しました♪ イヤー長かった〜。。。 |
以上がメス型の完成までの経過です。
長くなりましたがこれでもかなり簡潔にまとめたつもり。。。
まー、ところどころブレイク的なものもありましたが・・・
ここまで見ていただきありがとうございます!