
工場見学ブルワリーツアーでは、ガイドによる案内と映像でビールの製造工程(原料→仕込み→発酵→貯蔵→ろ過→パッケージング)を学んだ。
選び抜かれたこだわりの原料のひとつ「ホップ」を手にとると、その清々しい香りに、できたてのおいしいビールが目の前に浮かんでくる。
仕込み工程では、できあがったもろみを2度ろ過し、ビールのもととなる麦汁をつくるが、『キリン一番搾り』は、この一番目に自然と流れ出た麦汁だけを使い、麦芽の上質なうまみを引き出してつくられている。これは、世界のビールと比べてみても、非常に贅沢なつくり方であり、キリンビールのおいしいビールづくりへのこだわりがうかがえる。
一方で環境への配慮も怠らない。環境にやさしいパッケージの採用や、工場で生じる廃棄物・副産物の再資源化など「大地の恵みを未来につなぐ」活動を紹介するコーナーもある。
身近にあるビールが私たちの食卓に並ぶまでには、こんなストーリーがあったのかという新発見と、ビールへの思いが益々強まった見学ツアーとなった。

工場見学ツアーとトークショーの後は、夫婦で楽しむランチビュッフェの時間。
2月に発売された新商品『キリン 麦のごちそう』で乾杯。ビールに合う料理が多数用意されるなか、CMに登場するごちそうレシピを再現したスペシャルメニュー「豚バラのカリカリ炒め」と「ジャーマンポテトサラダ」が登場すると、参加者から歓声があがった。

ビュッフェでは4銘柄の生ビールの試飲ができるとあって飲み比べながら意見交換をするご夫婦や、提供された料理のレシピ研究に熱心なご夫婦の姿が見られた。
おいしいごちそうとおいしいビールを前に夫婦の会話も自然と弾む。会場は終始和やかな雰囲気に包まれていた。