「誰もが口を閉ざし、見てみぬ振りをして『嵐の過ぎ去るのをじっと待つ』ことを選択する中で、マイケルはただ一人『決して譲ることが出来ない、自らの根幹となる価値観』を守り通したのである。素晴らしい技術、製品を持ちながら、世界を落胆させ、顧客の信用を損ない、株主価値を大きく毀損したオリンパス、しかも最後まで『ウッドフォードは経営者失格である』といい続け、多くの関係者が望んだマイケルの復職をこばんだまま、倒産した会社が銀行の管理下で再生を図るような新経営体制を選んだオリンパスの取締役会。『誤った道へ踏み込んだ』オリンパスを再生する道は、マイケル抜きで本当にあるのだろうか?」


次へ…

(To the ENGLISH Version...)

2012年04月

宮田耕治
koji@olympusgrassroots.com

オリンパス株式会社、元専務取締役
オリンパスメディカルシステムズ株式会社、元社長

 

webmaster@olympusgrassroots.com
Updated Monday, 04/30/2012 9:17 pm