慰安婦の歴史を展示 「戦争と女性の人権博物館」開館
【ソウル聯合ニュース】旧日本軍の従軍慰安婦たちが歩んできた抑圧の歴史を紹介する「戦争と女性の人権博物館」が、5日にソウル市麻浦区に開館する。韓国挺身隊問題対策協議会が1日に伝えた。
元慰安婦の経験や記憶が刻み込まれたさまざまな史料を展示するほか、20年間余り続いてきた元慰安婦の名誉回復に向けた活動を紹介する。また、各国の紛争で女性の人権が侵害されている実態を示す資料も展示する。
博物館は、慰安婦の歴史を風化させないための史料館が必要だとする挺身隊問題対策協議会などの意見で、建設が進められてきた。
2003年12月に元慰安婦17人が建設費を寄付し、翌年に建立委員会が発足。当初はソウル市西大門区の独立公園内に建設する計画だったが、独立有功者団体などが公園の特性に合わないと反対したため、麻浦区の用地を買い入れ、今年1月に着工した。
関連記事
- 野田首相が李大統領に親書 慰安婦問題に言及か04-20 14:10
- 札幌市議会 日本政府に慰安婦問題の解決促す意見書03-30 18:59
- 従軍慰安婦の叫び NYタイムズ紙に広告掲載03-29 10:04
- 韓国家族女性部 野田首相の慰安婦碑関連発言に遺憾03-28 22:05
- 日本の高校社会教科書 独島の領有権記載増える03-27 18:50
- 慰安婦問題 仲裁委の提案時期探る韓国政府03-14 16:02
- 慰安婦被害女性2人死去 存命者61人に03-14 11:43