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セメントからセシウムが検出され続けています。
混入経緯が非常に気になりますし、数値に不審な点があります。
○ 赤枠参照。放射性物質は半減期を迎えて減り続けるはずですが、数値にバラつきがあります。
採取したサンプルのバラつきが大きいのではないでしょうか。
・熊谷工場1月中旬・4月中旬の数値がほぼ同量、3月中旬が最も多いです。
・埼玉工場1月上旬の計測値よりも、高いものが多い。検出限界値を下げれば、その数はさらに増えると思われる(2月上旬・2月下旬・3月上旬・3月中旬・3月下旬)
○青枠参照。検出限界値の数値。
別の日では、検出限界値以下の数値が検出されており、検出限界値を下げれば、検出された可能性が十分、考えられます。
2012 年4 月27 日各位 太平洋セメント株式会社セメント製品の放射能測定結果(4 月11 日~20 日)について
上記を見ると、既にセシウム・セメントが大量に流通してる可能性が示唆されています。
千葉や神奈川を始め各地で実際に検出されています。
千葉県千葉市の下水汚泥焼却灰の放射性セシウムが、今年1月から増加を続けている。1月から4月で3倍以上の濃度に。
それだけでなく、埼玉ではセメント工場に送る分とは別に、
民間に委託しているものもありますが、どこに送ったのか明らかにしていません。最早、やりたい放題のとんでもなく酷い県であると言えます。
埼玉県の放射性物質検出した下水汚泥焼却灰を、2月から県外搬出(詳細を公表せず)。県内の太平洋セメントにも。←近くに学校あり
太平洋セメントの熊谷工場に、大量の放射性物質が運び込まれています。
太平洋セメントが公表したセメントのセシウム含有量のばらつきは、原料が異なることが原因の可能性があります。
太平洋セメントは、セシウムが検出されたセメント原料の産地を、個別に・どこの・何から排出されたものを使用しているのか、明らかにすべきです。
追記 セメントの流通は、西から東への流通が基本のため、尚更、西日本は瓦礫を受入れるべきではありません。流通するセメントの質が保てます。
セメントの流通 ~西から東へ流れるセメント
セメントは西から東へ流れると言われます。これは主原料である石灰石が中国や九州に偏在するためセメント工場がこの地域に集中する一方で、消費地は近畿や東海、関東といった大都市が中心であるためです。
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