最終更新: 2012/05/01 23:54

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イエメンでアルカイダ関連組織が勢力拡大 新たな脅威に

国際テロ組織「アルカイダ」の創設者、ウサマ・ビンラディン容疑者の殺害から2日で1年を迎える。アラビア半島のイエメンでは、アルカイダの関連組織が勢力を拡大し、勝手に建国を宣言するなど、新たな脅威となっている。
アラビア半島の南端に位置する、イエメン第2の都市アデン。
アルカイダの脅威がすぐそばまで迫るアデン市内では、武装勢力の侵入を防ぐため、いたるところにチェックポイントがある。
アルカイダは、アフガニスタンなどでは弱体化しているが、ビンラディン家発祥の地でもあるイエメン南部では、「アラビア半島のアルカイダ」という組織が勢力を伸ばし、戦闘や自爆テロが頻発している。
市民は「もちろんアルカイダは怖い。イエメンにとって脅威だ」と話した。
およそ1年前、アルカイダは、この地域で「イスラム首長国」と称する新しい国をつくったと宣言した。
内部映像からは、独自のルールで行政や司法を行い、敵対する勢力をやすやすと処刑しているなどの実態が明らかになった。
アデン市内の壁には、アルカイダの名前が書かれるなど、脅威がすぐそばまで迫っていることがわかる。
アデンの街には、アルカイダの支配地域から多くの住民が逃れてきている。
アルカイダ支配地域から逃れた人は「戦闘で家族を失いそうで、怖かった。だから、全てを置いて逃げてきた」と話した。
イエメン政府は、アメリカ軍の支援のもとで戦いを続けているが、アルカイダの勢力は拡大しつつある。
同時多発テロ首謀者の殺害から1年たった今も、イエメンには、新たなテロの脅威が存在している。

(05/01 12:18)


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