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中尊寺 2年ぶりの藤原まつり5月1日 20時11分
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去年は震災で中止になった奥州藤原氏の栄華をしのぶ岩手県平泉町の恒例のイベント「春の藤原まつり」が2年ぶりに開かれ、世界遺産に登録された中尊寺では、きらびやかに着飾った子どもたちが練り歩く稚児行列が行われました。
「春の藤原まつり」は、平安時代に栄華を極めた奥州藤原氏をしのぶ観光イベントで、毎年開かれていましたが、去年は震災で中止になったため2年ぶりとなり、1日から5日間、さまざまな催しが開かれます。
1日は去年、世界遺産に登録された中尊寺で、きらびやかに着飾った71人の子どもたちが参道を練り歩く稚児行列が行われました。
子どもたちは、平安時代の衣装を身につけ、男の子は「烏帽子」、女の子は「宝冠」をかぶって列を作ります。
そして保護者に手を引かれながら、寺の本堂から国宝の「金色堂」までのおよそ300メートルを元気に練り歩きました。
全国から大勢の観光客が訪れ、かわいらしい子どもたちや、参道を清めながら歩く僧侶を写真に撮るなどしていました。
「春の藤原まつり」は、今月5日まで行われ、例年を大きく上回る35万人の人出が見込まれています。
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