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信頼回復へ 新茶まつりを開催5月1日 15時56分
狭山茶の産地、埼玉県入間市で、1日の「八十八夜」に合わせて新茶まつりが開かれました。
狭山茶は原発事故の影響で売り上げが落ち込んでいるため、出荷前の検査などを通じた信頼回復への取り組みが続いています。
入間市では、茶摘みが本格的に始まる「八十八夜」に合わせて、毎年、新茶まつりを開いていて、市役所の敷地の一画にある茶畑では、一般の人も混じって茶摘みが行われました。
このほか、会場では、手もみ茶の実演のほか、ことしの新茶でいれた煎茶が配られていて、訪れた人たちは新茶の味を確かめていました。
狭山茶は、原発事故の影響で売り上げが落ち込んでいるため、埼玉県が県内すべての製茶工場で出荷前の検査を行うなど、信頼回復に向けた取り組みが続いています。
入間市茶業協会の岡内定男会長は「例年どおり多くの人が集まり、涙が出るほどうれしいです。消費者に末永く安心して飲んでもらいたい」と話していました。
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