June 15, 2010 posted by honowo

【レビュー】進化する路面電車

テーマ:史絵.
みなさんこんばんは。
本日は、当ブログのテーマと深く関連する、ご本の紹介をいたします。
$サクサクいこうよ!
先日の都電荒川電車営業所でのイベントで先行販売された本です。当日は100冊が用意されたのですが、飛ぶように売れて、正午頃には売り切ってしまうほどでした。さっそくわたしも買わせていただき、帰りしなに読了しました。

先日のイベントに足を運べなかったみなさま、買い損ねたみなさま、お待たせいたしました。本日、6月15日発売です。ぜひ、ご一読くださいませ。

進化する路面電車―超低床電車はいかにして国産化されたのか (交通新聞社新書 18)/史絵.

¥840
Amazon.co.jp

サブタイトルの通り、事業者側の厳しい財政事情や設備・整備能力の制約を乗り越え、いかにして超低床電車を国産化し、導入に結びつけていったかをまとめたレポートです。

師匠である梅原氏との共著とはいえ、この作品が昨年、鉄道ジャーナリストとしてデビューした史絵.さんの初の著書となります。
キャリアをはじめたばかりとは思えない、明快で、愛情にあふれた文章を読ましてくれます。路面電車ファン、史絵.さんファン(笑)のみならず、都市交通のあり方について真剣に考えるすべての方々の必読書でしょう。
特に、低床化によって実際に車いす客の利用を促し、収入の増加につながったというのが目から鱗でした。

ただ、欲を言えば、半世紀前に独自の技術で低床化を成し遂げた東急玉川線のデハ200形もとりあげていただきたかったです。

最後に、共著者にして師匠でもある、梅原淳氏とのツーショットです。
$サクサクいこうよ!
どうかこの本が、みなさまのお気に召しますように…。

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