June 27, 2010
posted by honowo
せっかくつくったのに…(1)
テーマ:バス
みなさんこんにちは。
今回も、筆者がふだんイラッとしてきたことをとりあげさせていただきます。

写真は、とあるバス停での客扱いの様子です。この写真を見ておかしいと思った方はおられますでしょうか?
画面中央下方の破線と、ポールを挟んで2重に設けられたガードレールから伺えますように、このバス停、本来は破線右側のバスベイに停車させて、その外側の側道から乗降させる設計になってたものと考えられます。しかし、その上に歩道とツライチになるようにアスファルト舗装を施し、バス停を移したことで、次のような事態が発生しました。

それは後続車両が停車中のバスを追い越せなくなったことです。中央線側にかろうじてスペースが残されていますが、自転車や二輪車、軽自動車でなければ、通れそうにない幅です。これはおそらく道路を建設した国側の意図によるものでなく、このブログでもさんざんその自己中ぶりを取り上げている(注1)バス会社側の意向によるものでしょう。
そのせいで、

バスが止まるたびに右左折車の流れが止められて大迷惑。もちろん、道路を作る側も全く手をこまねいてるわけではなく、このような改善措置(注2)を施したのですが、焼け石に水です。歩道なんて、バス待ちの客を勘定に入れても、2m弱の幅があれば十分に需要を賄えるのですから、ただでさえ過剰に優遇されてる歩行者のためにこんな事をするのは全くの無駄です。ただちにバスベイを復活させて、これによる渋滞を解消していただきたいです。
また、読者のみなさまにおきましては、こちらの県警のページにアクセスしていただいて、このような道路の流れを阻害する邪魔物を撤去していただくよう(注3)、要望を出していただきたく存じます。
さて、第22回参議院議員通常選挙が公示されました。相も変らぬ無駄な道路建設に高速道路の一部無料化と、ますます日本の交通政策が自動車利用者(注4)の利益のためにゆがめられる傾向にあり、よりエコな公共交通(注5)が圧迫され続けています。また、アメーバの規約上、特定の候補者や政党への支持・不支持の表明は致しかねますが、読者の皆様におきましては、すべての人々、ドライバーや高齢者・障碍者だけでなく、貧しい者やどうしても先を急ぎたい者の利益も考慮した交通体系が実現できるよう、よく考えて投票所に赴いていただきたいと考えます。
それではみなさん、おやすみなさい。
(注1) この記事とか、この記事とか
(注2) この文書の5ページ目上段
(注3) 別に今回取り上げた場所に限りませんが
(注4) つまりは自動車関連企業と、自動車を保有しうる有産者
(注5) 鉄道のみならず、内航海運も危機的な状況におかれているといいます
今回も、筆者がふだんイラッとしてきたことをとりあげさせていただきます。
写真は、とあるバス停での客扱いの様子です。この写真を見ておかしいと思った方はおられますでしょうか?
画面中央下方の破線と、ポールを挟んで2重に設けられたガードレールから伺えますように、このバス停、本来は破線右側のバスベイに停車させて、その外側の側道から乗降させる設計になってたものと考えられます。しかし、その上に歩道とツライチになるようにアスファルト舗装を施し、バス停を移したことで、次のような事態が発生しました。
それは後続車両が停車中のバスを追い越せなくなったことです。中央線側にかろうじてスペースが残されていますが、自転車や二輪車、軽自動車でなければ、通れそうにない幅です。これはおそらく道路を建設した国側の意図によるものでなく、このブログでもさんざんその自己中ぶりを取り上げている(注1)バス会社側の意向によるものでしょう。
そのせいで、
バスが止まるたびに右左折車の流れが止められて大迷惑。もちろん、道路を作る側も全く手をこまねいてるわけではなく、このような改善措置(注2)を施したのですが、焼け石に水です。歩道なんて、バス待ちの客を勘定に入れても、2m弱の幅があれば十分に需要を賄えるのですから、ただでさえ過剰に優遇されてる歩行者のためにこんな事をするのは全くの無駄です。ただちにバスベイを復活させて、これによる渋滞を解消していただきたいです。
また、読者のみなさまにおきましては、こちらの県警のページにアクセスしていただいて、このような道路の流れを阻害する邪魔物を撤去していただくよう(注3)、要望を出していただきたく存じます。
さて、第22回参議院議員通常選挙が公示されました。相も変らぬ無駄な道路建設に高速道路の一部無料化と、ますます日本の交通政策が自動車利用者(注4)の利益のためにゆがめられる傾向にあり、よりエコな公共交通(注5)が圧迫され続けています。また、アメーバの規約上、特定の候補者や政党への支持・不支持の表明は致しかねますが、読者の皆様におきましては、すべての人々、ドライバーや高齢者・障碍者だけでなく、貧しい者やどうしても先を急ぎたい者の利益も考慮した交通体系が実現できるよう、よく考えて投票所に赴いていただきたいと考えます。
それではみなさん、おやすみなさい。
(注1) この記事とか、この記事とか
(注2) この文書の5ページ目上段
(注3) 別に今回取り上げた場所に限りませんが
(注4) つまりは自動車関連企業と、自動車を保有しうる有産者
(注5) 鉄道のみならず、内航海運も危機的な状況におかれているといいます