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“核開発やめねばイラン攻撃も”5月1日 8時37分
イスラエルが、核開発を続けるイランに軍事攻撃も辞さないとしていることについて、国内の治安機関の前のトップなどから慎重論が出るなか、バラク国防相は、記者会見で、イランが核開発をやめない場合には軍事攻撃もありうるという考えを改めて強調しました。
敵対するイランの核開発についてイスラエルが軍事攻撃も辞さないとしていることについて、イスラエル国内では、このところ、治安機関の前のトップや、諜報機関「モサド」の前長官から「イランの核兵器開発を促進させるだけだ」とか、「惨事を招きかねない」といった理由から強い慎重論が出ています。
これに対し、軍事攻撃の決定に重要な役割を果たすイスラエルのバラク国防相は、30日、エルサレムで記者会見を行い、「こうした人々はイランが核兵器開発をしている疑いがあるとする国際機関の報告などを無視している」と述べて、慎重論を厳しく批判しました。そのうえで、「国防相としては脅威を無視するわけにはいかない」と述べて、イランが核開発をやめない場合には軍事攻撃もありうるという考えを改めて強調しました。
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