January 26, 2010 posted by honowo

五方面作戦のやり残したこと

テーマ:その他交通
$サクサクいこうよ!
この写真は、「戸塚の大踏切」から撮った、横須賀線下りの高架アプローチ部分を写したものです。
$サクサクいこうよ!

この踏切、正式名称を「東海道踏切(40K807M)」といいます。同名の踏切が保土ヶ谷駅神戸方にも存在しますので、特定する場合、上記の通称を使うか、起点からの距離をあらわす必要があります。

ま、本筋とは関係ないうんちくは置いといて、この高架橋、国鉄時代に通勤五方面作戦を実施する際に、東海道線列車を当駅に停車させ、かつ横須賀線電車と対面乗り換えができるようにするために建設されたのですが、もっとうまいことできなかっただろうかと思うのです。というのもこの踏切、古くからのボトルネック踏切として有名であり、これにぶち切れた時の総理がバイパスをつくらせたというのは地元では有名な話です。またまた話が横道にそれてしまいました(;^_^A とにかく、この踏切、現在では当初の都市計画決定から半世紀近くたってしまいましたが、市の土地区画整理事業の一環としてアンダーパスが建設中です。しかし、橋上駅舎なんか建設せずにSM分離にあわせて不動坂のワンマン道路のオーバーパス付近から三複線(電車線・旅客線・貨物線)ごと高架化すればより早く開かずの踏切を撤去でき、国鉄線(当時)東西の市街地を一体化させることができたのではないのでしょうか。

そのようにすれば、現在「再開発」事業が進行中の西口の、遊技店だらけでコンビニエンスストアさえ存在しない(!)旧態依然とした商店街を地方都市並みにさせ、自動車のみならず自転車やバイクも自由に横断でき、路線バスの駅前乗り入れが実現できるなど、後背地からの交通アクセスを劇的に改善できたのではと思うのです。返す返すも国鉄の資金不足と先見性のなさが悔やまれます。

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