January 31, 2010
posted by honowo
不可解な客扱いのやりかた(1)
テーマ:バス
みなさんこんばんは。
ところでみなさんのお住まいのところでは、路線バスの乗り方、どうなってますでしょうか?
え、クルマしか乗ったことがないからそんなこと知らないって(=◇=;)
ま、それは置いといて、わたしの知る限りでは、だいたい以下の2パターンに分けられます。
(1) 均一運賃制の場合、前乗り後降り(注1)、または後乗り前降り(注2)
(2) 多区間運賃制の場合、後乗り前降り(注3)またはドアが1つのみ(注4)
おそらく、以上のパターンに当てはまるのがほとんどかと思われます。
しかし、わたしの地元のバス会社ではちがいます。つぎの2枚の写真をご覧ください。
そいえばこのバス会社、バスの乗り方を案内するページすらない(-_-メ

1枚目の写真は前扉付近を写したものです。通常後扉にあるはずの整理券発行機が運賃箱の横にあります。

2枚目は後扉付近の様子です。どうやら整理券発行機の設置準備工事をしているようですが、いっこうに本工事に取りかかる気配がありません。ちなみにそれ以前に導入された車両ではこのスペース自体が存在せず(注5)、さらにむかしは、ツーマン時代の車掌スペースといった風情で長いことデッドスペースとして残されていました(注6)。
このようにすることで、この事業者では客扱いを実質的に前扉のみで行わせているのです(注7)。この仕様のどこが問題なのかといいますと、経路途中のバス停において、乗車客と降車客がともに存在する場合、両者を同時にさばくことができなくなることです。これによって、当該バス停での停車時間が延びてしまいます。また、多区間運賃系統で前扉から乗車させ、同時に運賃を支払わせるとき、降車バス停を乗客に申告させ、カードリーダーの設定等を行うのですが、このような取扱もまた、客扱い時間が延びる要因となります。
ただでさえバスは巡航速度が競合する自家用車はもとより、原動機付自転車やスポーツタイプの自転車と比べても遅く、客扱い時間を含めた所要時間の延びは競争力をそぎ、路線や会社自体の存続にも関わるのですから、筆者の地元においても一刻も早く上記の業界標準を導入していただきたいものです。
(注1) 都営バスの都区内路線や横浜市営バスなど
(注2) 京都市バスの均一運賃系統など
(注3) にしてつグループや上記公営バスの一部系統など、全国的に一般的
(注4) 高速仕様のバスなど
(注5) したがって後乗り前降りへの転換自体が不可能
(注6) このへんのフォローを、バスにくわしい方々にお願いいたします<(_ _)>
(注7) 均一運賃系統および一部の多区間運賃系統では前乗り後乗り
ところでみなさんのお住まいのところでは、路線バスの乗り方、どうなってますでしょうか?
え、クルマしか乗ったことがないからそんなこと知らないって(=◇=;)
ま、それは置いといて、わたしの知る限りでは、だいたい以下の2パターンに分けられます。
(1) 均一運賃制の場合、前乗り後降り(注1)、または後乗り前降り(注2)
(2) 多区間運賃制の場合、後乗り前降り(注3)またはドアが1つのみ(注4)
おそらく、以上のパターンに当てはまるのがほとんどかと思われます。
しかし、わたしの地元のバス会社ではちがいます。つぎの2枚の写真をご覧ください。
そいえばこのバス会社、バスの乗り方を案内するページすらない(-_-メ
1枚目の写真は前扉付近を写したものです。通常後扉にあるはずの整理券発行機が運賃箱の横にあります。
2枚目は後扉付近の様子です。どうやら整理券発行機の設置準備工事をしているようですが、いっこうに本工事に取りかかる気配がありません。ちなみにそれ以前に導入された車両ではこのスペース自体が存在せず(注5)、さらにむかしは、ツーマン時代の車掌スペースといった風情で長いことデッドスペースとして残されていました(注6)。
このようにすることで、この事業者では客扱いを実質的に前扉のみで行わせているのです(注7)。この仕様のどこが問題なのかといいますと、経路途中のバス停において、乗車客と降車客がともに存在する場合、両者を同時にさばくことができなくなることです。これによって、当該バス停での停車時間が延びてしまいます。また、多区間運賃系統で前扉から乗車させ、同時に運賃を支払わせるとき、降車バス停を乗客に申告させ、カードリーダーの設定等を行うのですが、このような取扱もまた、客扱い時間が延びる要因となります。
ただでさえバスは巡航速度が競合する自家用車はもとより、原動機付自転車やスポーツタイプの自転車と比べても遅く、客扱い時間を含めた所要時間の延びは競争力をそぎ、路線や会社自体の存続にも関わるのですから、筆者の地元においても一刻も早く上記の業界標準を導入していただきたいものです。
(注1) 都営バスの都区内路線や横浜市営バスなど
(注2) 京都市バスの均一運賃系統など
(注3) にしてつグループや上記公営バスの一部系統など、全国的に一般的
(注4) 高速仕様のバスなど
(注5) したがって後乗り前降りへの転換自体が不可能
(注6) このへんのフォローを、バスにくわしい方々にお願いいたします<(_ _)>
(注7) 均一運賃系統および一部の多区間運賃系統では前乗り後乗り