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福島党首 自民憲法改正案批判5月1日 15時9分
社民党の福島党首は、東京都内で開かれた全労協=全国労働組合連絡協議会のメーデーの大会であいさつし、自民党がまとめた憲法の改正案について、「『国防軍』を作り、戦争ができる国にする中身になっている」と述べ、批判しました。
この中で福島党首は、「国会の衆参両院で憲法審査会がスタートし、民主党と自民党が手を組めばいつでも憲法の改正案を国会に提出できる状況にある」と述べました。
そのうえで福島氏は、自民党が、戦争放棄を定めた第9条の規定は残したうえで「国防軍を保持する」という条文や、大規模な災害が起きた場合、政府が迅速に対応するための条文などを盛り込んだ、憲法の改正案をまとめたことについて、「『国防軍』を作り、戦争ができる国にする第9条の改悪と、国家のために基本的人権をいかようにも制限できる中身になっている。こんなバカなことがあるか」と述べ、批判しました。
また、福島氏は野田政権について、「社会保障と税の一体改革で、消費税率を10%にしようとし、TPP=環太平洋パートナーシップ協定の参加に向かってまっしぐらだ。国民の生活が第一、生活再建と正反対のところに突き進んでいる」と指摘しました。
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