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宮城ナンバーのバイク カナダ漂着
5月1日 7時5分

宮城ナンバーのバイク カナダ漂着
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カナダ西海岸の島の海岸に、東日本大震災後の津波で流されたとみられる「宮城」のナンバープレートのついたオートバイが漂着していたことが明らかになり、地元の日本総領事館が持ち主を捜すなどの対応に当たっています。

このオートバイが見つかったのは、日本からおよそ6500キロ離れたカナダ西部ブリティッシュコロンビア州のクイーンシャーロット諸島で、先月18日、海岸を散策していたピーター・マークさんが見つけました。
地元のテレビ局が伝えた映像からは、オートバイはトラックに積まれていたとみられるコンテナに入っていて、ナンバープレートから「宮城そ428」が読み取ることができます。
オートバイが見つかったコンテナの中には、このほかにもゴルフクラブやキャンプ用の道具なども流れ着いていたということで、発見したマークさんは、NHKの取材に対し、「持ち主が無事であるとともに、荷物が返せればと思います」と話しています。
オートバイが漂着したことはバンクーバーにある日本総領事館にも伝えられていて、現在、総領事館では外務省と連絡を取り合って持ち主を捜すなどの対応に当たっています。
北米の海岸では、ことし3月にもアメリカ・アラスカ州の島に震災の時に流されたサッカーボールとバレーボールが漂着し、いずれも持ち主が見つかっていますが、バンクーバーの総領事館では、震災で流されたものがカナダに漂着したのは初めてではないかと話しています。

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