米ゴールドマン、韓国ハナ保有株全てを260億円で売却-出資から撤退
2月14日(ブルームバーグ):米ゴールドマン・サックス・グループは、韓国の銀行持ち株会社ハナ・フィナンシャル・グループの保有株3.9%全てを3720億ウォン(約260億円)で売却、7年にわたる出資から撤退した。
ゴールドマンは、ハナの株式950万株を1株当たり38950ウォンと、13日の終値を3%下回る価格で売却した。ブルームバーグニュースが14日入手した売却条件に関する情報で判明した。
ゴールドマンは2005年にハナに出資、一時筆頭株主だったこともある。11年に750万株を手放した。ハナは先週、同社としては最大規模となる4兆4000億ウォンでの韓国外換銀行買収を完了している。
14日のソウル市場で午前9時14分(日本時間同じ)現在、ハナ株は0.5%安の39950ウォン。13日の終値は40150ウォンだった。
シンガポールの政府系投資会社テマセク・ホールディングスは、9.6%のハナ株を10年10月に前の日の終値を6%下回る水準で売却した。
記事についての記者への問い合わせ先:ソウル Seonjin Cha scha2@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Chitra Somayaji csomayaji@bloomberg.net
更新日時: 2012/02/14 11:13 JSTニュース一覧
注目のセクション