天皇陛下:訪英に支障無しと診断 宮内庁病院
毎日新聞 2012年04月28日 03時00分(最終更新 04月28日 11時06分)
天皇陛下は27日夕、宮内庁病院で胸の検査を受けた。来月の英国訪問に支障が無いと診断されたといい、この結果、英国エリザベス女王即位60周年祝賀行事出席のための天皇、皇后両陛下の訪英が固まった。宮内庁は5月16〜20日の日程での訪英準備を既に進めているが、天皇陛下は心臓バイパス手術を受けて3月に退院した後も胸水がたまる傾向が一時あり、医師団は慎重に体調を見極めていた。
天皇陛下はこの日午後6時過ぎに同病院に到着。東京大と順天堂大の合同チームによる検査を受け、皇后さまと共に同7時過ぎにお住まいの御所に戻った。訪英は5月の閣議で決定される。【真鍋光之、長谷川豊】