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2012年04月29日

バスの事故

日本は歴史的に根性論を好む。だからこそ防弾装備のない戦闘機を平気で作れた。陸軍だって装備無しで戦えと言った。歴史を勉強したことのある人なら根性論が通用しないことを誰でも知っていることだろう。もちろん勉強や研究開発は根性論上等。しかし現場に行くと根性論より技術レベルです。

痛ましいバスの事故が起きた。メディアの論調は「運転手の居眠りの原因は労働環境にある」という流れにしたいようだ。されど今回の距離くらいなら世界的に1人が普通。実際、大型トラックなんかもっと長い距離を普通に走ってます。メディアはシロウト運転手の感覚で距離を考えているのかもしれません。

労働時間に言及する人もいるけれど、私らラリーの時は1日14時間1000kmをレッキと合わせ5日間続けて走る。疲労困憊で眠くなるけれど眠らない。それが経験というもの。だからこそ毎日数え切れないくらいのトラックやバスが高速を走っているのに事故は現状の頻度で済んでいる。という前提で事故になった。

人間のミスというのはゼロに出来ない、飛行機ギョウカイだと全員認識している。だから事故が起きると徹底的に分析し、ヒューマンエラーだったら、それをカバーするような対策を打つ。したがって当事者は責任を問われない。それでも我が国のオタンコな警察ってパイロットを取り調べたりしますけど。

居眠り運転によるバスやトラックの事故は今に始まったことじゃない。今回の事故、多数の亡くなった方を出したから大きなニュースになっただけ。と言う点では子供の列に飛び込む事故と同じだ。もしホンキで事故を無くそうと考えたなら、やはり事故を分析しヒューマンエラーを無くす対策を入れるべきだ。

今や居眠り運転を未然に防ぐ装置や、車線逸脱警報、自動ブレーキシステムなど、いくらでも安全策を取り入れられる。しかし役人達は自動車が自立して安全になることを好まないらしい。道路や労働環境を変える、という対応策以外、自分の手柄にならないからです。メディアはそこを叩かないとアカンです。

・ECOカーアジアは「今や世界は小排気量ターボへ

posted by kunisawa at 22:22 | Comment(0) | 2012年TOP
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